年末の歌合戦も、残すところあと2組。
2023年の大トリは、ぜひとも彼らに託したい。
大晦日、先攻manbandは、今年、驚きの再結成を経て・・・経て・・・経たのに・・・再結成しただけだったこの5人!
レジェンド5人が一堂に顔を揃えるだけでも、ファンにとってはご褒美だ!
'Better Place' by *NSYNC (2023/09/29 Official Audio公開)
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*NSYNCメモ
世紀の変わり目の、ほんの束の間にboyband movementの頂に登り詰めた*NSYNC。
フロントマンの突然の離脱と活動停止(=事実上の解散)により強制的にシャットダウンしてしまったが、なぜか四半世紀ぶりに驚きの再結成。
The Masked Singer Season 8では早々に"Take it OFF!"されてしまったChris Kirkpatrick (1971年生)
本作で最も歓喜したのは彼の歌声!ぜひライブで披露してほしかったんだがJC Chasez (1976年生)
再結成ツアーの可能性を語ってくれた、とても有難いよJoey Fatone (1977年生)
往年のヒット曲でお子さんを泣かせてしまったLance Bass (1979年生)
そして再結成のトリガーにして再hiatusの主要因、はたして表舞台に戻って来られるのか・・・Justin Timberlake (1981年生)
本作、確かMVの予告動画までリリースされていて、そのテーマが「かつてのファン5人が憧れの*NSYNCの新曲でダンスを披露」というものだった。*1
その後、なぜか予告動画が公式から削除され、無論、MVも公開されず、おそらくお蔵入り。
幻覚を見ていたのかな・・・と目を擦ったが、程なく件の自伝が出版され、なるほど、と。
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「アニメ映画の主題歌」という形で世間の記憶に残っただけでも良しとしようか。*2
曲作りには一切の妥協がなかったし、JCの歌声を2023年に召喚してくれたことも救いだ。
そこにはウソがない。
歌詞にもあった"excited"、引き継ぐのは彼ら4人組・・・って、ああ、こっちも解散しちゃうのか・・・
2023年の大トリboybandはこちら!!
万感の思いを込めて送り出そう、最後まで己の可能性を信じたこの4人を!
'EXCITED' by PRETTYMUCH (2023/04/01 MV公開)
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PrettyMuchメモ
CNCO、Why Don't Weと並ぶ、現代米国boyband御三家の一角。
Simon CowellのSycoレーベルから離脱し、YouTubeチャンネルやPodcastを通じて音楽キャリアを試行錯誤する彼らは、人種混合boybandとしては例外的にメンバー間の仲が良かった。
念願の1stアルバム発表の後、ファンに届いたポストの書き出しは"Dear Beanz"だった。
まだ日本のアニメは好きでいてくれているのかな、チーム唯一の家族持ちAustin Porter (1997年生)
ラストシングル'ALONE'ではリードソロを担当、'Lonely'*3でも披露したふんわり冷たい高音が冴えるEdwin Honoret (1999年生)
グラサンかけてますますDustin Michael (B5の長兄)に雰囲気そっくりなZion Kuwonu (1999年生)
本作MVもプロデュース、最後まで奮闘したマンネBrandon Arreaga (1999年生)
Nick Mara (1997年生)離脱後、1年で解散。
いったん4人になって解散した経緯がOne Directionと似てるけど、違うのはヒット曲の数。うーむ、悔しい・・・
歌って踊れるUS boybandの伝統を守り抜いた彼らに大きな拍手を。
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「この5人ならいつかは」と信じていても、時間が経つごとに夢は遠くなっていく。
切ないが、齢を重ねると不利なエンタメ業界、入る前から分かっていたこと。
気軽に再結成してほしいな。お手本がすぐ上にいるし。
Boyband vs. Manband 歌合戦、これにて終幕。
良いお年を。
*1:これを見て真っ先に思い出したのが'Happy Now' by FAKE THAT (TAKE THAT)。米国進出前のJames Corden!!
*2:しかし、歌詞を読むと改めてしんどいな・・・真相は当事者しか分からないことだけど、少なくとも今、ライブで歌うべき曲ではない。
*3:'Lonely'、公式からMV消えてましたね。好きだったんだが・・・