Bon Bon Boyband ! Man Man Manband !

海外Boyband/Manbandのニュースに簡単なコメントを添えたブログです。

<2022年Boyband vs. Manband 歌合戦> 11日めは往年の〇〇対決! 'Todo De Ti (All That She Wants)' by Omar Rudberg (FO&O) vs. 'Bring Back The Time (Ft Salt-N-Pepa, Rick Astley, En Vogue)' by New Kids On The Block!

本日は28日。仕事納めという方もいらっしゃるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年末まで仕事の予定みっちり、という方もお疲れ様です。風邪など召されぬよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、Boyband vs. Manband 歌合戦、11日めは、懐かしの・・・対決。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先攻boybandは、昨年の年末まとめから2年連続の出場。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同郷の大先輩グループの名曲を大胆に換骨奪胎、現代風にカバー。なんか思わせぶりなMVにもニヤニヤしてしまう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

'Todo De Ti (All That She Wants)' by Omar Rudberg (FO&O)  (2022/07/01 MV公開) 

www.youtube.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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FO&Oメモ

デビュー当初から幸運にもJustin Bieberに見初められ、彼のツアーのオープニングアクトに抜擢されたSweden出身の(元)四人組。メンバー脱退や改名を経て、2017年からはhiatus、メンバーそれぞれソロプロジェクトを満喫。

トレードマークだったブロンドを栗毛に戻して活躍中、Oscar Enestad (1997年生)

脱退後、ポツポツと旅の記録をInstagramに上げているOscar Molander (1997年生)

ブロンドの短髪が印象的だが今年はこれといった活動が見られなかったFelix Sandman (1998年生) 

そして、自らのセクシャリティをふわりと棚上げしつつ、LGBTQにシンパシーを寄せるVenezuela出身の末っ子、Omar Rudberg (1998年生)

 

MVの中では、嫌がったり「そういうフリ」を演じていたりするけれど、彼の実存はどちらでもなさそう。Omarのこういう「宙吊り」なテイストが20'sっ子って感じ。

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ブログ主にとっては青春すぎて思わず膝を打ったカバー。21世紀なのにこの選曲!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、'All That She Wants'ってこんな曲だったかな・・・と思って原曲を聴き直すと印象があまりにも違うのでびっくり。そうそう、サビ直前でメジャーからマイナーに転調する曲だったよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年現在、'All That She Wants'ってこんな感じの曲、と提出されると思わず頷いてしまう。そんな不思議なテイストを持つOmar版でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにAce of Base初期のプロデューサーDenniz Popは、90's boybandと切っても切れない超重要人物*1。Max Martin御大のお師匠さんでもある。ご存知ない方はぜひチェックしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなAce of Baseが活躍した90年代から、時計の針を10年ほど戻します。黄金の80年代へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

後攻manbandは、お待たせしました、「懐かし」と「コラボ」はお手のもの!今回も豪華すぎるゲストの連続!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

'Bring Back The Time (Ft Salt-N-Pepa, Rick Astley, En Vogue)' by New Kids On The Block  (2022/03/03 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

 

 

 

 

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New Kids On The Blockメモ

現代型boybandの源流の1つであり、特に白人バンドとしては草分け的存在の5人組。キャリアの初期からR&Bとhip-hopの2本柱で活動し、本格的なダンスパフォーマンスによりアイドルとしての一時代を築く。近年、同世代のゲストとのコラボ曲をリリース→その曲で合同ツアー、という他に類を見ないビジネススタイルを確立している。

長年連れ添った相方と無事結婚したり土地がらみの訴訟に巻き込まれたりと、2022年は大忙しだったJonathan Knight (1968年生)

自らのYouTubeチャンネルにて料理動画を上げ続けるマッチョマン、振り付け担当Danny Wood (1969年生)

昨年は"Masked Singer: Season 5"にもサプライズで登場、judgeの一人である奥方の腰を抜かしたDonnie Wahlberg (1969年生)

往年の二枚目からノリノリの三枚目へ、本人が楽しいならそれでいいかもリードシンガーJordan Knight (1970年生)

来年は新春早々Carnegie Hallでワンマン、Joey McIntyre (1972年生)。

長い芸能生活で培った幅広い人脈を、自らのビジネスモデルに組み込んでいくのが巧みなNKOTB。そうかと思えば、グループ活動とソロ活動をしっかり切り分けて、どちらも楽しんでいる様子が羨ましい。

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本作の元ネタが知りたい方はYouTubeのコメント欄をどうぞ。'Rio' by DuranDuranはすぐ分かったんだけどなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日は、楽曲自体というよりも、往年の雰囲気そのものをカバーした対決でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日より、本ブログが推す2022年ベスト3の発表です。お楽しみに。

*1:'Show Me The Meaning Of Being Lonely' by Backstreet BoysのMVはDennizに捧げられていて、彼を含む死者(や辛くも命が助かったBrian Littrell)がモチーフになっている。チラッと映るバスの運転手役にDennizに似た役者を配置したのは有名な話。絶頂期にこんな暗いMV作れたのはすごいよね。メンバーも皆、美しい。