本日12/24は、毎年恒例の詰め合わせ。本ブログ主のアンテナに引っかかった、忘れ得ぬ作品たちをご紹介しましょう。
その前に、前半戦をおさらい。誰も彼も実力者、力作揃いです。(カッコ内はグループ年数(結成年基準の数え年))
Boyband | Manband | ||
前半戦 | 1st round (12/17) |
SEVENTEEN (8) 'HOT' |
Harry Styles (One Direction) (12) 'As It Was' |
2nd round (12/18) |
Sergio JR (In Real Life) (6) 'Más Que Nunca' |
MORISAKI WIN (PRIZMAX)(21) ~俺こそオンリーワン~ |
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3rd round (12/19) |
EMBLEM3 (16) 'Sunset Blvd' |
i.amsolo (Justice Crew) (14) 'Astray' |
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4th round (12/20) |
MIC LOWRY (12) 'Next Up' |
Derek Ryan (D-Side) (22) 'You're Some Girl' |
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5th round (12/21) |
BE:FIRST (2) 'Bye-Good-Bye' |
ゴールデンボンバー (19) '断末魔' |
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6th round (12/22) |
CNCO, Adriel Favela (8) 'La Equivocada (Versión Tumbao)' |
Ricky Martin (Menudo) (46) 'Ácido Sabor' |
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7th round (12/23) |
THE DRIVER ERA (ft. Nikka Costa)(5) 'Keep Moving Forward' |
Mark Owen (TAKE THAT) (33) 'You Only Want Me' |
逐次更新でコメントが間に合わない点はご容赦。どこまで書けるかな。それでは参りましょう。
'DA FUNK' by DA PUMP (2022/3/2 MV公開)
近所までお越しいただいたので行ってきました、DA PUMPライブ初参戦。白長Tも購入し大満足。
生で観て驚いたのはKIMI。昔よりも体をだいぶ絞っていると見えて、コンパクトにパチパチとダンスが決まっていた。そんでもってめちゃセクシー。やや陰のあるバンドの長ISSAに対する、カラッとポジティブなラップ担当、という従来の枠からもう一歩踏み出した彼の成長が感じられた。
本ブログは5年前の2018年に開設。当初よく読まれていた記事では「戦う『顔』が降りてきた」と書いたけど、ライブで俺が触れたのは、この記事で書いた人工的な「顔」よりももっとシンプルで強い男達の姿だった。
'Treasure Hunt (for J-LOD) JUMON~仮面ライダーセイバー' by TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA (2022/2/14 映像公開)
仮面ライダー繋がりでスカパラのライブ映像もご紹介。深刻なテーマを扱うライダーシリーズの中ではやや異色、爽やかなファンタジー風味の「仮面ライダーセイバー」に相応しい疾走感。ラストの大森さんのダンスがカッコいい。
「変身!!」
'liveDevil' by Da-iCE feat. 木村昴 (2021/12/22 MV公開)
仮面ライダー繋がりではDa-iCEも忘れ難い。昨年末のリリース。この夏に大団円(?)を迎えた「仮面ライダーリバイス」を、この主題歌の歌詞は忠実すぎるほど忠実になぞっていった。想太さんのパート「♪♪正しさで裁き合うような~♪♪」でいつでもあの五十嵐家のドラマに帰って来れる。映画も封切り。観に行かなくちゃ。
リバイスのおすすめは第26回。大二が自らの分身カゲロウと対峙する、その拳とセリフのやり取りに涙した。とても一人二役とは思えない素晴らしさ。
'Choose One' by PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE (2022/7/1 Performance Video (1 take ver.) 公開)
日本のバンドが続きます。リバイス主演の前田さんが意外にもLDH所属(!)ということでお待ちかね、EXILE TRIBEの秘蔵っ子、PSYCHIC FEVERにご登場頂きましょう。
EXILE TRIBEではデビュー組恒例の武者修行で全国を回るも、ツアー完走後にコロナ禍へ。2年ほど足踏みし、離脱者も出す中、今年ようやくデビューに漕ぎ着けた。
この"1 take ver."は小波津さんの故郷で撮影したとのこと。まだ年少で美しい面立ちの彼が、これからEXILE方式でどんどんゴツくマッチョになり、出身も相まって良い意味でワイルドになっていくのを想像するだに楽しみでならない。それこそboybandなんだぜ。
'ウチらの地元は地球じゃん' by OCHA NORMA (2022/10/22 MV公開)
早速の紫枠。これも、リバイス前田拳太郎さんがこれまた意外にハロプロと縁が深い、ということからの連想。
そこでBEYOOOOONDS・・・・ではなく、今年デビューのこの10人組にスポットライト。もう百回くらい観てるスルメ曲。
まだ新人グループだからダンスのニュアンスがみんな違うのだけど、なぜこんなに一人一人生き生きして見えるんだろう。例えば3:33~"みんないいヤツ〜♪"で両手上げてグニャ〜っとするフリとか、普通なら見てらんないくらいバランバランなんだが全員大正解の奇跡。なんだろうね、これはもう、ついていくしかない子たち。
'Lhe Aperta' by Power Boyz (2022/9/18 MV公開)
「ウチらの地元は地球じゃん!」ってなわけで、日本を離れて一路AfricaはAngolaへ。前作みたいに動画だったらもっと良かったな・・・
'Pyar Deewana Hota Hai' by Sanam (2022/5/5 MV公開)
日本から遠く離れたmanbandといえばSanamの本作も興味深く観た。同名映画(2002年)の主題歌のカバーのようだ。
'ลองคุย (TRY) ' by Baby Mic Candy (2022/11/18 MV公開)
10神ACTOR出身の岡・中島・MOTOの3人(TAi)に、タイのアーティストFIATを迎えた4人組、Baby Mic Candy。タイのboyband市場は大きいと噂に聞く。言葉の壁を超えた4人は自由で楽しそう。
'STORM' by OTYKEN (2022/4/29 MV公開)
YouTubeでオススメに上がってきたOTYKEN。異国情緒たっぷりで、途中からpopな展開を見せるのも耳馴染みがよく面白い。シンセの「ギャギャッッ!!」がイイ味出してる。
'The Paramedics (Live at METALIVE 2021)' by METAFIVE (2022/1/20 映像公開)
シンセといえばsuperbandのMETAFIVE。様々な障害をクリアして今年、ラストアルバム"METAATEM"をリリース。Leo今井の野獣のようなプレイがMETAからPARAへと道を切り拓く。
'HOMEBASE' by 電気グルーヴ (2022/9/9 MV公開)
まりん繋がりで電気の新作も。
何が原動力なのかはもうよくわからない。
ちゃんとルールは守りますよ、アウトならそれでヨシ!
'THE LAST ROCKSTARS' & 'PSYCHO LOVE' by THE LAST ROCKSTARS (2022/11/12 映像公開)
活動に一区切りついたsuperbandもいれば、新たに結成されるsuperbandもいる。ビジュアル系バンドの復権なるか。
'三億円' by chelmico (2021/11/19 MV公開)
ギャラの高そうなTHE LAST ROCKSTARSに対抗して、こちらは曲名からして大盤振る舞い、が歌詞は今の世相を反映して小気味よくダウナー。今年リリースのアルバム"gokigen"にはだいぶ助けられました。ありがとうchelmico。
'お茶' by UA (2022/6/21 MV公開)
ぐるぐる回るカメラと映像の豪華さはこちらも印象強かったUA。"HEY HEY HEY!"でダウンタウンの二人と丁々発止繰り広げていた時代を知る身からすると、茶の渋みに反比例して、むしろ今の方が声は甘く軽やかに聴こえる。ラストのお茶の「3分待って」は、'能動的三分間' by 東京事変へのオマージュか。
'I Won't' by AJR (2022/7/30 MV公開)
映像の面白さは彼らだって引けを取らない。まさかAJRのMVでモザイクが出てくるなんて・・・
'Child At Heart' by HANSON (2022/2/12 MV公開)
こっちはこっちでモザイク級のシーンから始まる。AJRの大先輩である三兄弟バンドHANSONは今年、3人がほぼ同数のリードソロ曲を持ち寄ったアルバム"RGB"をリリース。本作'Child At Heart'は次男Taylorの"RED"パートより。
'COMPLETE MESS' by 5 Seconds of Summer (2022/3/3 MV公開)
こっちも寝っ転がっている。ソロ活動を終えて一年ぶりに再集結した5SOS。砂漠の映像美。
'Down' by Bars And Melody (2022/11/19 MV公開)
'I Can't Help But Feel' by Surfaces (2022/4/8 MV公開)
'Drunk Texts (Live at O2 Ritz, Manchester)' by New Rules (2022/7/7 映像公開)
'Boys Don’t Cry' by Ocean Tisdall (United Vibe) (2022/10/26 MV公開)
欧米Boyband4連発。元アイドルなだけにワルになりきれないBars And Melody、このファルセット歌唱がライブで保つならすごいSurfaces、まだまだ伸び代を感じるNew Rules、そしてUnited Vibe出身のOcean Tisdallは男性性の生きづらさを歌う。
'stacy's brother' by Mad Tsai (2022/11/24 MV公開)
Oceanの歌で辛くなったらMad Tsaiの本作でヒリヒリ、ニヤニヤしたいもの。
サイテーすぎて最高。そういう曲かなと思って聴くと案の定、期待を裏切らず。
男女の三角関係ならばと'All-American Boy' by Steve GrandのMV*1を思い出したが、こちらは真逆。なのに切なさは似る。
10年越し、Steveの仇をTsaiで取る。
(後半へ続く!)