2019年まとめ11日め。
今日から冬休み、という方も多いのでは。
お休みの方も、そうでない方にも芯からあったまるような、ホットな対決をブッキングしております。
さぁ、先攻boybandは、泣く子も黙る高音系シンガー2人を擁した5人組。
おそらくこのバンドで、この曲を超えるハマり具合は、もう今後、あり得ないのでは?
'Fake Me Fake Me Out' by Da-iCE (2019/04/21 MV公開)
Da-iCE - 「FAKE ME FAKE ME OUT」Music Video
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Da-iCEメモ
「レコード会社の平社員さん」の力によって結成に至った、シンガー2名、ダンサー3名の今ドキ編成のダンスグループ。キャッチフレーズに「顔面偏差値75」を掲げながらも、裏では着々と牙と爪を研いで本格派バンドへの階段を昇り始めている。
最年長のオシャレさん、香水のプロデュースも手掛ける岩岡徹 (1987年生)
頼れるリーダーは不敵な笑顔、作詞作曲お手の物の工藤大輝 (1987年生)
同姓同名のあの方が今年は大記録、一方こちらはソロアルバムが遂に完成した大野雄大 (1989年生)
4オクターブの金看板、さらに今年は数多くのバラエティ番組にも出演した花村想太 (1990年生)
最年少のダンスマスター、ソロ写真集も好評の和田颯 (1994年生)
アーティストのみならず最強コラボが立て続きのDa-iCE、2020年も引っ張りだこ間違いナシだろう。
Da-iCE 2019年3大ニュース
*満5周年を迎えたDa-iCE。その記念すべき年のリリースは、'一生のお願い'、上の'Fake Me Fake Me Out'、そして'Back to Back'の三曲、かな。このうち'Back to Back'はこの冬、コンビニやスーパーの店内放送でヘビーローテーションされてますね。
そして何より'Fake Me Fake Me Out'のスマッシュヒットぶりと言ったら!大野さん、花村さんの絶唱*1と、ビートに絡みついて離れないダンサー3人を含む振り付けが心に残る一曲。作詞作曲は紅白初出場のOfficial髭男dismを率いる藤原聡氏、振り付けはs**t kingzが手掛けた、いわばmanband / boyband三位一体の傑作。そりゃ、純金ダイスプレゼントも肯ける出来。この三者タッグの再登板を強く希望!
*5周年を記念したベストアルバム"Da-iCE Best"の発売。来年早々に、アルバムタイトルを冠したツアー"Da-iCE Best Tour 2020"が始まる。多方面から様々な仕掛けを企む5人に期待大。
*ソロ活動も盛んな5人。岩岡さんは香水・サプリメントのプロデュース、工藤さんは作詞作曲方面で大車輪の活躍ぶり、大野さんはアカペラ含む歌手活動と料理動画配信、花村さんはバラエティへの露出に加えバンド活動も開始し、和田さんは他グループのダンス動画客演でもたびたびお見かけする程のダンスフリーク。5人の活動を全部追うのは不可能に近いほどのマルチぶり。良い意味での節操のなさは、グループのブランド価値をグンと高めている。
こんなゴージャスなDa-iCEの5人に対抗できるのは、ベテランのあの3人しかいないでしょう。
ほぼ同世代ながら既に熟練の域。ダンス&ボーカルに加え、ラップもこなす後攻manbandは、老舗事務所の精鋭たち!
'Be The NAKED' by Lead (2018/12/30 MV 公開)
Be the NAKED / Lead【Music Video】
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Leadメモ
歌とダンスにストイックなライジングプロダクション所属の3人組*2。ステージ上のシャープな身のこなしとは対照的な、オール西日本出身のおおらかな佇まいがギャップ萌えを誘う。
メンバーから色黒を弄られる、ラップ担当の谷内伸也 (1987年生)
時折ドキッとする程フェミニンな語尾が飛び出す、歌担当の古屋敬多 (1988年生)
妖しい眼光と柔らかい関西弁でファンを虜にする、同じく歌担当の鍵本輝 (1988年生)
インタビュー動画やその書き起こしを拝見するに、3人揃うとお喋りが止まらない様子。寡黙とは無縁のサービス精神と舞台度胸で、manband戦国時代を勝ち残ってくれ!
Lead 2019年3大ニュース
*Leadの2019年は、TVアニメ「火ノ丸相撲」の第二期オープニングテーマとなった'Be the Naked'、そして爽やかなサマーチューン'Summer Vacation'。'Be the Naked'の作曲編曲には、数多くのK-POPヒットソングを世に送り出したプロデューサーユニットCoach & Sendoが携わり、振り付けはこのほど第一子が誕生したShow-hey (RADIO FISH)が担当。こちらも見事に三位一体の賜物。中でも「モザイクダンス」はクセになる。個人的には、もっと両手をこう、激しくモミモミして欲しいところ。
*ファンクラブツアー"Leaders Party 16! ~JUMP~"の合間に、楽屋で名物スイーツを食べ尽くす企画動画が好評を博す。名古屋編(カフェジャンシアーヌの「ぴよりん」)、大阪編(波芳庵の「炙りみたらし」)、福岡編(博多菓匠 左衛門の「博多ぶらぶら」)、仙台編(蔵王チーズの「クリーミースプレッド」シリーズ他)、東京編(Hello Kitty Japanの「クリーム大福」)と甘味三昧。どれもこれも買って帰りたくなる逸品揃い。特に大阪の炙りみたらし動画は、矢も盾も堪らずかぶり付いちゃう谷内さんの喰いっぷりにご注目いただきたい。
*DA PUMPがMCの"DA DA DANCE"に3人揃ってご出演*3。メイキングでサラッと高度なダンスを魅せてくれるあたり、別格のダンススキルがうかがえる。
いかがだったでしょうか。 Da-iCEの年上組とLead3人の年齢はほぼ重なるけれど、グループ結成が約10年ずれるため、あえて"Boyband vs. Manband"としてブッキングした本稿。
2020年も両グループの更なる飛躍を期待したいものです。
明日もお楽しみに。
*1:特に花村さんの超絶ロングトーンに着目。MVだと上体をグッと反らしているが、ライブではむしろ背を丸めて声を絞り出している。この姿勢は、高音の出し方の正攻法としてしおたんさんのボイトレレクチャーでも言及されている。豆知識。
*2:「ライジングのアーティストはとにかく歌やダンスにストイックです。ダンスイベント『UNITED ~RISING DANCE FESTIVAL ~』を2010年から開催していたのですが、DA PUMPも三浦大知もw-inds.もLeadもオールジャンル踊れるんですよ・・・ロッキン、ニュージャック、ブレイキン、ヒップホップまで。ステージでは互いの曲で歌やダンスをカバーするんですけど、それぞれオリジナルを超える勢いのパフォーマンスを魅せてくれて。」(Quick Japan Vol.139, p.96, マネージャー三島氏のインタビューより)
*3:なお、DA PUMPのダンサー6人よりもグループデビューが早い3人。年上後輩との言葉遣い的に微妙なやり取りがたびたびTweet上を漂う。お互い仲は良いみたい。