Bon Bon Boyband ! Man Man Manband !

海外Boyband/Manbandのニュースに簡単なコメントを添えたブログです。

<2019年まとめBoyband vs. Manband> 前半戦ラスト。 7日目は'関西電気保安グルーヴ' by 石野卓球 (電気グルーヴ) vs. 'I Don't Belong In This Club' by Why Don't We & Macklemore!

7日めはクリスマスイブ前。 昨年は休日でした。

 

ここで前半戦は最後となります。先攻manbandはこの2019年、記念すべき30周年と共に大きな節目を迎えたこのバンド。

 

'関西電気保安グルーヴ' by 石野卓球 (電気グルーヴ) (2019/02/28 CM公開)


「関西電気保安グルーヴ」│関西電気保安協会【公式】

  

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電気グルーヴメモ

どんな説明を付しても野暮になる摩訶不思議なテクノバンド。名盤「A」直撃世代だったブログ主には何人にも変え難い。一刻も早く戻ってきて、日本を明るく照らしてください。メンバーはピエール瀧石野卓球の両氏(1967年生)。名プロデューサーTeddy Rileyと同い年。

guamman9bonbon.hatenablog.com

  

電気グルーヴ 2019年3大ニュース

*例の事件…30年の集大成が予想外の結果に。レコード会社も離脱。「電気を知らなくていい人、いますもんね。」(Music Magazine 2019年2月号特集インタビューより)と事件前に言った卓球氏の意に反し、毀誉褒貶様々な文脈でお茶の間に浸透した電気グルーヴ。レーベルが全作品を引き上げてしまったのは誠に残念という他ない。

*卓球氏はさらに上記のインタビューで、「うちらが他のバンドと違うのは、解散の理由がない、解散のしようがないんです。」「別にやることがなければ休めばいいだけの話で、電気グルーヴを封印する理由がないっていうか、する必要がない。」と発言。事件後も解散を匂わすことなく、グループのマネジメント会社"macht inc."を立ち上げたり、ファンクラブを創設したりしてフル回転。騒動後の飄々とした振る舞いもさることながら、その裏にあったかもしれない葛藤を想像するにつけ、明確なビジョンがある人ってここまで自分(たち)を貫き通すのか、という驚きに震える。「うちらはうちらが見つけた行くべき道、信念をやるというか。」

*30周年記念アルバム「30」にもそのビジョンの片鱗が。大幅な路線変更を余儀なくされたかもしれないが、今後10年、彼らの羅針盤となることに間違いはない。僕も騒動前に購入しました。正直「A」しか聴き込めていなかった身としては、'Shangri-La'の喜びの他に、インスト曲の'猫夏'が'海猫夏'にリニューアルしていたのが嬉しかった。終わらないジェットコースターの上り坂気分。

 

最後に…これだけは脚注に残しておきたいと思います*1

 

'関西電気保安協会'の強烈なサウンドに対抗できるのは、彼らをおいて他にはいません。

 

後攻boybandは、2019年もフルスロットルで駆け抜けた5人衆。 

 

'I Don't Belong In This Club' by Why Don't We & Macklemore (2019/03/20 MV 公開)  


Why Don't We & Macklemore - I Don't Belong In This Club [Official Music Video]

  

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Why Don't Weメモ

「一緒にやんない?」をグループ名に持つ、元々ソロアーティストだった5人のティーンが自然発生的に集まってできた音楽集団。甘いルックスとオシャレさんな身なりに油断していると、競い合うように今なお上達する歌唱力、そしてそれらが組み合わさった絶妙なコーラスワークにたちまち虜になることだろう。メンバーは、

抜群のルックスを持つ一人のbaseball jocks、ギターを片手にカメラの前に立つとあっという間にJonah Marais (1998年生)

ハイスクール時代は実生活の煩わしさとSNS上の賞賛とのギャップに悩んだ苦労人、Corbyn Besson (1998年生)

"American Idol"での挫折から復活、second chanceを見事モノにした万能の人Daniel Seavey (1999年生)

今年は婚約発表というサプライズ、そして遂にあの垂らした前髪をカットしたJack Avery (1999年生)

うら若きSNS Starにして皆のイジられ役、出過ぎた杭はしかし打たれ強いZach Herron (2001年生)。

ツアー中でもコンスタントに楽曲を発表する、世界一マメなboyband。常に先手必勝で攻めまくる彼らに今後も要注目です。

guamman9bonbon.hatenablog.com

 

Why Don't We 2019年3大ニュース

*2019年も働きまくった5人。昨年のアルバムリリース後もその勢いは止まることを知らず、'Big Plans'、'Cold In LA'、上の'I Don't Belong In This Club (ft. Macklemore)'、映画のタイアップ曲'Don't Change'、すっぽんぽんの'Unbilievable'、'Come to Brazil'、'I Still Do'、'What Am I'、'Mad At You'、そして'With You This Christmas'。ふぅ、お腹いっぱいです。Big Plansの中からはLAとBrazilがリリースに至った模様。残りの都市にも期待。

二度目の来日Daniel Seaveyがブロンドに染めて来てくれたのに感動した思い出。生声のJonah Maraisにも相変わらず震えたし、2020年もどうかな、日本に来てくれませんかね。それこそ、2枚目のアルバムのプロモーションとかで。

*Jack Averyは来日直前に一児の父に。心なしか、他の4人とは顔つきが変わってきた気がする。そう言えばCorbyn Bessonは彼女とどうなったんだろう・・・

 

WDWに関しては細々したリリースが多すぎてついて行けなかったのも事実。'Talk'みたいにガツンと来る曲が一曲あれば、その一年幸せに過ごせる予感がする。

 

前半戦はこれにて終了。明日も色々仕込んでますので、お暇ならぜひ。

*1:この曲を初めて聴いた時、思い出したのは「がんばれ粉雪」(芽生えマン)…!!Podcastの片隅で2015年当時ブレイクした「なんであの時放送局」。有難いことにリアルタイムで大爆笑させて頂いた。2019年現在から振り返ると、トラックメイカーのケンP(じょうでんまさひとざん先生)が敏腕過ぎて、時代を追い越してしまっていることが分かる。