Bon Bon Boyband ! Man Man Manband !

海外Boyband/Manbandのニュースに簡単なコメントを添えたブログです。

<CNCO> Joel Pimentel、仲間と過ごす年末年始

Yoandri Cabreraと言えばやはりこのシーンがハイライト。オーディション番組"La Banda"にて、CNCOにあと一歩で届かなかった瞬間。向かって左から、Yoandri 、Jaime Cruz、そして最後のキップをもぎ取った現メンバーのZabdiel de Jesús。三者三様の表情。

 

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栄光もあれば、その陰に敗者もいる。泣いちゃうJaime Cruz。

 

そして、YoandriとZabdielの内、たった1人が選ばれる。 

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確かに、既に選ばれた4人を見ていると、そこに欠けているものはゴツさだったり線の太さだったりするから、俺でもZabさん選んじゃうな。その結果として平均身長もグンと伸びた。CNCOのスケールが広がった感じ。

その前の週、Week 7にて落選したJohann Vera。すぐ泣くRichard Camacho笑

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逆転で2票入って辛くも通過のYoandri。

 

Ricky MartinがJohannに票を投じているのが興味深い。彼くらいタッパがあれば、運次第ではCNCOに選ばれたかもしれない。

<Why Don't We> Jonah Marais他2名、Coloradoの大自然でスノボ

 

手術を控えたDaniel Seaveyと、理由は分からないがZach Herron不在のスノボシーン。どこかのboybandとは大違いの、鮮やかな滑走っぷり。 

 

黄色ズボンがJonah Marais、黒メットがCorbyn Besson、白メットがJack Avery。なるほど。

 

 

滑っている彼らもイイが、尻餅ついた後にホゲーっとしている姿もまたイイ。表情が目に浮かぶ。

 

<Next Town Down> Christopher Louis、年頭所感

 

2018年末は引っ張りだこのNext Town Down。ありがたいことに、全米8箇所のツアーから、4つの動画が配信されている。ちょっと覗いてみよう。

 

Next Town DownのNTD Tour、LAからスタート。この動画だと、まだ5人の髪型が比較的おとなしい。曲は彼らのオリジナル'Headspace'、最新EPその名も"The EP"より。

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お次はAtlanta。冒頭のサインボード、"Robert Glasper"の下に"Next Town Down"って入ってるの、何気に凄い。

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メンバーのおさらい。冒頭の登場順に、

ニット帽にラウンド髭のChris Louis (1997年生)

白黒ジャージ上下のTerence Thomas (1995年生)

奇声を上げながら小走りLeon Outlaw Jr. (2002年生)

ギターを担ぎ頭に白タオルのTre’Von Waters (1996年生)

しんがりはチラッとMalik Askari (1999年生)

 

1:55~ "Best Part"、a cappella groupに大人気。

 

4:15~ 開演前のお祈りシーン。後の動画にも出てくるが、他のmanbandより長い印象。

 

4:20~ ライブシーンは彼らのオリジナル'Roll'、同じく"The EP"より。このライブシーンでTre’Von Watersの頭がようやく拝める。ドレッドをどうやらバッサリ切って、ほぼ丸刈りに近い形に。ちょっと勿体無い。

続いてNY。オシャレにかなり気合が入っている。

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1:13~ ここからガラッとMalik Askariの髪が明るくなる。

 

3:33~ リハが終わり、開演前の腹ごしらえ。年少者+そのお守りチーム(Malik Askari, Leon Outlaw Jr. + Tre’Von Waters, Chris Louis)のSubway注文シーンと、それに引き続き年長者チーム(Terence Thomas + スタッフさん)のどこかのbarのシーン。これぞコンプライアンス。Tre’Vonが「Subwayイイよね。」ってフォローするシーンがちょっと泣ける(4:25~)。彼も飲みに行きたかったのかなぁ。

 

6:06~ ジージャンの後ろにメンバーの写真。これも古から綿々と伝わるboyband culture

 

9:10~ ライブシーンはオリジナル'Bounce' + 'Headspace'。どの動画のライブシーンにも必ずshoot danceが入っている。ホントに流行ってるんだね。

最新動画はPhiladelphia

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0:25~ 冒頭で寄付を集めるおばちゃんに「アンタ、movie star?」って足止め食らっちゃう金髪のMalik Askari。彼女から"boyband"という単語がスルッと出てくるのは、この街が彼らの大先輩、Boyz II Menのhometownであることと無関係ではない。

 

2:35~ 唐突に結成2周年について語り出すMalik Askari。開演前(5:15~)のChris Louisの口ぶりだと、2年前に初めて全員集合したのかな?自然発生的な幼馴染boybandだと思っていたが、割と緻密な計画の下に生まれた職業的boybandなのかもしれない。まさに黒いWhy Don't We。 

 

<Backstreet Boys> 'Don't Go Breaking My Heart'のGrammy受賞確率を大胆予測。

guamman9bonbon.hatenablog.com

 

先日、上の記事でこんなコメントをした。

 

Best Pop Duo/Group Performance部門は以下の通り。manband勢ではJustin Timberlakeもノミネートされているね。嬉しい限り。

俺の気のせいかな、激戦区過ぎて、どう考えてもBSBはオッズ高過ぎなんだが…

本命:Maroon 5、対抗:Lady Gaga、大穴:Zedd他ってとこじゃないだろうか(Zeddは他の部門で獲るだろう)。BSBもJTも厳しすぎるよ、これ。どっちかが食い込んだら御の字だ。

 

しかし、どうしても引っかかった。

「本当に、"Don't Go Breaking My Heart"にGrammy受賞の芽はないのだろうか。」 

そこで、過去の"Best Pop Duo/Group Performance"部門(以下、本部門という)のノミネート作品、受賞作品を眺め直し、自分のソロバンで受賞確率を弾き出してみました。

 

上のWikipediaのリンク先に従って、まず、過去のノミネート作、受賞作から、授賞傾向を探ってみましょう。なお、コラボ作品を含むため、「他部門ノミネート」は同じ曲のみを対象にするものとします(つまり、同じアーティストが異なる曲でノミネートされていても「他部門ノミネート」にはカウントしない。これを入れてしまうと、コラボするアーティスト間で数字がズレてしまったり、アーティストが増えるほど数が増すため、指標として役に立たない。)また、赤字のアーティストについては後述。

 

2012年

受賞作品

"Body and Soul" by Tony Bennett and Amy Winehouse (solo + solo、他部門ノミネート無し)

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他ノミネート作品

・'Dearest' by The Black Keys (band、他部門ノミネート無し)

・'Paradise' by Coldplay (band、他部門ノミネート無し)

・'Pumped Up Kicks' by Foster the Peaple (band、他部門ノミネート無し)

・'Moves Like Jagger' by Maroon 5 feat. Christina Aguilera (band feat. solo、他部門ノミネート無し)

【コメント】

部門の初期は、後年のノミネート作と明らかに傾向が違う。2019年のnomineeであるMaroon 5Christina Aguileraがコラボ曲で候補に。

2013年

受賞作品

"Somebody That I Used To Know" by Gotye featuring Kimbra (solo feat. solo、"Record of the Year"部門同時受賞)

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他ノミネート作品

・'Shake It Out' by Florence and the Machine (band、他部門ノミネート無し)

・'We Are Young' by Fun featuring Janelle Monáe (band feat. solo、他2部門ノミネート、その内"Song of the Year"部門受賞)

・'Sexy and I Know It' by LMFAO (duo、他部門ノミネート無し)

・'Payphone' by Maroon 5 featuring Wiz Khalifa (band feat. solo、他部門ノミネート無し)

【コメント】

この年から何年か、他の重要部門との同時受賞作が目立つようになる。 

2014年

受賞作品

'Get Lucky' by Daft Punk, Pharrell Williams and Nile Rodgers (duo feat. solo + solo、"Record of the Year"部門同時受賞)

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他ノミネート作品

・'Just Give Me a Reason' by Pink featuring Nate Ruess  (solo feat. solo、他1部門ノミネート)

・'Stay' by Rihanna featuring Mikky Ekko  (solo feat. solo、他部門ノミネート無し)

・'Blurred Lines' by Robin Thicke featuring T.I. and Pharrell Williams (solo feat. solo + solo、他1部門ノミネート)

・'Suit and Tie' by Justin Timberlake featuring Jay-Z (solo feat. solo、"Best Music Video"部門受賞)

【コメント】

2019年のnomineeであるJustin Timberlakeがこの時受賞を逃している。盟友Pharrell Williamsは2014年、上記含め計4部門同時受賞でまさに我が世の春。

2015年

受賞作品

'Say Something' by A Great Big World and Christina Aguilera (duo + solo、他部門ノミネート無し)

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他ノミネート作品

・'Fancy' by Iggy Azalea featuring Charli XCX (solo feat. solo、他1部門ノミネート)

・'A Sky Full of Stars' by Coldplay (band、他部門ノミネート無し)

・'Bang Bang' by Jessie J, Ariana Grande and Nicki Minaj (solo + solo + solo、他部門ノミネート無し)

・'Dark Horse' by Katy Perry featuring Juicy J  (solo feat. solo、他部門ノミネート無し)

【コメント】

数えてないけど、本部門では女性のnomineeが最多だった年なのでは。受賞作にもChristina Aguileraがちゃんと食い込んでいる。 

2016年

受賞作品

'Uptown Funk' by Mark Ronson featuring Bruno Mars (solo feat. solo、"Record of the Year"部門同時受賞)

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他ノミネート作品

・'Ship to Wreck' by Florence and the Machine (band、他部門ノミネート無し)

・'See You Again' by Wiz Khalifa featuring Charlie Puth (solo feat. solo、他2部門ノミネート)

・'Sugar' by Maroon 5 (band、他部門ノミネート無し)

・'Bad Blood' by Taylor Swift featuring Kendrick Lamar (solo feat. solo、"Best Music Video"部門受賞)

【コメント】

みんな大好き'Uptown Funk'。Maroon 5は本部門で唯一の単独名義曲でのノミネートだったが、ここでも受賞を逃すことに。'Sugar'、いい曲なんだけど、対抗馬が強力過ぎた。

2017年

受賞作品

'Stressed Out' by Twenty One Pilots (duo、他2部門ノミネート)

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他ノミネート作品

・'Closer' by The Chainsmokers featuring Halsey (band feat. solo、他部門ノミネート無し)

・'7 Years' by Lukas Graham (band、他2部門ノミネート)

・'Work' by Rihanna featuring Drake (solo feat. solo、他1部門ノミネート)

・'Cheap Thrills' by Sia featuring Sean Paul (solo feat. solo、他部門ノミネート無し)

【コメント】

実はこの年から、本部門と他部門との同時受賞が消えている。また、本部門で受賞を逃すと、他部門でもノミネート止まり。ということは… 

2018年

受賞作品

'Feel It Still' by Portugal. The Man (band、他部門ノミネート無し)

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他ノミネート作品

・'Something Just Like This' by The Chainsmokers and Coldplay (band + band、他部門ノミネート無し)

・'Despacito (Remix)' by Luis Fonsi and Daddy Yankee featuring Justin Bieber  (solo + solo feat. solo、他2部門ノミネート)

・'Thunder' by Imagine Dragons  (band、他部門ノミネート無し)

・'Stay' by Zedd and Alessia Cara  (solo + solo、他部門ノミネート無し)

【コメント】

ここで2019年nomineeであるZeddがご登場。 

 

さぁ、ここまでご覧頂いて、お気づきだろうか。

Backstreet Boysのノミネートって、エラい異質」

ということに。BSBみたいにコーラス主体で全く楽器に触らないbandって、おそらくノミネートされたことないんじゃないかな。言葉は悪いが、ノミネートの履歴からするとちょっと場違いな気もする。しかし、後述するように傾向がちょっと変わった2019年、「場違いであること」は、もしかしたらBSBに幸運をもたらすかもしれない。

 

授賞履歴から気づくのは主に以下の5点。

(1)ノミネートはいつも5作品。

(2)同一人が本部門を2回以上受賞したことはこれまで一度もない。

(3)過去に本部門の受賞を逃した人が受賞するケースもない。

(4)女性が第一名義にくる作品は未だ受賞していない。

(5)2017年が分水嶺。それまではコラボ曲が受賞していたが、2017年以降は単一のバンドが受賞している。また、上記の通り、本部門と他部門との同時受賞が消えている。

 

…カンの良い方なら、何を言いたいか、もうお気づきかも知れない。

 

さぁ、2019年のノミネートを改めて確認しよう。

 

2019年"Best Pop Duo/Group Performance"部門ノミネート作品

 

'Fall In Line' by Christina Aguilera and Demi Lovato (solo + solo、他部門ノミネート無し)

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'Don't Go Breaking My Heart' by Backstreet Boys (band、他部門ノミネート無し)

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"'S Wonderful" by Tony Bennett and Diana Krall (solo + solo、他部門ノミネート無し)

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'Shallow' by Lady Gaga and Bradley Cooper (solo + solo、他3部門("Record of the Year"、"Song of the Year"、"Best Song Written for Visual Media")ノミネート。)

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'Girls Like You' by Maroon 5 featuring Cardi B  (band + solo、他部門ノミネート無し)

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'Say Something' by Justin Timberlake featuring Chris Stapleton  (solo + solo、他部門ノミネート無し)

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'The Middle' by Zedd, Maren Morris & Grey  (solo + solo + band、他2部門("Record of the Year"、"Song of the Year")ノミネート。)

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そう。赤字のアーティストは、これまでに同部門でノミネートされた2019年nomineeなのです。上の5点に当てはめると、こんな感じに分析できる。

(1)2019年のノミネートは、なんと異例の6作品。

(2)Tony Bennett(2012年)とChristina Aguilera (2015年)は既に受賞ずみ。

(3)Maroon 5(2012年合わせ4回) 、Christina Aguilera (2012年)、Justin Timberlake(2014年) 、Zedd(2018年)は過去に受賞を逃している。

(4)Christina AguileraLady Gagaは、作品の第一名義にその名がある。

(5)BSB以外全てコラボ曲…

 

おお!

 

おおお!!

 

いけるんじゃね?!Backstreet Boys、初のGrammy、取れるんじゃね?!

 

以上を踏まえ、早速、"Don't Go Break My Heart"のGrammy受賞確率を発表します!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダガダガダガダガ…(ドラムロール)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"Don't Go Breaking My Heart"のGrammy受賞確率は、20%です!!

 

 

 

 

 

 

 

 

…アレ、ズッコケました?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりねー、いくら授賞傾向を探っても、対抗馬が強力なのは変わらないんですよねぇ。また、枠も1つ増えて、これだけ「異質」なBSBがノミネートされたってことは、ちょっとその傾向も変わると思うんですよ。

授賞傾向をおさらいしましょうか。

(1)ノミネートはいつも5作品。

(2)同一人が本部門を2回以上受賞したことはこれまで一度もない。

(3)過去に本部門の受賞を逃した人が受賞するケースもない。

(4)女性が第一名義にくる作品は未だ受賞していない。

(5)2017年が分水嶺。それまではコラボ曲が受賞していたが、2017年以降は単一のバンドが受賞している。また、上記の通り、本部門と他部門との同時受賞が消えている。

 

(1)を除く4つの傾向のうち、やっぱり(4)はこのままではマズイと思うんです。だから、

大本命◎は'Shallow' by Lady Gaga and Bradley Cooperです(受賞確率50%)!

つまり、今回は傾向(4)が破れるとの予測です。ちなみに、傾向(5)に(部分的に)当てはめると、Gagaさん、他の部門は諦めてください(泣)

 

次に(3)なんですが、2009年からずーっとノミネートされ続けては落とされてきたMaroon 5に、5度目の正直があると思うんです。だから

対抗◯は'Girls Like You' by Maroon 5 featuring Cardi Bです(受賞確率30%)。

つまり、傾向(3)は、Maroon 5に免じ、今回は不適用という結果もありうる。

 

ということで、

我らが'Don't Go Breaking My Heart' by Backstreet Boysは、大穴△です(受賞確率20%)。

 

授賞傾向からすると本命中の大本命、だと思うんだけどねぇ。他のアーティストがGrammyの常連揃いの中、BSBが抜け出すのはちょっとあり得ない…かなぁ?2017年、2018年とダークホースが獲ったこともあり、ここで一丁揺り戻しがくるんじゃないでしょうか。ま、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BSBだって、本部門の前身、"Best Pop Performance by a Duo or Group with Vocals"部門にて3回連続で受賞を逃してるんですけどね(涙)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…以上、予想を終わります。今回もWikipediaには大変お世話になりました(ペコリ)。

<2018年BM歌合戦> 2018年総評 ~Boyband / Manband共に豊作の年~

2018年BM歌合戦、いかがだったでしょうか。

 

「アンタ、まだ去年のアレ、引っ張るの?」と言われそうですが。まぁまぁ、いろいろ考えるところがあったので、ちょっとお付き合い頂けるとありがたいです。

 

今回のセットリストは以下の通り(カッコ内はグループ年数(結成年基準の数え年))。こちらにセットリストを、こちらにリリース順のプレイリストを置いてます。ご参考まで。

 

    Manband Boyband
前半戦

1st round

(12/17)

🇯🇵DA PUMP (23)
'U.S.A.'

🇺🇸PrettyMuch (4)
'Real Friends'

2nd round

(12/18)

🇺🇸Nick Jonas (Jonas Brothers) (14)
'Right Now'
(with Robin Schulz)

🇬🇧Princes to Kings (3)
'Here We Go Again'

3rd round 

(12/19)

🇺🇸Omarion (B2K) (21)
'Open Up'

🇺🇸In Real Life (3)
'Got Me Good'

4th round

(12/20)

🇮🇪Westlife (21)

'What About Now'

🇯🇵NORD (3)
'ヤーレンソーラン'

5th round

(12/21)

🇬🇧Il Divo (15)
'Hola'

🇺🇸Next Town Down (3)
'Bounce'

6th round

(12/22)

🇺🇸Bobby Brown (New Edition) (41)
'Like Bobby'

🇬🇧Niall Horan

(One Direction) (9)
'On The Loose'

7th round

(12/23)

🇮🇪Boyzone (26)
'Because'

🇺🇸CNCO (4)
'Se Vuelve Loca'

Half Time Show 

(12/24)

Christmas Special
~🇦🇺Human Nature On-Stage~ (30)
後半戦

8th round

(12/25)

🇺🇸Justin Timberlake (*NSYNC) (24)
'Filthy'

🇺🇸BROCKHAMPTON (4)
'NEW ORLEANS'

9th round

(12/26)

🇬🇧The Overtones (9)
'Goodbye'

🇯🇵INTERSECTION (2)
'Heart of Gold'

10th round

(12/27)

🇺🇸Take 6 (39)
'Change The World'

🇬🇧Out of the Blue (19)
'Can't Stop the Feeling!'

11th round

(12/28)

🇺🇸Hanson (27)
'Siren Call'

🇬🇧Road Trip (4)
'God Is A Woman'

12th round

(12/29)

🇬🇧TAKE THAT (29)
'Out Of Our Heads'

🇰🇷BTS (6)
'Fake Love'

13th round

(12/30)

🇺🇸New Kids On The Block (34)
'80s Baby'
(ft. Salt-N-Pepa, Naughty By Nature, Tiffany & Debbie Gibson)

🇦🇺5 Seconds of Summer (8)
'Youngblood'

Final round

(12/31)

🇺🇸Backstreet Boys (26)
'Don't Go Breaking My Heart'

🇺🇸Why Don't We (3)
'Talk'

 

<出場者データ>

全出場グループ:29

参加国:6(🇯🇵🇺🇸🇬🇧🇮🇪🇦🇺🇰🇷) 

 内訳:🇯🇵3、🇺🇸14、🇬🇧7、🇮🇪2、🇦🇺2、🇰🇷1

団体:24

個人:5(Nick Jonas, Omarion, Bobby Brown, Niall Horan, Justin Timberlake

オリジナル:21

カバー:8 (DA PUMP, Westlife, Il Divo, Human Nature, The Overtones, Take 6, Out of the Blue, Road Trip)

2018年リリース:27

2017年以前リリース:2(Westlife, Human Nature)

 

Manband結成年最長:New Edition (41)

Manband結成年最短:The Overtones (9)

Boyband結成年最長(Out of the Blue 除く):One Direction (9)

Boyband結成年最短:INTERSECTION (2)

 

Manband最年長:Claude V. McKnight III(Take 6、1962年生) 

Manband最年少:Nick Jonas (Jonas Brothers、1992年生)

Boyband最年長:Jin (Kim Seok-jin) (BTS、1992年生) 

Boyband最年少:Zac Pile (Princes to Kings、2005年生)

 

・きっかけ

そもそも年末にこんなことをしようと思ったきっかけは、「最近『対決もの』してないな…」と気が付いたことにあります。「対決もの」って、結局はネタ切れだったんです。そこまで人気がある訳でもなかったし。でも、自分としては気に入っているし、まとめながら新たな気づきもあった「対決もの」、なんとか復活できないかなぁ、とフローリングの床をゴロゴロしながら考えてました。それが10月くらい。

 

ある時ふと、

紅白歌合戦にかこつけて、2018年を総まとめした対決ものが企画できないだろうか。」

と思い付くことに。ブログのタイトルに「Boyband」と「Manband」が入っているから、これをそのまま対決要素に組み込んで。途中に中入りを挟み込んだりして。気がつくと、あっという間に上のセットリストが組み上がっていました。もともと、クリスマス特集としてHuman Natureのカバーはご紹介したいと思っていたんですよね。その次の日にJustin Timberlake の'Filthy'差し込んだらカッコ良くね?とか考えると眠れなくなっちゃったりして。お陰様で、そういう自分の中の希望がほとんど全て消化/昇華された企画になりました。無事に15日連続投稿し終えた後は、満足という他ない気持ちですね。やり残しはほぼありません。

 

最も楽しかったのは演出部分(煽り文句)。昔から、

このグループが紅白出たら、自分だったらこう演出して…」

みたいなことを妄想するのが趣味だったので、ああいうの大好きなんですよ。ただ、出来不出来が激しかったのが反省点。自分の中で気に入っているのは10th round(12/27)のTake 6の紹介部分。ああいう、一聴してなんかイイこと言っていそうで、その実、中身があんまりない煽り文句って、本家紅白でもありがちだったりする。もちろんTake 6のカバーは素晴らしいんだけど、聴けば分かるから、そこに前置きとして付け足すものっていうとあんな感じになっちゃう。「それ、タイトルを和訳しただけ!」っていう。逆に、時間がどうしても無かったのでとりあえずアップしたものの、やっぱり心残りだったのが11th round(12/28)のRoad Trip vs. Hanson 。もう少し切り口はあったかなぁ。

 

苦しかったのが各グループの紹介文。あまりいい加減なことは書けないし、でもバリエーションは欲しいし、Wikipediaのコピペじゃ味気ないし…詳しいグループなら目をつぶってでも書けるんですけど。あまり詳しくないグループについては、色々悩んだ結果、自分に書けることを書こう、と開き直った結果があの29個の紹介文です。12th round(12/29)のBTSだけはメンバー別の紹介がどうしても書けなかった…自分があまり詳しくなかったから。2019年はBTSもちゃんとウォッチしたいところ。

 

ここで、上のセットリストを少し離れて、今回選ばなかったグループについて触れてみたいと思います。

 

・選外のグループについて

なんか偉そうでスミマセン…

Manband編

基本的に、2018年リリースがなかったグループは選んでいません。大御所でいうと、Boyz II Menとか、All-4-One3T98°Blueもそうですね。例外として、Westlifeは再結成ネタが大きすぎたのと、大変有難いことに、ウチのブログを覗きに来て下さる方にliferさんが多い、ということから、2018年新曲は出なかったのですがご登場頂きました。

また、他のグループと印象が重なるものについては、どちらか一方を選んでいます。今回でいうとThe Temptationsは、Take 6と比べてインバクトが(自分の中で)薄かったので、久々のリリースでしたが外しました。なかなかいいんですけどね、The Temptationsの新譜も。

あと、できるだけ「楽器を持たないmanband」を選びたかったので、いわゆる「楽器を持つ系」、つまりrock bandは外す傾向にありました。2018年でいうとMaroon 5は悩みどころだったのですが、彼らはどこからどう見てもrock bandなので、他のmanbandを優先させました。

一方、印象が薄かった点で外したのがA1。2018年は彼ら4人の完全再結成の年だから、その一発目はもう少しイイ感じで来るかと思いきや…2019年に期待ですな。あと実はINROCK誌にも載っていた(Vol. 419、p.78)Dan Balan (O-Zone)も、話題性の割にインパクトが小さかったので外しました。これらとは逆に、CollabroIl Voloがエントリーしなかった理由は、こちらの研究不足です。申し訳ない。

 

Boyband編

boybandって、だいたい結成10年くらいで区切りを迎えて、その後はmanbandへクラスチェンジしてしまう。だからmanbandの方がよっぽど激戦で、boybandは比較的選ぶのラクそうだな…と思っていたがさにあらず。boybandはギリギリまで選考に苦慮しました。

まず、The Vamps…うう…どう考えても、他の人だったら百人中百人、Princes to Kingsよりもまず彼らを選ぶよね。'Just My Type'のMVも良かったし、何よりメンバーみんなメチャカッコいい。なので、The Vampsは最後まで迷いました。

次にJack & JackUnion J。どちらのグループもboyband styleとhip-hop styleを(結果的に)上手に両立していて、かつ要注目のbandだけに悩みました。2019年もいい感じのヒットを期待したい。そしたら迷わず選べる。

変わり種でいうとEXP EDITION。気づけばK-POP勢がBTSだけになってしまって、その理由はこちらのリサーチ不足にあるのだけど、どうせK-POPから選ぶんだったらもっと王道を選ぶよなぁと思い直し、EXP EDITIONは外しました。興味深いグループなんだけどね、彼らも。

ソロではCurtis T Johns (Five to Five) を推していたんだけど、そもそもFive to Fiveってbandとしての活動がミュージカル"The Band"のみなんだよね。それってそもそもBoybandと言えるのかしら、と疑問になってしまって。いつの間にか選考から漏れていました。

 

・セットリストのグループについて

引き続きなんか偉そうでスミマセン…スクロールするの面倒だと思うので、もう一回載せますね。

 

    Manband Boyband
前半戦

1st round

(12/17)

🇯🇵DA PUMP (23)
'U.S.A.'

🇺🇸PrettyMuch (4)
'Real Friends'

2nd round

(12/18)

🇺🇸Nick Jonas (Jonas Brothers) (14)
'Right Now'
(with Robin Schulz)

🇬🇧Princes to Kings (3)
'Here We Go Again'

3rd round 

(12/19)

🇺🇸Omarion (B2K) (21)
'Open Up'

🇺🇸In Real Life (3)
'Got Me Good'

4th round

(12/20)

🇮🇪Westlife (21)

'What About Now'

🇯🇵NORD (3)
'ヤーレンソーラン'

5th round

(12/21)

🇬🇧Il Divo (15)
'Hola'

🇺🇸Next Town Down (3)
'Bounce'

6th round

(12/22)

🇺🇸Bobby Brown (New Edition) (41)
'Like Bobby'

🇬🇧Niall Horan

(One Direction) (9)
'On The Loose'

7th round

(12/23)

🇮🇪Boyzone (26)
'Because'

🇺🇸CNCO (4)
'Se Vuelve Loca'

Half Time Show 

(12/24)

Christmas Special
~🇦🇺Human Nature On-Stage~ (30)
後半戦

8th round

(12/25)

🇺🇸Justin Timberlake (*NSYNC) (24)
'Filthy'

🇺🇸BROCKHAMPTON (4)
'NEW ORLEANS'

9th round

(12/26)

🇬🇧The Overtones (9)
'Goodbye'

🇯🇵INTERSECTION (2)
'Heart of Gold'

10th round

(12/27)

🇺🇸Take 6 (39)
'Change The World'

🇬🇧Out of the Blue (19)
'Can't Stop the Feeling!'

11th round

(12/28)

🇺🇸Hanson (27)
'Siren Call'

🇬🇧Road Trip (4)
'God Is A Woman'

12th round

(12/29)

🇬🇧TAKE THAT (29)
'Out Of Our Heads'

🇰🇷BTS (6)
'Fake Love'

13th round

(12/30)

🇺🇸New Kids On The Block (34)
'80s Baby'
(ft. Salt-N-Pepa, Naughty By Nature, Tiffany & Debbie Gibson)

🇦🇺5 Seconds of Summer (8)
'Youngblood'

Final round

(12/31)

🇺🇸Backstreet Boys (26)
'Don't Go Breaking My Heart'

🇺🇸Why Don't We (3)
'Talk'

 

Manband編

The Overtones以外は結成年数が2桁年になりました。これは特に意図していなかったのだけど、まとめてみると「まぁそんなもんか」というところ。本ブログも以降は「結成年数が2桁年」というのが「Boyband」と「Manband」とを分けるメルクマールになりそうですな。境界の曖昧さは残しておきたいけど。

選出基準として気をつけていたのが、国別バランスもさることながら、いわゆる「アフリカ系(黒人系)」を積極的に選んだところ。その結果、15組中3組がアフリカ系アメリカ人のグループ(Omarion (B2K) , Bobby Brown (New Edition)Take 6)だったのは、決して少ない数ではないと感じる。もし2019年にもこの機会があれば、アフリカ系(黒人系)メンバーのいるグループをもっと増やしていきたい。そこもカバーしているのがウチの強みなので。

 

最初から決めていたのは、初っ端にDA PUMP、前半戦の最後にBoyzone、後半戦の頭にJustin Timberlake (*NSYNC)、そしてラスト3つで今年のベスト3。結果としてこれでもかというくらいManbandな王道セットリストになりました。

Manband部門のベスト1は、文句なしにBackstreet Boys。2018年の流行を計算し、自分たちの強み・弱みをちゃんと清算した上での一発回答。お見事です。

第2位はNew Kids On The Blockとその仲間たち。紹介文にも書いたけど、あの一曲で過去と未来を繋いだという意味でやはり侮れないNKOTB。その目的のために多くの一流アーティストを動員できた政治力・交友関係も、並みのmanbandには真似ができない。もちろん曲自体の出来も素晴らしかった。

上の2曲と比べると若干インパクトに欠けたのがTAKE THAT。なので個人的にはManband部門の第3位。ベストアルバム"Odyssey"との合わせ技だと1位かもだけど、曲単体だとこのくらいの評価に収まっちゃうかな。もちろん異論もあるだろう。

 

Boyband編

まず固定したのがpost One Direction組のPrettyMuchCNCOWhy Don't Weを各部の頭とお尻に持ってきたところ。Justin Timberlake (*NSYNC)の対戦相手としてはよりクセの強いBROCKHAMPTONを持って来ることができて、思い残すことなし。好き嫌いはあるだろうけど、気づけば彼らも立派なboyband。そう自称してるからね。

活動年数が短いから、注目度が比較的小さいであろうPrinces to KingsIn Real LifeNORDNext Town DownINTERSECTIONRoad Trip も紹介できて個人的にホクホク。この中で2019年に幾つ花が咲くか、想像するだけで楽しい。

対戦の組み合わせについては裏テーマもあり。例えば、DA PUMPPrettyMuchについては、本ブログでいくつも「対決」して貰ったりしている。あと、Bobby Brown (New Edition)Niall Horan (One Direction)は、同じソロアーティスト同士で出身グループ名がちょっと韻を踏んでたり(下らなくてスミマセン…)。Road Trip vs. Hansonは、なんとなく「女神対決」だったりもする。"Siren"は「海の女神」というより「海の妖怪」かもしれないけど。座組を決めた後で気づいたのは、9th round(12/26)の先攻INTERSECTIONの曲名'Heart of Gold'って、そのまま後攻The Overtonesの故Timmy Matleyにぴったりだよなぁと一人でジーンとしてしまった。まぁ、自己満足なんですけどね。自己満足といえば、12th round(12/29)のTAKE THAT vs. BTSは、「本ブログで最も記事が多いグループ」対「記事がほぼ全くないグループ」でもある。2019年こそBTSはもう少し追いかけてみたい。

 

大トリにWhy Don't Weを持ってきた理由は至ってシンプルで、「2018年、唯一ナマでライブを観ることができたBoyband」だったから。Final round(12/31)でBackstreet Boysと並べてみてさらに気づいたんだけど、WDWって良い意味でも悪い意味でも「Boybandとしての業」をちゃんと背負ったグループだと思う。運命共同体的な。同居してたりもするし。個人個人はクールでサバサバしているかと思いきや、グループ活動は意外に長く続いちゃったりするんじゃないだろうか。彼らも少しずつ年を重ね、ファンも少しずつ少しずつ、より若いグループへと流れて行くだろうけど、その時にどうなるのかが今後の見所かも。

 

・2018年総評

ここまで取り留めもなく書いてきて思うのは、2018年ってBoyband / Manband共に豊作の年だったということ。 特にManbandは、BSB、NKOTB、そしてTTが揃って新曲をリリースしたり、*NSYNCの一瞬再結成もあったり、まるでManband界の惑星直列が起きているのではないかと思ったほど。

あと、Directionerの方々は眉をひそめるかもしれないが、2018年は脱One Directionの年でもあった。何より、メンバーの出す曲の傾向が、とっくに1D時代から離れて久しい。1Dの曲って、彼らが英国出身だってこともあるけど、hip-hopの波をまだまともに被ってないんだよね。言い換えると、One Directionって、Boyband界におけるhip-hopへの最後の抵抗だったのかもしれない。今聴くと、特に初期の5人だった頃の曲はやや古く感じられてしまう。5人ともちゃんと脱皮を経て、次の段階へコマを進めているのが頼もしい。こんな順風満帆なグループは他にない。

 

以上が2018年の総評になります。こんなだらだらな、フォントが小さくなったり大きくなったりして読み難い文章にお付き合い頂きありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。

<RoadTrip> RoadTrip、'Take This Home'のMV解禁

冒頭のマイクロバス、中盤のプールパーリィ、後半のLondon EyeにTower Bridge…英国産boybandのエッセンスをこれでもかと詰め込んだMV。

 

www.youtube.com

 

ただ、さすがRoadTripの映像班はひと味違う。冒頭のRye Beaumontがバス天井から飛び降りる→運転席に着席、の場面の切り替わりなど、実にスムーズ。やはりRoadTripはMVと相性がいい。

guamman9bonbon.hatenablog.com

 

女の子をバスに乗せない、自分たちで運転する、という流儀は英国産boybandならでは。