さぁ、お約束通り総評です。
まずは、今回のセットリスト。カッコ内はグループ年数(結成年基準の数え年)です。リストを追うだけで目が愉しい!
Boyband | Manband | ||
前 半 戦 |
(12/17) |
🇺🇸In Real Life (3) 'Crazy AF' |
🇺🇸Jonas Brothers (15) 'Sucker' |
(12/18) |
🇺🇸AJR (14) 'Break My Face (Apptronic Version)' |
🇺🇸Hanson (28) 'Better Days' |
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(12/19) |
🇰🇷BTS (8) '작은 것들을 위한 시 (Boy With Luv)' |
🇺🇸O-Town (19) 'OFF' |
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(12/20) |
🇬🇧Louis Tomlinson (One Direction) (10) 'Two of Us' |
🇬🇧Robbie Williams (TAKE THAT) (31) 'Gold' |
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(12/21) |
🇯🇵INTERSECTION (3) 'Who Do You Love' |
🇺🇸B2K (22) 'Girlfriend' |
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(12/22) |
🇺🇸BROCKHAMPTON (5) 'If You Pray Right' |
🇺🇸New Kids On The Block (ft. Debbie Gibson) (35) 'Boys In The Band (Boy Band Anthem)' |
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(12/23) |
🇺🇸Why Don't We & Macklemore (4) 'I Don't Belong In This Club' |
🇯🇵石野卓球 (電気グルーヴ)(31) '関西電気保安協会' |
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(12/24) |
DA PUMP, GENERATIONS from EXILE TRIBE, ll Divo, Il Volo, ゴスペラーズ, Out of the Blue, Mark Kibble (Take 6), Johnny Gill (New Edition), Jack & Jack, Nik and Jay, 東方神起, Super M, SUPER JUNIOR, 東京力車, ゴールデンボンバー, X1, 嵐, Emblem 3, Union J, Human Nature, Lockie Chapman (The Overtones), RoadTrip, V6, MiC LOWRY, The Black Eyed Peas ft. Esthero, NXTGEN, Lee Ryan (Blue), Aston Merrygold (JLS), United Vibe, Kevin McHale (NLT), Max & Harvey, McFly, Next Town Down, Rak-Su, Love Harmony’s, Inc., Citizen Queen | ||
後 半 戦 |
(12/25) |
🇦🇺5 Seconds of Summer (9) 'Teeth' |
🇮🇪Westlife (22) 'Hello My Love' |
(12/26) |
🇰🇷NCT Dream (4) 'BOOM' |
🇺🇸B5 (18) 'WAVE' |
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(12/27) |
🇬🇧Princes to Kings (4) 'Break It Down' |
🇺🇸Howie D (Backstreet Boys) (27) 'No Habro Espanol' |
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(12/28) |
🇯🇵Da-iCE (6) 'Fake Me Fake Me Out' |
🇯🇵Lead (17) 'Be The NAKED' |
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(12/29) |
🇬🇧New Hope Club (4) 'Permission' |
🇬🇧Busted (19) 'Shipwrecked In Atlantis' |
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(12/30) |
🇺🇸PrettyMuch (4), 🇺🇸CNCO (5) |
🇬🇧BBMak (22) 'So Far Away' |
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(12/31) |
🇰🇷SEVENTEEN (4) 'HIT' |
🇮🇪Boyzone (27) 'Love' |
<出場者データ(本戦のみ。カッコ内は2018年データ。なお2019年結果においてPMとCNCOは別カウント)>
全出場グループ:29 (29)
参加国:6(🇯🇵🇺🇸🇬🇧🇮🇪🇦🇺🇰🇷)(6)
内訳:🇯🇵4 (3)、🇺🇸13 (14)、🇬🇧6 (7)、🇮🇪2 (2)、🇦🇺1 (2)、🇰🇷3 (1)
団体:25 (24)
個人:4(Louis Tomlinson, Robbie Williams, 石野卓球, Howie D) (5)
オリジナル:27 (21)
カバー:1 (Boyzone)(7)
2019年リリース:26 (27)
2018年以前リリース:2(B2K, Boyzone)(2)
Manband結成年最長:New Kids On The Block (35)
Manband結成年最短:Jonas Brothers (15)
Boyband結成年最長:AJR (14)
Boyband結成年最短:In Real Life, INTERSECTION (3)
Manband最年長:石野卓球(電気グルーヴ、1967年生)
Manband最年少:Bryan Jesse Breeding (B5、1994年生)
Boyband最年長:Adam Met (AJR、1990年生)
Boyband最年少:Zac Pile (Princes to Kings、2005年生)
2018-2019 IN & OUT
Manband
IN→ O-Town, 石野卓球 (電気グルーヴ), B5, Lead, Busted, BBMak
OUT→ DA PUMP, Il Divo, Bobby Brown (New Edition), Human Nature, Justin Timberlake (*NSYNC), The Overtones, Take 6
Boyband
IN→ AJR, NCT Dream, Da-iCE, New Hope Club, SEVENTEEN
OUT→ NORD, Next Town Down, Out of th Blue, RoadTrip
前回と同様、「紅白歌合戦のBoyband vs. Manband版」を自分の中で組み立てて1日ずつ公開する、という企画でした。今回も無事間に合ってよかった・・・後半戦のレビューが雑になってしまったのはちょっと心残りではあるんですが。
本選外のグループもなるべく12/24 (Half Time)に押し込んで、できるだけ紹介するよう努めました。その結果、2019年に新曲リリースのなかったBoyz II Men、All-4-One、3T、98°が選外に・・・って、前回とまんま一緒。
以下、セットリスト(本戦)のグループについて。
Manband編
タイトルにもある通り、2019年は重鎮バンド復活の年。Jonas Brothers、B2K、Westlife、BBMakをどうご紹介しようかをまず考えた(なお、Bustedを入れたかったのでMcFlyは外した)。このうちJonas BrothersとWestlifeはそれぞれ前半後半の頭を飾ってもらうことに。これは割とすんなり。そして一部でカルト的人気を呼んでいるBBMakはトリ前に収まってもらい、新曲が出なかったB2Kはそこそこのところにご登場頂きました。
トリは、絶対Boyzoneに決まりだろうと。ラストライブを観に行ってなかったら彼らを選ぶことはなかったな。前半戦ラストは当初、ゴールデンボンバーを候補に入れていたところ、過去記事を読み返し石野卓球 (電気グルーヴ)氏に決めました。このグループを"Manband"としちゃうのは彼らに失礼かなと思いつつ、記録として絶対に残しておくべき曲だと考え、前半戦ラストにブッキングしました。
同じく絶対に入れておきたかったのがB5。彼らはManband列伝をまとめる過程で発見したイケメン達で、おそらく2020年現在、日本で彼らに注目しているブログはウチだけ。インディーズレーベルらしいので毎年の新曲リリースは期待できないかもしれないが、もし何か動きがあれば(延び延びになってるEPリリースとかね)ここでお伝えしたい次第。
全体的に、前回(2018年)後半戦出場だったバンドは前半戦に、その逆で前回に前半戦登場のバンドは後半戦に、それぞれ配置したつもり。そうでないとこもあるけど。ほら、よくあるでしょ、本家の紅白でも、前年にトリ務めてた演歌歌手さんが、翌年は前から3番目とか。あんな雰囲気を出してみました。だから、HansonとかRobbie Williams (TAKE THAT)とかNew Kids On The Block (ft. Debbie Gibson)とかはごっそり前半戦。
あとはそうだな・・・Leadは今後もまだまだ活躍が期待できるJapanese manbandだったのでリストに加えました。印象としては彼らの先輩DA PUMPのヒット曲よりも相当強い。サビの「手の鳴る〜♪」って、そういう音とリズムのハメ方ってアリ?っていう、よくよく聴くとかなりクセになる曲です。しかもそれが冒頭のAメロからずっと一貫してるっていう楽しさ。
これは後でも触れるけど、洋楽バンドが主戦場な本ブログの性質上、Japanese band、Korean bandは各3枠ずつにしようと初めは決めていて、前者のうち2枠は意外にもmanbandだった。ただ、後者のKorean bandは3枠ともboybandだったのがバランスを失した感じ。でもね、2020年(にもしこの企画があるとしたら)、実はKorean manband枠が既に1つ、埋まってるんだな、フッフッフッ・・・(寝言)
Boyband編
Manbandに比べて勢いがちょっと弱く感じられたboyband。2018年は激アツだったWhy Don't Weも PrettyMuchもCNCOも、うーん・・・後ろ2つは年末にかなり興味深いコラボしてくれたので、それでトリ前に配置しました。もしこのコラボがなかったら、PMは'Gone 2 Long'でBBMakと、CNCOは'Pretend'でLeadと、それぞれ対戦してもらうつもりでした。
で、予想外のコラボのお陰で、1枠空いたワケですよ。こ、これは・・・絶対Da-iCE入れたい!!同世代の先輩格Leadとぶつけたい!と思った結果が11日めです。どっちもゴージャス。これでJapanese bandは都合4枠とヒイキしちゃったけど全く悔いなし。
勢いが弱い、と書いてしまったが、In Real Life、INTERSECTION、5 Seconds of Summer、New Hope Clubはもう聴いた瞬間、一発で採用。どのバンドも「2019年はこの曲!」というイチオシ揃いです。特にISはリリースが多い年だったけれど、'Who Do You Love'が出なかったらここには選べなかった。相当イイ曲です。MVもシャレてるし。
大トリはSEVENTEENで決まり。もう絶対に。2019年、ホントにこの曲がラストに相応しいかについては、もちろん異論はたくさんあると思う*1けど(普通に選んだらBTSだろう)、K-POPの渦に引きずり込まれた個人的きっかけはセブチだったので、その記録として彼ら14人をお神輿に乗せました。'HIT'って紙吹雪がとても似合う曲だから、そういう意味でもぜひラストに聴きたい。LAのK-CON Live動画は、彼らのイキったステージングがお見事。全員揃って冷静さが蒸発しちゃってる(笑)
以上が2019年セットリストの総括です*2。ここで書かなかったバンドにも思い入れはそれぞれあるけど、今はそれを書く精神的余裕がゼロなので、書きたくなったらそれはいつかどこかで。
以下、本ブログの2020年について。
まず1つ目は、Manband列伝の2020年版アップデートがしたい。特にK-POPに力を注ぎたいなぁ。2010年代はK-POP界にカンブリア大爆発が起きていて、そのせいだろう、英語版Wikipediaのカテゴリー"South Korean boybands"には既に216グループ(!)以上の記事が載っているとのこと。非常にざっくり数えて、"American boybands"で92グループ、"Japanese boybands"で85グループ、"English boybands"で62グループの記事しかないことを考えると、これら3つを合わせてやっと追いつく情報量って一体なんなのよ。まぁ、はっきり言って異常なんだけど、その異常性を俯瞰して理解したい気持ちもある。まだ歴史の浅いK-POP boybandが今後どうなっていくのか、その行く末を占うための先行資料ならたっぷり揃ってるし。
あと、ジャニーズ事務所も所属グループが増えたし、ネット上で公式動画が載ったら、それもぜひ紹介したいところ。ジャニーズ系に対する食わず嫌いを無くしたい、と、2019年紅白のキンプリを観て切に感じた。あのステージから、彼らが愛される理由がよく分かった。
2つ目は、毎週ちょびっとでもいいから、Manband列伝とは別に記事を書きたい。一時期、もうなんだかげっそりして(理由はいろいろ)、途絶えてしまった時期もあったのだけど、今回セットリストを組んで大変楽しかったので、2020年も年末に向けてガソリンとなるような新曲記事を書いていきたいと思います。まぁ、みんな、読みたいグループの記事しか読みに来ないんだけどね。
3つ目はライブ。そのうち、大枚はたいてVegas Residencyとか行ってみたいなぁ・・・Robbie WilliamsとかHuman NatureとかDonny & Marieとか(シブい!)。夢のまた夢。宝くじが当たったら行こう。
以上、2020年の抱負はそんな感じです。今年もよろしく。
*1:どう聴いてもサビはBackstreet Boysだもんね・・・
*2:本リストにご不満な方がもしいれば、その方は乗田さんの2019年まとめがしっくり来るのかも。あちらは邦楽ベース、ウチは洋楽ベース。