大晦日です。年越しの準備はいかがでしょうか。
初詣はどこへ行きますか。二年参りの予定の方もいらっしゃるかもしれません。
二週間前に始まったBoyband vs. Manband 歌合戦も、本日で最終日。
2022年の幕を下ろすにふさわしい二組に登場いただきましょう。
先攻manbandは、今年、所属事務所との契約更改を迎えた大物K-POP manband。ある者は去り、ある者は残り・・・
季節は巡る。冬はまた春を連れてくると信じて。
'봄여름가을겨울 (Still Life)' by BIGBANG (2022/04/05 MV公開)
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BIGBANGメモ
今日のK-POP天下の土台を築いた韓国芸能界の最高峰。K-POP第二世代に当たり、国内外への影響力が桁外れな彼らはしかし、個性も音楽の方向性も全く異なっており、かつて同じ舞台に立ち、同じ曲を歌い、目を見交わせて笑い合っていたのが奇跡と思えるくらい。
卯年に異国の社長と月旅行、本作MVが現実になりそうなT.O.P (1987年生)
後輩グループに多大な影響を及ぼすK-POPの現人神、G-DRAGON (Jiyong) (1988年生)
今月、YG傘下のレーベルへ移籍、ボーカルと筋肉の人SOL (Taeyang) (1988年生)
一方、YGから離脱を表明、しかしグループには残る、トロットも嗜むD-LITE (Daesung) (1989年生)
そして、巡る4つの季節にも、4つ並んだ椅子にも彼の姿はないV.I (Seungri)(1990年生)
2年前からこの日を待っていました。こんな寂しく、こんなにも美しい曲を紹介することになるとは予想だにしなかったけれど。
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「2022年」という映画のエンドロールのような作品。
メンバーそれぞれ、歌唱パートに個性を滲み出させていたけれど、誰かと同じ画面に現れることはないし、歌声を重ねることもない。
季節は巡り来るけれど、異なる季節が同時に訪れることはない。だから・・・
「4」という数字にもこだわりが。MVの公開時期も示唆的でした。*1
さぁ、今年の余韻をしみじみと噛み締めつつ、新しい年、新しい風を迎えましょう。
後攻boybandは、こちらも誠に長いことお待ちしてました。ようやくこの年末の舞台へ。
今年、日本の芸能界を上へ下へと大忙しの9人組。賑やかに締めくくってもらいましょう!!
'ブラザービート' by Snow Man (2022/03/09 Dance Practice映像公開)
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Snow Manメモ
先代社長が最期にメンバーを指名したと伝えられるグループの1つ。下積み10年超の実力者が6人も居並ぶ中に、3人の若手を抜擢して中心に据えたことでかえって結束力が強まったのはあの先輩manbandと同様か。
憧れの副社長がまさかの退所、心境はいかばかりか深澤辰哉 (1992年生)
ついにラジオに進出しオタクの本領発揮、ピンクの髪の佐久間大介 (1992年生)
近所のモスバーガーに彼のポスターが、メインボーカル渡辺翔太 (1992年生)
料理の腕前や味覚はメンバー内でもダントツ、雅なダテ様宮舘涼太 (1993年生)
SASUKEでグループを飛び出し憧れの緑山へ、タックルが楽しすぎる岩本照 (1993年生)
インテリ気象予報士が演出するライブはまるで実験室のよう、仕切りはこの人阿部亮平 (1993年生)
主演映画では主役中の主役に大抜擢、グループに関西人のキレを持ち込んだ向井康二 (1994年生)
朝ドラではヒロインの相手役を熱演、クールなテクノカット目黒蓮 (1997年生)
ゼロ年代の巨星にしてZ世代の特大アイコン!ランウェイでも輝くラウール (2003年生)
パズルのようなフォーメーションにバッキバキのアイソレーションが光るダンスで観るものを魅了する9人。個性はバラバラ、やりたいこともアレコレ、超多忙なスケジュールでも、お互いを思いやる目は下積みの頃と変わらない。今夜も期待しています!!
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最終日はmanband、boyband共に本ブログのイチオシを紹介しました。いかがだったでしょうか。
2022年歌合戦、これにて終演。良いお年を。
*1:公開当初、この日付は「4人/5人」の意味ではとひとしきり話題に。