2021年ピックアップ、6日めは鳴り物入りでデビューしたあのバンドからスタートです。
先攻boybandは、今年取り上げなかったら、一体何を見ていたんだ、とお叱りを受けそうなほど最重要な彼ら。
オーデション番組から飛び出した、世界中が注目する、まさに2021年の台風の目!!
'The Storm Center' by INTO1 (2021/08/17 MV公開)
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INTO1メモ
世界中から選りすぐり90人の若者が主役の中国のオーディション番組「創造営2021」。かの国の番組では珍しく、選抜の様子はつぶさにYouTubeチャンネルにアップロードされ、外国からも視聴可能だったのが有難い。
難関をくぐり抜けた11人、伯遠、力丸(1993年生)、賛多、米卡(1998年生)、高卿塵、劉彰(1999年生)、劉宇(2000年生)、林墨、周柯宇(2002年生)、張嘉元、尹浩宇(2003年生)で結成。年齢差10歳の大所帯バンドは「中国のアイドルはデビューがピーク」のジンクスを打ち破れるか。
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白状すると、INTO1、実はちゃんと追いかけられてない・・・・
ただ、INTRESECTIONファン目線からは、米卡こと橋爪ミカ氏の佇まいは気になるところ。
一人だけ気合いの入った金髪ボウズ、ハワイ出身の自由気ままさんは、大陸の風をどう感じているのだろう。
おそらく受かる気あんまり無かったのかなぁと、観ている側としては心配な気持ち半分、ニヤニヤしちゃう気持ち半分。INTERSECTION時代と比べてだいぶ痩せちゃったし・・・
活動期間が2年限定なのは若い11人にとってとても良いこと。ミカがINTERSECTIONに戻る頃には、和馬さんも卒業して帰ってくる頃だろうし、どんな化け物バンドに変貌するか、今から楽しみで仕方がない。
さぁ、後攻manbandは、メンバーの再編成も無事完了、ついにオリジナル曲までリリースした4人衆!!
'Rose Tinted' by The Overtones (2021/06/26 MV公開)
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The Overtonesメモ
旧き良きbarbarshop styleを踏襲しつつ、常に新しい音楽性を模索する4人。メンバーの入れ替えを経て言わば第二章が始まったばかり。今から追いかけてもまだ間に合うよ。
独特な暖かい声がすぐに聴き分けられるコーラスの要Mark Franks (1977年生)
短髪のオールバックが目印なシャープボイスMike Crawshaw (1980年生)
猫っ声なファルセッターにしてPrinces to KingsやRamziを擁するレーベル"Everest Music"代表Darren Everest (1981年生)
X Factorファイナリストのソロ歌手、2019年からグループに招聘されたリードボーカルJay James (1983年生)
故Timmy Matley (1982年生)、Lachie Chapman (1981年生)在籍時とはガラリと雰囲気が変わったThe Overtones。コーラスグループだからか、必然的に持ち歌にカバー曲が多い彼らだが、本作'Rose Tinted'で久しぶりのオリジナルを届けてくれた。
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INTO1は、誰が運転してるか知れない電車/船に乗って、嵐の中をひたすら進む。眠りから目覚めて気づくのは浸食された彼らの「未来」。たどり着いた先は海の中にポツンと浮かぶ終着駅。醸し出されるホラー感。
他方、リードボーカルJay JamesのハンドルさばきでウキウキピクニックのThe Overtones。ボートだって自分たちで漕ぐぜ、酒だって飲むぜ、焚き火だってするぜ、だってオトナなんだもん。全員半ズボンのおっさん達、サービスショットもチラッと映ってこの世の春。
ということで、本日の対決テーマは「乗り物に乗って水遊び」でした。明日もお楽しみに。