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海外Boyband/Manbandのニュースに簡単なコメントを添えたブログです。

<Snow Man> おっさんの心をコスり続ける、代表曲'ブラザービート'リリース

 

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どこかで聴いたことあるな〜、な部分があるとしたらそれはブルースが下地だからかも。ソロ3人分で12小節、それを1番に2回(佐久間→宮舘→目黒、岩本→向井→渡辺)、2番に1回(深澤→阿部→ラウール)組んで、9人コンプリート。音楽的にもオーソドックスな作り。

 

オーソドックスなんだけど冒険もある。イントロ、ふっかの「イー、アル、サンスー」が、1番には全く絡んでなくて、ごく自然に2番冒頭への伏線になっているの、何気に凄くない?サラッと聴いたら聴き逃してしまうけど、なぜこのフレーズをあえてイントロに持ってきたのだろう。

 

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プリンを誰が食べたのか、はARATAさんの解説見るまで気がつかなかった。なるほどなぁ。ちなみにプリン泥棒たちは後で佐久間さんに漏れなくイジられるまでがセット。

 

おっさん的に感銘を受けたのははサビ冒頭の腕のフリ。赤塚マンガによく出てくる、溢れた涙がカッチんコッチんを腕の振りで表している。随所に赤塚リスペクトが。

 

ダンス後半で目黒さんが、ずっと右側(シンメの岩本さん?)気にしてるのが面白い。

 

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ここで、「なぜおそ松さんの実写化の主役が、6人組のSixTONESではなく、Snow Manだったのか」という疑問が湧く。

SixTONESだとハマらなかった理由、それは、「真面目さ/不真面目さ」によるものなんだろう。

SixTONESの活動ぶりをYouTubeを通して観ていると、彼らは大抵グダグダだ。グダグタしながらもえっちらおっちら動画の中で課題をこなし、気づけば楽しいエンタメに仕上げている。

なんだかんだで締めるとこ締める。「不真面目に真面目」なのだ。ジェシー番長の眉の動き一つで空気がガラッと変わったり。

 

一方のSnow Man。みんな人柄が穏やか、イイ子ぞろいで一見真面目に見える。

が、9人一列に並んでインタビューを受ける場面では、茶化しが止まらない。向井さんや佐久間さんあたりから、小さな花火みたいにポンポンとボケとツッコミの応酬が交わされる。マイクに乗るギリギリの音量とタイミングのそれらは、当然インタビュアーには拾われないが、気づけばメンバーの誰かしらのニヤニヤが止まらなくなっている。

締まってるようで締まらない、というか〆ない。「真面目に不真面目」なカラー、それがSnow Manだ。ギャグアニメの実写化には最適だろう。