Bon Bon Boyband ! Man Man Manband !

海外Boyband/Manbandのニュースに簡単なコメントを添えたブログです。

<2019年まとめBoyband vs. Manband> 13日目は'Me Necesita' by PrettyMuch & CNCO vs. 'So Far Away' by BBMak!

2019年まとめ。晦日の本日はいよいよ佳境です。

 

先攻boybandは、今年一番の大型案件といっても過言ではないでしょう。

 

Simon Cowell門下同士がフットサルで対決! 

 

'Me Necesita' by PrettyMuch & CNCO (2019/10/24 MV公開)   


PRETTYMUCH, CNCO - Me Necesita (Official Video)

 

*****

<PrettyMuch & CNCOメモ>

今をときめくポスト1D(One Direction)の代表格、その2組が驚きのコラボ。

 

低音担当のゴールキーパー、炎で瞳が燃えるAustin Porter (1997年生)

本作では若干影が薄めな高音担当Nick Mara (1997年生)

Nickとは対照的に大活躍、こちらも高音担当Edwin Honoret (1999年生)

ソロ無くて残念、コーンロウのZion Kuwonu (1999年生)

メガネがトレードマーク、チーム代表Brandon Arreaga (1999年生)

のPrettyMuchの5人。

 

それに加え、CNCOはこの5人。

前髪をサイドに撫で付けてクールに、チーム最年長のChristopher Vélez (1995年生)

髪型がコロコロ変わる係、本作は真っ赤っかのRichard Camacho (1997年生)

金髪坊主からちょっと髪が伸びた、ゴールキーパーZabdiel De Jesús (1997年生)

本作でもやはり大抜擢、もうCNCOの顔と言ってもいいJoel Pimentel (1999年生)

彼もソロがなかった、ちょっともったいないErick Brian Colón (2001年生)

 

PrettyMuchのコラボシリーズの看板として召喚されたのであろうCNCO。この曲入りでPrettyMuchのアルバム、出ないものですかねぇ・・・

 

guamman9bonbon.hatenablog.com

 

PrettyMuch & CNCO 2019年3大ニュース

*まずはPrettyMuchから。今年前半は自作自演期、後半は大型コラボ期と、時期によってグループの方向性が180°変わることに。

今年前半(自作自演期)

'Blind'、'Phases'、'Gone 2 Long'

今年後半(大型コラボ期)

'Lying (featuring Lil Tjay)'、'Rock Witchu'、上の'Me Necesita'、'Up to You (with NCT Dream)'

これに、MVリリースの'The Weekend' (ft. Luísa Sonza)'Love' (ft. Iñigo Pascual)が加わって凄まじい仕事量。ケータリングを男6人で貪る'Love'、初期のPMのヤンチャぶりを思い出して笑える。こういうとこで本領発揮。

*一方のCNCOの働きっぷりは以下の通り。

'Pretend'、'De Cero'、'Me Vuelvo Loco' (with Abraham Mateo)'Pegao' (with Manuel Turizo)、それに上の'Me Necesita'。

お呼ばれしたのが、 

'24 Horas' by Pinto Wahin ft. CNCO

'Como Así' by Lali ft. CNCO

にしても'Me Necesita'。これだけ振り付けもバッチリだったのに、おそらく10人でライブお披露目の機会がなかったのは残念。ちょっと憂鬱な感じの曲調は好みなので、いつかどっちかがセルフカバーしてくれることを期待したい。

*最後に、PrettyMuchのアルバム問題について。

Music Magazine 2019年12月号73頁には、「変化する聴取環境」と題して昨今のCDとストリーミング、そしてアナログ盤の売り上げの相関が解説されている。このよくまとまった解説を読むにつけ、ストリーミング全盛のこの時代、そもそも(演奏時間が総じて数十分もする)アルバムを出す意味なんてあまり無いよね、という気もしてくる。PrettyMuchってもしかしたら、「アルバムを一切リリースせず、単曲とEPをストリーミングで発信し続けるboyband」の先駆けになるのではなかろうか。2019年現在では実際そうなってしまっている。むしろそっちをウリにしたらいいのにな、と思いつつ、hip-hop界隈を中心にそれはもはや当たり前みたいなので、セールスポイントの内には入らないのだろう。 

 

さぁ、この10人を相手するのは結構至難のワザ。なんたって、ピチピチですから。

 

なので、PM+CNCOに負けず劣らず話題性十分だった彼らに、そろそろご登場いただきたいところ。

 

後攻manbandは、紆余曲折を経て今年ようやく新曲が日の目を見た、この3人組です!

 

'So Far Away' by BBMak (2019/08/17 MV 公開)   


BBMAK - So Far Away (Official Music Video)

 

*****

BBMakメモ

90年代末から世紀をまたいで数年活動し、いつの間にか解散してしまった伝説的boyband。そんな彼らが昨年復活し、準備期間を経た今年は各音楽番組やライブで話題を振り撒いた。

ソロ歌手としても活躍中、長髪のChristian Burns (1974年生) 

休業中はパーソナルトレーナーをしていたというムッキムキのMark Barry (1978年生)

自らのバンド10 Reasons to Liveも細々と掛け持ち中のStephen McNally (1978年生)

幾重にも重なったコーラスが美しいロックバンドBBMak。そのメロディへの飽くなきこだわりは、日本のTHE ALFEEを連想させる。

guamman9bonbon.hatenablog.com

 

BBMak 2019年3大ニュース

*再結成元年、BBMakのリリースは、'Bullet Train'、上の'So Far Away'、'Uncivil War'、'Wolves'。これらを含む16年ぶりのアルバム"Powerstation"もリリース。気になるのは、現役歌手が少なくとも2人集まって再結成した割に、シナジーが生まれずチャートで結果が出なかったところか。本人たちが楽しそうならばそれでもいいんだけど。

*そんな3人、アルバムのプロモーションでLance Bass (*NSYNC)のPodcastにお出かけ。この2組といえばやはり'On the Line'でしょう。

*マッチョなMarkは最近ピアノにご執心。そろそろ彼の弾き語りがライブで見られるかもしれない。

 

いかがだったでしょうか。BBMakはこの調子だと、来年以降も新曲リリースが続くのか、よく分からないところはあるものの、引き続き追いかけていきたいと思います。

 

2020年の活躍へ、願いを込めて、この2組(というか3組)を今年のラスト直前に紹介しました。

 

明日はいよいよ最終日。もう、ここまで来ると、残り2組はなんとなく予想つくんじゃないかと思います。

 

明日もお楽しみに。

<2019年まとめBoyband vs. Manband> 12日目は'Shipwrecked In Atlantis' by Busted vs. 'Permission' by New Hope Club!

2019年まとめ12日め。

 

29日ともなると、お店の閉店時間も早くなりますね。必需品の買い出しは終わりましたか?

 

2019年も残すところあと6組。本日は英国ロックバンド対決です。

 

先攻manbandは永遠の暴れん坊たち。

 

'Shipwrecked In Atlantis' by Busted (2019/03/22 MV公開)   


Busted - Shipwrecked In Atlantis (Official Video)

 

*****

Bustedメモ

2000年代初頭の米国産boybandブームを吹き飛ばし、英国からパンクロックサウンドを響かせシーンど真ん中に突如舞い降りたBusted。その後、数多くの英国産boybandのお手本となり、2015年に復活後もなお気炎を吐いている。

酒とドラッグから奇跡の生還、坊主頭にヒゲのMatt Willis (1983年生)

近年はロス住まいでBusted再結成の仕掛け人だったJames Bourne (1983年生)

タイミングが合ってグループに無事帰還、お帰りなさいCharlie Simpson (1985年生)

後輩McFlyの復活もあった2019年。果たしてBustedの次の矢は。

 

Busted 2019年3大ニュース

*昨年のカムバック作'Ninties'に引き続き、今年は'Radio'、上の'Shipwrecked In Atlantis'、そして'MIA'をリリース。そしてこれらを含む新譜"Half Way There"は全英2位を獲得。'Shipwrecked In Atlantis'のメンバー同士のベタベタっぷりといったら笑。

再結成直後のJonas Brothersともライブで共演Bustedオリジナル、Jonas Brothersカバーでお馴染みの'Year 3000'を合唱。Boybandへの皮肉を歌った曲を、boyband直系のJonas Brothersと16年後にライブするなんてまさか想像してなかったのかもね。どうでもいいけど、ライブ動画のカメラがJoe Jonasにほとんど向いてないのちょっと可哀想・・・ 

*古巣ワーナーとのレコード契約が終了したとのこと。おそらくそのまま契約更新した方が、何かとコトがうまく進む気がする。

(以上はINROCK 2019年 Vol.423, 429のJamesインタビューを適宜参照)

 

 後攻boybandは、そんなBustedの孫(またはひ孫)世代に当たる新星。

 

とはいえ、 実力は十分。むしろ直球勝負のBustedよりもだいぶヒネた球筋がお得意の様子。

 

'Permission' by New Hope Club (2019/02/06 MV 公開)   


New Hope Club - Permission

 

*****

New Hope Clubメモ

Busted - McFly - The Vamps (傍流に5 Seconds of Summer) - New Hope Clubといったように、英国ロック系boybandの流れを組む3人組。当たり障りのないグループ名と古風なメンバーの名前で油断していると、時既に遅し、彼らの術中にハマっていることにようやく気づかされる次第。

Stereo Kicks解散後、ベースを持ってメンバーの前に現れたReece Bibby (1998年生) 

ほんのつい最近、前髪を下ろしたGeorge Smith (1999年生)

グループのセンターで唯一の黒髪Blake Richardson (1999年生)

初来日を果たし意気揚々の3人。来年あたりフェスとか来てくれないかなぁ。

guamman9bonbon.hatenablog.com

  

New Hope Club 2019年3大ニュース

*New Hope Clubの2019年リリースは、上の'Permission'、'Love Again'、'Somebody That You Loved'(by Bruno Martini and New Hope Club)、'Paycheck'、それに'Know Me Too Well (ft. Danna Paola)'。11月には単独来日公演もありました。 

*上のリンク先に感想を書いた通り、なかなか一筋縄ではいかない、仕掛けが多いboyband。この年で、それほど奇抜な格好でもないのに、ここまで捻った音楽やMVが作れるなんて驚異的。 

*来年2月にはデビューアルバム"New Hope Club"がリリースされる予定。今後のNHCを占う1枚になることでしょう。

 

NHCはThe Vampsからの親離れを経て、単独でも結果を残しているとのこと。まだ若いながら既に次世代のboybandを積極的に前座で採用しているようだし、頼もしい限り。

 

ちょっと駆け足だったかな。本日は以上です。明日もお楽しみに。

<2019年まとめBoyband vs. Manband> 11日目は'Fake Me Fake Me Out' by Da-iCE vs. 'Be The NAKED' by Lead!

2019年まとめ11日め。

 

今日から冬休み、という方も多いのでは。 

 

お休みの方も、そうでない方にも芯からあったまるような、ホットな対決をブッキングしております。 

 

さぁ、先攻boybandは、泣く子も黙る高音系シンガー2人を擁した5人組。

 

おそらくこのバンドで、この曲を超えるハマり具合は、もう今後、あり得ないのでは?

 

'Fake Me Fake Me Out' by Da-iCE (2019/04/21 MV公開)   


Da-iCE - 「FAKE ME FAKE ME OUT」Music Video

  

*****

Da-iCEメモ

「レコード会社の平社員さん」の力によって結成に至った、シンガー2名、ダンサー3名の今ドキ編成のダンスグループ。キャッチフレーズに「顔面偏差値75」を掲げながらも、裏では着々と牙と爪を研いで本格派バンドへの階段を昇り始めている。

最年長のオシャレさん、香水のプロデュースも手掛ける岩岡徹 (1987年生)

頼れるリーダーは不敵な笑顔、作詞作曲お手の物の工藤大輝 (1987年生)

同姓同名のあの方が今年は大記録、一方こちらはソロアルバムが遂に完成した大野雄大 (1989年生)

4オクターブの金看板、さらに今年は数多くのバラエティ番組にも出演した花村想太 (1990年生)

最年少のダンスマスター、ソロ写真集も好評の和田颯 (1994年生)

アーティストのみならず最強コラボが立て続きのDa-iCE、2020年も引っ張りだこ間違いナシだろう。

 

Da-iCE 2019年3大ニュース

*満5周年を迎えたDa-iCE。その記念すべき年のリリースは、'一生のお願い'、上の'Fake Me Fake Me Out'、そして'Back to Back'の三曲、かな。このうち'Back to Back'はこの冬、コンビニやスーパーの店内放送でヘビーローテーションされてますね。

 そして何より'Fake Me Fake Me Out'のスマッシュヒットぶりと言ったら!大野さん、花村さんの絶唱*1と、ビートに絡みついて離れないダンサー3人を含む振り付けが心に残る一曲。作詞作曲は紅白初出場のOfficial髭男dismを率いる藤原聡氏、振り付けはs**t kingzが手掛けた、いわばmanband / boyband三位一体の傑作。そりゃ、純金ダイスプレゼントも肯ける出来。この三者タッグの再登板を強く希望!

*5周年を記念したベストアルバム"Da-iCE Best"の発売。来年早々に、アルバムタイトルを冠したツアー"Da-iCE Best Tour 2020"が始まる。多方面から様々な仕掛けを企む5人に期待大。

*ソロ活動も盛んな5人。岩岡さんは香水・サプリメントのプロデュース、工藤さんは作詞作曲方面で大車輪の活躍ぶり、大野さんはアカペラ含む歌手活動と料理動画配信、花村さんはバラエティへの露出に加えバンド活動も開始し、和田さんは他グループのダンス動画客演でもたびたびお見かけする程のダンスフリーク。5人の活動を全部追うのは不可能に近いほどのマルチぶり。良い意味での節操のなさは、グループのブランド価値をグンと高めている。

 

こんなゴージャスなDa-iCEの5人に対抗できるのは、ベテランのあの3人しかいないでしょう。

 

ほぼ同世代ながら既に熟練の域。ダンス&ボーカルに加え、ラップもこなす後攻manbandは、老舗事務所の精鋭たち!

 

'Be The NAKED' by Lead (2018/12/30 MV 公開)  


Be the NAKED / Lead【Music Video】

 

*****

Leadメモ

歌とダンスにストイックなライジングプロダクション所属の3人組*2。ステージ上のシャープな身のこなしとは対照的な、オール西日本出身のおおらかな佇まいがギャップ萌えを誘う。

メンバーから色黒を弄られる、ラップ担当の谷内伸也 (1987年生)

時折ドキッとする程フェミニンな語尾が飛び出す、歌担当の古屋敬多 (1988年生)

妖しい眼光と柔らかい関西弁でファンを虜にする、同じく歌担当の鍵本輝 (1988年生)

インタビュー動画やその書き起こしを拝見するに、3人揃うとお喋りが止まらない様子。寡黙とは無縁のサービス精神と舞台度胸で、manband戦国時代を勝ち残ってくれ! 

guamman9bonbon.hatenablog.com

  

Lead 2019年3大ニュース

*Leadの2019年は、TVアニメ「火ノ丸相撲」の第二期オープニングテーマとなった'Be the Naked'、そして爽やかなサマーチューン'Summer Vacation'。'Be the Naked'の作曲編曲には、数多くのK-POPヒットソングを世に送り出したプロデューサーユニットCoach & Sendoが携わり、振り付けはこのほど第一子が誕生したShow-hey (RADIO FISH)が担当。こちらも見事に三位一体の賜物。中でも「モザイクダンス」はクセになる。個人的には、もっと両手をこう、激しくモミモミして欲しいところ。

*ファンクラブツアー"Leaders Party 16! ~JUMP~"の合間に、楽屋で名物スイーツを食べ尽くす企画動画が好評を博す。名古屋編カフェジャンシアーヌの「ぴよりん」)、大阪編波芳庵の「炙りみたらし」)、福岡編博多菓匠 左衛門の「博多ぶらぶら」)、仙台編蔵王チーズの「クリーミースプレッド」シリーズ他)、東京編Hello Kitty Japanの「クリーム大福」)と甘味三昧。どれもこれも買って帰りたくなる逸品揃い。特に大阪の炙りみたらし動画は、矢も盾も堪らずかぶり付いちゃう谷内さんの喰いっぷりにご注目いただきたい。

DA PUMPがMCの"DA DA DANCE"に3人揃ってご出演*3メイキングでサラッと高度なダンスを魅せてくれるあたり、別格のダンススキルがうかがえる。

 

いかがだったでしょうか。 Da-iCEの年上組とLead3人の年齢はほぼ重なるけれど、グループ結成が約10年ずれるため、あえて"Boyband vs. Manband"としてブッキングした本稿。

 

2020年も両グループの更なる飛躍を期待したいものです。

 

明日もお楽しみに。

*1:特に花村さんの超絶ロングトーンに着目。MVだと上体をグッと反らしているが、ライブではむしろ背を丸めて声を絞り出している。この姿勢は、高音の出し方の正攻法としてしおたんさんのボイトレレクチャーでも言及されている。豆知識。

*2:ライジングのアーティストはとにかく歌やダンスにストイックです。ダンスイベント『UNITED ~RISING DANCE FESTIVAL ~』を2010年から開催していたのですが、DA PUMP三浦大知w-inds.もLeadもオールジャンル踊れるんですよ・・・ロッキン、ニュージャック、ブレイキン、ヒップホップまで。ステージでは互いの曲で歌やダンスをカバーするんですけど、それぞれオリジナルを超える勢いのパフォーマンスを魅せてくれて。」(Quick Japan Vol.139, p.96, マネージャー三島氏のインタビューより)

*3:なお、DA PUMPのダンサー6人よりもグループデビューが早い3人。年上後輩との言葉遣い的に微妙なやり取りがたびたびTweet上を漂う。お互い仲は良いみたい。

<2019年まとめBoyband vs. Manband> 10日目は'No Habro Espanol' by Howie D (Backstreet Boys) vs. 'Break It Down' by Princes to Kings!

さぁ、2019年まとめ10日め。年の瀬も押し迫ってまいりました。

 

本日が仕事納めの方も、そうでない方も、楽しんでいってください。

 

先攻manbandは、2019年秋、未曾有の台風直撃後にやって来た5人!・・・の中の智将!

 

'No Habro Espanol' by Howie D (Backstreet Boys) (2019/05/10 MV公開)  


Howie D - No Hablo Español (Official Music Video)

 

*****

Backstreet Boysメモ

彼らをmanbandと呼ばずして誰をそう呼べるのか。Manbandとしての栄誉と業を5人で背負う唯一無二のworldwide mega-manband。コーラス、ダンス、結束力は年を重ねて円熟の域、他の有象無象とはひと味もふた味も違う!

長髪も短髪もイケる、ミスター変幻自在にしてBass担当Kevin Richardson (1971年生)

本稿の主役でありBSBの影のブレイン、可愛らしさと知性とが入り混じったファルセッターHowie D (1973年生)

大阪城ホール公演で見事な復活劇を魅せたフロントマンBrian Littrell (1975年生)

メンバーの中で何故か一人だけ女の子達の父親、ソロとグループ活動をどちらも全力投球AJ McLean (1978年生)

良き家庭人にして今年はオメデタもあった最年少Nick Carter (1980年生)。 

昨年の大復活の余波はまだまだ続きそう。若いファンを取り込みつつ、Backstreet Boysよ何処へ行く?

 

Backstreet Boys 2019年3大ニュース

*今年冒頭にGrammyの授賞式に出席した5人。受賞は逃してしまったが、"Best Pop Duo/Group Performance"カテゴリーにmanband枠を滑り込ませたBSBの偉業は末長く語り継がれるべし。ちょうど、Hollywood Walk of Fameに選出されて以来、manbandが立て続けに選ばれるきっかけとなったBoyz II Menと同等の誇れる価値。

 そんな彼らの新作"DNA"は全米1位を獲得。"Black & Blue" (2000年)以来、実に約20年ぶりの首位返り咲き。自作自演が当たり前な近年の風潮に反し、プロデュースを他所に委ねたのが勝因かと。シングルリリースは'No Place'のみ。MVには5人の家族が勢揃いし、その中にはもちろんBaylee Littrell、そして本作'No Habro Espanol'の主役であるJames君もバッチリ元気な姿を見せている。

*そしてDNA World Tour・・・大阪に参戦できて感無量。特にBrianの復活を真近に目撃できてもう、胸がいっぱいだった。これもいつか書きたいなぁ・・・色々思い出しちゃうけど、特に後半、ヒット曲をアレンジした爆音ディスコメドレーあったじゃないですか*1。あそこで全く声が怯えず曇らず、Brianの声がホール全体に響き渡っていたのが印象深かった。これで6年前の借りは返したね。東京は残念ながら台風で中止だったが、2020年にもう一度、追加公演があることを祈るのみ。

*グループが絶好調、ならなぜ本稿はHowieソロなの・・・なんておっしゃるなかれ。このソロ、めっちゃ達者でしょ。Howieの幼年期のほろ苦い思い出を、ファニーな御子息James君リップシンクに委ね、自分はクールな顔してギンギンにギターを爪弾く。Howie御大、クール過ぎてちょっとズルい(笑)。"I can't speak English."にも似る、よくよく考えるとなんか深い気がするタイトルといい、Howieの御母堂Paulaさんの笑顔といい、地元オーランドの青空といい、ミステリアスにも聴こえる女声コーラスといい、何もかもが楽しい。聴く人の好みにもよるが、同年リリースのAJのソロと比べても出来は数段上。

 

Howieは盟友Nickと共にダンスプロジェクトなるものを企てているらしい(INROCK, 2019年4月号, Vol. 424インタビューより)。BSBにおいて唯一失点ゼロの男Howie D、46歳。ここらで人生の掛け金を全部はたいて、伸るか反るかの大勝負に出ても良いのでは。

 

さて後攻。お子様が主役、という意味では似たようなMV。

 

しかしこちらはインディロックの本格派。James君より年長*2のお兄さん3人組。

 

本日のboybandは、2019年も新曲を届けてくれた彼らです!

 

'Break It Down' by Princes to Kings (2019/06/23 MV 公開)  


Princes to Kings - Break It Down (Official Music Video)

 

*****

Princes to Kingsメモ

Darren Everest (The Overtones)がmanagementを手がける、

次第に大人の色気が出てきたかJosh Pile (lead guitar、1999年生)、

ドラムの出番が少なめ、タレ目が可愛いFinn Pile (drums & Percussions、2002年生)、

ちっこいが意外と脚長Zac Pile (vocal & base guitar、2005年生)

の三兄弟バンド。主にTwitterInstagramでカバーソングを精力的に公開している。 

 

Princes to Kings 2019年3大ニュース

*直近ではBBCのMichael McIntyre's Big Showの1コーナー、"Unexpected Stars of the Show"に出演。Snow Patrolのカバー曲、'Chasing Cars'を披露した。シブい選曲に、堂々たる歌いっぷり。舞台度胸満点。

*今年はその'Chasing Cars'と上の'Break It Down'の2曲をリリース。インディーズにしては着実に実績を積んでいると言えるが、欲を言うならもう少しお兄さん2人の技術向上が望まれる。対するZacはほっといても自然に歌うまくなっちゃうでしょう。勝負どころは声変わり後かな。

* 彼らの'Ruin My Life'のカバー御本家Zara Larssonが激賞。それを聞いた3人のクネクネっぷりが面白い。リアクションが似ているのはやっぱり兄弟だから?

 

密かに(歌詞が一部)スペイン語対決だった今回。勝者はどちら?

 

明日もお楽しみに。

*1:蛇足だけど、あの演出はいろんな意味で最高&痛快だった。爆音とガビガビのレーザー光線の演出で、スマホ撮影が全く無意味。ライブをこの目で焼き付けろ!とでも言わんばかりの5人のメッセージがビシビシ伝わった。ああいう演出、これからも流行るんじゃないかしら。もちろん、アレンジも最&高。

*2:末弟のZac Pileが2005年生、一方、Howie D 夫妻の結婚が2007年なので、通常であればそうなる。

<2019年まとめBoyband vs. Manband> 9日目は'BOOM' by NCT DREAM vs. 'WAVE' by B5!

20192019年まとめの9日目。本日はダンスグループ対決です。

 

先攻boybandは数多あるダンス強者たちからどのグループを選ぶべきか、正直・・・悩みました。

 

が、彼らをおいて他にはいないでしょう。

 

すっかり大人になっちゃった、6人組で見事なカムバック!

 

'BOOM' by NCT DREAM (2019/07/26 MV公開) 


NCT DREAM 엔시티 드림 'BOOM' MV

  

*****

NCT DREAMメモ

メンバー交代制を掲げる多国籍アーティスト集団NCTにおいて、さらに「ハタチ定年」制度があるらしい(ホント?)、なんともフレッシュな6人組。メンバーは、Renjun、Jeno、Haechan、Jaemin(以上2000年生)、Chenle(2001年生)、そしてJisung(2002年生)。

常に変わり続けるNCTの中で、このままメンバー固定となるかDREAM。彼らの成長ぶりから目が離せない。

 

NCT DREAM 2019年3大ニュース

*2019年のDREAMは、Mark離脱後初のシングル'BOOM'で再出発。セールスはそれほど振るわなかったものの、この'BOOM'を含むEP "We Boom"は見事母国のチャートで首位を獲得。幼いイメージからの脱皮を強く印象付けた。'BOOM'の解説ではダンサーARATAさんの動画が興味深かったのでオススメです*1

*その一方、この'BOOM'のMVではあれれ、Haechanが・・・DREAMメンバーでただ一人、ユニット兼任のHaechanは大忙し。NCT 127としてサマソニの舞台にもお越しいただきました。俺は見そびれてしまったけれど。

*2019年デビューでありNCTグループの中国系boyband、Way Vの勢いには正直、押されがち。だがしかしDREAM、今年はHRVY、そしてPrettyMuchとのコラボを経て、他のNCTグループよりも視野が広がったのでは。どちらのコラボも爽やか二重丸。

 

そうそう、Way Vは今年、ノリにノってたもんなぁ。

 

Way V、Way V・・・・んん?

 

後攻manbandは、波に乗って帰って来た、正統派manbandの衣鉢を継ぐ5人兄弟。

 

'WAVE' by B5 (2019/06/07 MV 公開)  


B5 - WAVE (Official Music Video)

 

*****

B5メモ

歌って踊るアフリカ系アメリカ人boybandの頂点は、問答無用でJackson 5。その系譜を今日に受け継ぐB5は、Jacksonsと同じ実の兄弟。いやしかし、もしかしたら「現代型Jackson 5」の異名は彼らには小さすぎるかもしれない。

短いソロ活動の時期を経てグループに返り咲き、グラサン姿の長男Dustin Michael Breeding(1987年生)

コーンローの上から白いバンダナ、base voiceにスベスベのお腹の次男Kelly Allen Breeding (1989年生)

この人はフードパーカーがよく似合う、グループのセンターマン三男Patrick Owen Breeding (1990年生)

もりもりパーマでダウンジャケット姿、グループの広報官でもある四男Carnell Frederick Breeding (1991年生)

本作'WAVE'では大活躍、肩紐外したオーバーオールの末っ子Bryan Jesse Breeding (1994年生)

 

Breeding家の遺伝子、どこを切ってもイケメンなのが奇跡。長男Dustinと三男Patrickがフロントマンで、他の3人がコーラス担当、と覚えておくと追いかけやすい・・・が、このところ下の二人も成長が目覚ましい様子。

 

B5 2019年3大ニュース

*2018年のカムバックはインディーズレーベル、しかも楽曲、振り付け、MVに至るまで完全セルフプロデュースとのこと。それから1年経ってB5の2019年リリースはこの'WAVE'のみだが、何でもかんでも自分たちで世話しなきゃならない、となると若い彼らの苦労が偲ばれる。

ちなみに'WAVE'のソロパート順は、

1番:長男Dustin Michael → 末っ子Bryan Jesse → 四男 Carnell Frederick

2番:三男Patrick Owen→ 末っ子Bryan Jesse → 四男 Carnell Frederick → 次男Kelly Allen 

なんといってもセクシーポイントは次男Kellyのお腹!長男Dustinがバッキバキのタトゥー兄ちゃんなのに対し、その弟のすっきりした腹筋といったら!徒らに墨を入れないのは「肌荒れが怖いから」「お祖母ちゃんが悲しむから」とかのナイーヴな理由であって欲しい(妄想)。

*そんな5兄弟は、今年、B2Kのライブにもゲスト参加。これについては別稿参照。

*来年こそ出るかなぁ、"New Jacksons"。2019年にも出そうで出なかった新作。インディーズだからホイホイ出せる、という環境ではないらしい。来年こそは。

 

両グループとも、クールなんだけど熱い、不思議な聴き心地のサウンド。東西問わず、こういうスタイルのバンドは長続きするようです。

 

明日もお楽しみに。

*1:個人的にオタクには「思い入れ」「思いやり」「思い込み」「思いつき」が必要だと思っているのだけど、ARATAさんの解説はこの4つをバランスよく含んでいて、観ていてこっちまで楽しくなる。

<2019年まとめBoyband vs. Manband> 後半戦一発目、8日目は'Hello My Love' by Westlife vs. 'Teeth' by 5 Seconds of Summer!

2019年まとめ。もう後半戦です。いつも通りクリスマスで折り返し。 

 

先攻manbandは、昨年驚きの再結成を報告し、今年大輪の花を咲かせたアイルランド出身の4人組。

 

'Hello My Love' by Westlife (2019/01/11 MV公開)


Westlife - Hello My Love

  

*****

Westlifeメモ

言わずと知れた20世紀末boyband boomの一大牽引役にして、今世紀初頭まで息の長い活動を続け、一度はグループとして区切りをつけたIreland出身のultra-megaband。どちらかと言うとバラードが持ち味なのも彼らの特徴。

グループの活動に専念するため、ラジオMCを今年限りで卒業したNicky Byrne (1978年生)、

Westlifeの歌い出しの9割はこの人から、フロントマンShane Filan (1978年生)、

渋い、というか、若い頃の笑顔がちょっと影を潜めてしまったお髭のKian Egan (1980年生)、

再結成後、メンバーで最もパワフルな歌声を聴かせてくれるMarkus Feehily (1980年生)

元メンバーBrian McFadden (1980年生)はKeith Duffy (Boyzone)とのユニットBoyzlifeで大忙しみたいだし、2019年は充実した一年だったことだろう。果たして来年は如何に?

guamman9bonbon.hatenablog.com  

Westlife 2019年3大ニュース

*昨年の復活劇から、本格的に始動したWestlife。シングルだけで'Hello My Love'、'Better man'、'Dynamite'、'My Blood'の4曲と、実に大盤振る舞い。そして復活後のアルバム"Spectrum"は全英、全愛で共に1位を獲得。当然と言えば当然の結果だ。がしかし、'Hello My Love'が首位獲得ならずだったのは時代のせいなのか。

* あのINROCK誌も重い腰を上げてWestlifeの記事を2回も掲載(Vol. 424、Vol. 432)。直近の12月号(Vol. 432)はなんと4ページものインタビュー。記事によれば、ShaneとSteve Macがアルバム制作終盤に書いた2曲のうち、1曲が2020年にリリース予定とのこと!これは嬉しい予告。

*Markは公私共に絶好調のご様子。今年は長きに渡る交際を経て結婚に至った旦那さんと、代理出産により女の子を授かった。'My Blood'のMVのラスト直前に思わず息を飲んでしまう。

 

オリジナル曲が続くWestlifeだが、曲調はどれも安定したミドルテンポのバラード尽くし。首尾一貫した暖かい雰囲気。これも大人の余裕。

 

さぁ、後半戦一発めのboybandは、そんな甘〜い和やか〜な雰囲気を、激辛のロックサウンドで吹き飛ばしてくれることでしょう。

 

後攻は今年、緊張感みなぎるライブ動画を届けてくれた彼ら4人です。

  

'Teeth' by 5 Seconds of Summer (2019/09/19 動画公開)  


5 Seconds of Summer - Teeth (Live From The Late Late Show With James Corden/2019)

 

*****

5 Seconds Of Summerメモ

知られざるboyband原産地Australia出身の出世株。これまでリリースしたアルバムが3枚とも全米1位という驚きの記録保持者たち。

90年代のサウンドを好み、豪快なドラムプレイが持ち味のAshton Irwin (Drums, 1994年生)

髪の色がコロコロ変わる、キャップやニットキャップがトレードマークMichael Clifford (Lead guitar, 1995年生) 

最近髪を青く染めて、すっかり大人しくなっちゃったCalum Hood (Bass guitar, 1996年生) 

近年、Harry Styles (One Direction)と見分けが益々つきにくくなったLuke Hemmings (Vocal, 1996年生)。

本格的なロックバンドへと脱皮が完了した5SOS。たまにボーカル担当が変わったりするのも、他のバンドにはない彼らの味と言えよう。

 

5 Seconds Of Summer 2019年3大ニュース

*2019年の5SOSは、'Easier'と上の'Teeth'をリリース。特にこの'Teeth'のライブ映像を見たとき素直に思った。「Luke Hemmings は本物だ!!」

気遣い屋のMichaelが序盤、舞台下手側でウロウロしつつも(カワイイ)、絶対に中央には近寄れない。何故ならそこはLukeの聖域だから。このオーラっつーのか気迫っつーのか、まさに飛ぶ鳥落とす勢いのロックバンドに君臨するに相応しいボーカリスト。まるでフィギュアスケーターの難易度抜群4回転ジャンプのように、ファルセットも隙なくバシバシ決まり、もう見事というしかない。Boyband freakのJames Cordenがラストで真っ先にLukeをハグする気持ちが痛いほど分かる。

*そんなJames Cordenとタトゥーを賭けて対決。4人のうち1人が番組名"Late Late"を入れるか、それともJamesが"5sos"を入れるのか。今まで墨を入れたことがない(意外!)というLukeに対し、「君らはまだ若いかもしらんが、僕は3人の子持ちなんだよ!」と絶叫するJames(笑)。結果は・・・

*The Chainsmokersとの最強コラボ'Who Do You Love'も実現。このライブ版はMVの再現とばかりに二組を向かい合わせて「対決」させている。音サビのサンプラーが印象的。ボーカル3人の聴き比べも楽しい。The ChainsmokersのWorld War Joy Tourのopening actも務めた4人。

 

世代も違えば温度感も全く異なる二組。いかがだったでしょうか。

 

温かさを求めるならWestlifeへ。熱さを求めるなら5sosへ、といったところかな。

 

良いクリスマスを。明日もお楽しみに。

<2019年まとめBoyband vs. Manband> Half Time ~Boyband / Manband詰め合わせ(後半)~

(前半はこちら。)

  

'Flash' by X1 (2019/08/29 動画公開) 


[X1 - INTRO + FLASH] Hot Debut Stage | M COUNTDOWN 190829 EP.632

デビュー間も無く騒動の渦中に立たされたX1。グループの結成動機なんてホントそれぞれなんだから、たとえその過程に何らかの原因があったとしても、一度メンバーが決定した以上、周囲がとやかく言う筋合いなんて一ミリも無い、と言う証のようなチームワーク。お見事。もちろん事件は事件としてちゃんとカタを付けないといけないけれど、それも込みで、艱難辛苦は11人をいつか一つの大きな珠にするでしょう。くろ局長の温かい解説が沁みる。

それはそうと、ファッションは既存の価値を脱構築して生み出される、というMBさんの言葉を思い起こせば、X1のメンバー一人一人の衣装がコレクションにもなっていることに気づかされる。あらゆる意味で洗練されたステージ。

 

'Turning Up' by 嵐 (2019/11/03 MV公開) 


ARASHI - Turning Up [Official Music Video]

Japanese boybandの現役最高峰。今年は二宮さんのご結婚もありグループとしてさらなる躍進へ。ちなみにMV序盤の水上バス隅田川のエメラルダス(松本零士デザイン)。後半のLAのシーンは'Would You Mind' by PrettyMuchを思い出す。色付きの雲がまんまそんな感じ。

 

'Cobain' by Emblem 3 (2019/10/28 MV公開) 


Emblem3 - Cobain OFFICIAL MUSIC VIDEO 2019

カムバックしたと思ったらUnion Jばりに音楽性が変わったEmblem 3。ま、3人が仲良くやれてるんならそれでもいいんですけど。ただこの曲調なら、遅くとも3年前までには出しておくべきだったかな。

 

'Paralysed' by Union J (2019/01/25 MV公開)


Union J - Paralysed (Official Video)

一方のUnion Jは、現存メンバー2人だけでほぼ開店休業状態。この'Paralysed'はまるで直前の'Alive'やら'Dancing'やらが無かったことのような曲調へ。 

 

'Ain't No Mountain High Enough' by Human Nature (2019/08/23 ライブ動画公開)


Human Nature on The Today Show

オリジナルはMarvin GayeとTammi Terrellの楽曲のカバー。だが、Human Nature的にはその後のThe SupremesやThe Temptationsのカバーを意識しているに違いない。つまり、カバーのカバー。HNの十八番中の十八番で米国の朝を沸かした。4人さえいれば他に何も要らない。特にAndrew Tierneyのファルセットが強く印象に残るライブ。

 

'Moon River' by Lockie Chapman (The Overtones) (2019/12/27 動画公開)


Lockie Chapman - 'Moon River' (Live at The Spotted Dog)

前作"The Overtones"を最後にグループを離脱し、ソロで再出発したLockie Chapman。古巣の3人は早速bass partにJay Jamesを起用し、豪華な動画を添付して連日tweetした。Lockieの心境や如何に。

 

'Evolution of Billie Eilish' by RoadTrip (2019/09/22 MV公開)


Evolution of Billie Eilish

Bass partのメンバー交代といえばこのグループも。Mikey Cobbanが脱退し、(おそらくAndy Fowler繋がりで)Sunny Robertsonが加入。その後ロンドンに本拠地を移したみたいだけど、気になるのは彼らのオリジナル曲'Dynamite'のMVがいつまで経ってもリリースされないこと。・・・まぁいいや。

このMVラストの'bad guy'はMikey在籍時のバージョン(2019/04/14公開)と見比べるのも面白い。Mikey脱退直前の4月の段階で、まさかその後のBillie Eilishが2020 Grammy nominee(しかも主要部門を複数)になるなんて想像もつかなかったよねぇ。


'ある日願いが叶ったんだ' by V6 (2019/05/07 MV公開)


V6 / ある日願いが叶ったんだ

今年の1月、Music StationBackstreet BoysやDA PUMPらと共演したV6。誕生日ネタを色々ツイートしたら、それを(見たかもしれない関係者さんづてで)リーダー坂本さんがちゃんと取り上げてくださった(妄想)のに歓喜した思い出。まさに願いが叶った日。

  

'Legless'by MiC LOWRY (2019/08/29 MV公開)


Legless Live and Unplugged

Backstreet BoysのDNA Tourにも帯同したとウワサのMiC LOWRY。コーラスグループのスキルを存分に発揮した新曲プロモライブをご堪能あれ。

 

'4EVER ft. Esthero' by The Black Eyed Peas (2019/02/01 MV公開)


The Black Eyed Peas - 4EVER ft. Esthero

マリンバの音が心地よいThe Black Eyed Peasの2019年リリース。大人の味の数え歌。

  

'Sucka 4 Love' by NXTGEN (2019/11/30 MV公開)


NXTGEN - "Sucka 4 Love" (Official Video)

そんなwill. I. amから薫陶を受けて共演までしちゃったNXTGENの新曲は、何故かアジアンテイスト。TAKE THATも手掛けたNigel Martin Smithプロデュース。

 

'Ghost' by Lee Ryan (Blue) (2019/10/25 MV公開)


Lee Ryan - Ghost (Official Video)

同じ英国出身で、ソロ活動の為かミュージカル"Rip It Up"を降板してしまったLee Ryan。Blueも2019年に再始動するのかなぁと待っていたが、どうやらその気配は微塵もなく年の瀬を迎える。ちょっとふっくらしたLeeの健康状態が気がかり。

 

Poison Ivy by Aston Merrygold (JLS) (2018/12/25 MV公開)


Poison Ivy (OFFICIAL VIDEO)

こちらはその"Rip It Up"の前任者。グループでほぼ唯一歌手活動を続けているAstonにはぜひ、One Directionの復活よりも早く、JLSの再結成を画策していただきたい。

 

'Esta Noche' by United Vibe (2019/09/05 MV公開) 


United Vibe - Esta Noche

英国繋がり、X Factor繋がりでもう一組。男5に対し女6。なんで女の子が一人余ってるのかは謎。

 

'Younger' by Kevin McHale (NLT) (2019/09/27 MV公開)


Kevin McHale - Younger [Official Video]

男子2名のイチャイチャが全編に渡り繰り広げられるMV。いい時代になった。

ちなみにKevinも今年、X Factor Celebrityに出場し、総合順位7位と健闘。

 

'Stranger' by Max & Harvey (2019/09/13 MV公開)


STRANGER - MAX & HARVEY (OFFICIAL MUSIC VIDEO)

そんなX Factor Celebrityで決勝まで勝ち残った、一卵性双生児のboyband。多分、"LUC"のキャップまたは牛柄シャツがMax、白のパーカーまたはチェックシャツがHarvey。つまり、画面下の赤字"Max"、"Harvey"の通りであり、考えようによっては若干混乱してしまうMV。

 

'Red' by McFly (2019/09/10 動画公開)


McFly | The Lost Songs | Episode 01 - Red

今年から再始動したMcFly。聞くところによると、McBustedの頃はメンバー間の仲が最悪だったそうで、グループセラピーにまで通ったとか。再結成一発目のアルバムは活動休止前かつアルバム未収録の曲を集めたものになるそうで、中でもこの'Red'はイントロのリフからして格好良すぎて困っちゃう。

 

'Wonderin' ' by Next Town Down (2019/10/12 MV公開)


Next Town Down - Wonderin' (Official Video)

オトナの余裕を先取り。Next Town Downはデビュー以来、曲調を変えて試行錯誤してきたようだが、ここに来てとうとう自分たちのサウンドを掘り当てたよう。来年の晩夏も、その次の年も聴きたくなる、まるで夢の中のようなサウンド。ビジュアルも凝りに凝っている。

 

'Rotate (Clockwise)' by Rak-Su (2019/07/08 MV公開)


Rak-Su - Rotate (Clockwise) (Official Video)

さぁRak-Su。昨年まで半ば秘密兵器のような扱いだったグループ唯一の白人、Myles Stephensonが遂にセンターに立ったイケイケの'Rotate'。X Factor Winnerの彼らだが、人種混合型manbandの常として、息切れせずにいつまで活動できるのかはちょっと予測がつかない。


'うれしい!たのしい!大好き!' by Love Harmony’s, Inc. (2019/10/10 MV公開)


Love Harmony’s, Inc.『うれしい!たのしい!大好き!』Official Music Video

ラス前は紅一点ボーカルグループLove Harmony’s, Inc.のカバー動画より。島太星氏のリードソロがアクセル全開で心地よい。ラスト、本作では珍しくコーラスに徹した遥海さんがプルプルしてるその反対側で、遠くから彼女を指差す山田さんがめっちゃ可愛い。てか、山田さんは全編可愛すぎる。

 

'Evolution Of Girl Groups' by Citizen Queen (2019/01/15 MV公開) 


[OFFICIAL VIDEO] Evolution Of Girl Groups - Citizen Queen

ラストはあのPENTATONIX肝煎りの女性コーラスグループに締めていただきましょう。この'Evolution Of Girl Groups'には随分勉強させてもらいました。曲のチョイスも、編曲センスも、振り付けも、もちろんメンバーの笑顔も、何もかもがベスト。

BoybandとGirls groupって相互に影響し合ってるから、Girls groupの知識が欠けているとBoybandも中途半端にしか理解できないことが身に沁みて分かった。

 

他にも採り上げたかったグループは数あれど、お時間の関係でこの辺まで。もうそろそろ後半戦、始まっちゃうみたいですよ。