(今年一年を振り返りつつ。ついでに後半戦初日第8ラウンドから振り返ってみましょう。)
いよいよ来ました、大晦日。
年越しそばの準備は?二年参りはどこに行きますか?
寒い中、お参りついでにスマホでご覧の方も、
出前を待ちつつ本家紅白の合間に覗きに来た方も、
大変お待たせしました。今年も残すところあと1日。
本日でフィナーレ!BM歌合戦も残りあと2組!
本家紅白なら、全出場アーティストがズラッと並ぶシーンですよね。
17日から始まったBM歌合戦、出場頂いた全てのアーティストに想いを馳せつつ、
さぁ、参りましょう!最終ラウンド、先攻manabandは、今年驚きのサウンドで再始動した彼ら!
Backstreet Boysで、'Don't Go Breaking My Heart'!!
'Don't Go Breaking My Heart' by Backstreet Boys (2018/05/17リリース)
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彼らをmanbandと呼ばずして誰をそう呼べるのか。Manbandとしての栄誉と業を5人で背負う唯一無二のworldwide mega-manband。コーラス、ダンス、結束力は年を重ねて円熟の域、他の有象無象とはひと味もふた味も違うbandのメンバーは、
トレードマークだった長髪を再びバッサリ落としhair donation、ミスター変幻自在にしてBass担当Kevin Richardson (1971年生)
近年益々存在感を増している、可愛らしさと知性とが入り混じったファルセッターHowie D (1973年生)
彼の「復活」が未だグループ最大の課題、悩めるフロントマンBrian Littrell (1975年生)
ドラッグとアルコールから見事立ち直った…かに見えたが最近またアルコールに手を出してしまったらしい苦悩の大黒柱AJ McLean (1978年生)
この人無ければBSB無し、しかしBSB無ければこの人もいなかった、グループを救いグループに救われの波乱万丈最年少Nick Carter (1980年生)。
決して平坦な道のりではなかった25年。しかし後輩Florida Georgia Lineを初めとし、彼らを尊敬してやまないアーティストは数多い。色んな意味でこんなにドキドキさせてくれる大御所manbandは他にいるのだろうか?
Backstreet Boys 2018年3大ニュース
*今年は'Don't Go Breaking My Heart'でmanband界に一大BSB旋風が吹き荒れた。勢いに乗って'Chances'も発表、このシングルでBrian Littrellは実にほぼ10年ぶりのリードソロ。'Chances'は今をときめくShawn Mendesからのご提供。さすがShawn、イイ曲をありがとう。
*上記2曲を含むアルバム"DNA"も一部先行配信中。その名を冠した"DNA World Tour"は2019年から。Tour Dateに、に、に、日本が…入ってない…追加公演を期待。でも、2020年は五輪もあるから会場押さえるの益々難しくなるだろう。この辺どうにかならないものか。
*吉報は続く。'Don't Go Breaking My Heart'、遂にGrammy nomination! 'Shape Of My Heart' (2002年、"Best Pop Performance by a Duo or Group with Vocals" category)以来、なんと16年ぶり!全米1位にも未だ到達せず、「無冠の帝王」だった彼らにとっては久々の快挙。対抗馬が強力過ぎるためオッズは超高め、受賞は正直めっちゃ難しいと思うが、ここで万一取れたら箔がつく。2019年始、初詣のお願い事は決まりだな(笑)。
今年は'Don't Go Breaking My Heart'を引っさげて、音楽番組にも引っ張りだこののBSB。
魂が込められた歌唱、そして緻密なダンスパフォーマンスをライブにて披露してくれました。本当にありがとう!!
さぁ…いよいよ大トリです。
黄色い声援が凄まじい!!会場中に鳴り響いています!!
彼らをラストに紹介できるのが誇らしいほど!!
2018年のboyband界を牽引した彼ら!!
Why Don't Weで、'Talk'!フィナーレ!!
'Talk' by Why Don't We (2018/07/07 MV公開)
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Why Don't Weメモ
「一緒にやんない?」をグループ名に持つ、ということは元々ソロアーティストだった5人のティーンが自然発生的に集まってできた音楽集団。甘いルックスとオシャレさんな身なりに油断していると、競い合うように今なお上達する歌唱力、そしてそれらが組み合わさった絶妙なコーラスワークにたちまち虜になることだろう。もはや彼らの枕詞に「ポスト1D」は不要、名実共に2018年を代表するboybandのメンバーは、
抜群のルックスを持つ一人のbaseball jocks、ギターを片手にカメラの前に立つとあっという間にJonah Marais (1998年生)
ハイスクール時代は実生活の煩わしさとSNS上の賞賛とのギャップに悩んだ苦労人、WDW唯一の(公認)彼女持ちCorbyn Besson (1998年生)
"American Idol"での挫折から復活、second chanceを見事モノにした万能の人Daniel Seavey (1999年生)
女性だらけの家庭に育ち、左腕に太陽系のタトゥーを仕込んだスケーターJack Avery (1999年生)
うら若きSNS Starにして皆のイジられ役、出過ぎた杭はしかし打たれ強いZach Herron (2001年生)。
まだ結成3年め、ブレイク前夜の彼ら。しかしそろそろ天下を獲りたいところ。とりあえず、boyband watcherにとってWDWは必修科目です!
Why Don't We 2018年3大ニュース
*"Work as hard as you possibly can."をモットーとするほど(Jack Avery談)hard workerなWDW。今年は代表曲'Trust Fund Baby'、'Hooked'、上の'Talk'、そして'8 Letters'を発表。あらゆる角度から流行のサウンドをつっつきまくり、「今度はこう来るかぁ〜〜(ため息)」と毎度毎度唸らされてしまうリリースは、昨今のboybandでは珍しいのでは。お陰で今年、特に後半3曲の怒涛のリリースは存分に楽しませてもらいました。この3曲が入ったファーストアルバム"8 Letters"も多方面で高評価。
*そして満を持しての初来日。はぁ〜…生で見るJonah Marais、めっちゃカッコ良かったっす…サウンドチェックのJack Averyのナマ声にも震えたしなぁ。酷暑にぽっかり秋風が吹き奇跡的に涼しかったサマソニ、あの楽しいひと時をありがとう。
*アルバムリリースと前後して出来、"In The Limelight"。慌てて早速入手&読破。カンの良い方はお気づきかもしれないが、上のメンバー紹介はこの本から取ったもの。これもいつかレビューできたらいいなぁ。
どうでしたか?ヨーロッパの名所と、スマホ片手に練り歩くWhy Don't We。
米国産boybandだということを忘れちゃうほど、馴染んじゃってますよねぇ。
2019年こそ、Why Don't Weを筆頭に、boyband movementが花開いて欲しい!!
その願いを込めて、年の瀬を締めくくりたいと思います。
15日間連続で熱戦が続いたBM歌合戦、いかがでしたでしょうか。
観戦して頂いた全ての皆さんにとって、2019年が良い年でありますように!!
それではまた来年!!