2021年ピックアップ、4日めはソロ対決です。
先攻boybandは、結成5年で早くもhiatusを迎えた北欧のバンドの出身者から。
浅黒い肌に歌舞いたファッション、黒いマニキュアがよく似合う、荒ぶるポストBTS世代!
'Alla Ba OUFF' by Omar Rudberg (FO&O) (2021/05/07 MV公開)
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FO&Oメモ
デビュー当初から幸運にもJustin Bieberに見初められ、彼のツアーのオープニングアクトに抜擢されたSweden出身の(元)四人組。メンバー脱退や改名を経て、2017年からはhiatus、メンバーそれぞれソロプロジェクトを満喫。
トレードマークだったブロンドを栗毛に戻して活躍中、Oscar Enestad (1997年生)
脱退後、ポツポツと旅の記録をInstagramに上げているOscar Molander (1997年生)
ブロンドの短髪が印象的だが今年はこれといった活動が見られなかったFelix Sandman (1998年生)
そして今回取り上げる、グループで最も勢いのあるVenezuela出身の末っ子、Omar Rudberg (1998年生)
グループの行く末も気になるが、ソロアーティストとして一皮剥けたOmarの躍進に注目したい。
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'Alla Ba OUFF'の英訳は'Everyone Goes OUFF'になるみたい。
南米出身の"Marianna"にみんなイチコロ、そんな歌意かしら。
さて、そんなノリノリのOmarを迎え撃つのはこちらのmanband出身のソロシンガー、満を持してのご登場。
今年は山あり谷あり、色々しんどかっただろうが、堅実に楽曲リリースを続けてくれた彼に拍手を!
'VIBEZ' by ZAYN (One Direction) (2021/01/09 MV公開)
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One Directionメモ
かつて「1Dの前に1Dなし、1Dの後にも1Dなし」と囁かれ、boyband史に燦然と輝く金看板を掲げたOne Direction。グループ活動停止後、一人も欠けずに休まずエンタメ最前線で活躍中。
昨年までの"Walls"祭りもひと段落、早速2ndのリリースもアナウンスし健在ぶりをアピールしたLouis Tomlinson (1991年生)
映画"Ron's Gone Wrong"(邦題:ロン 僕のポンコツ・ボット)の主題歌も担当、なぜかムキムキマッチョになってきたLiam Payne (1993年生)
今年はAnne-Marieとのデュオで話題をさらったNiall Horan*1(1993年生)
男性も女性も一緒くたに彼のトリコ、グループ初のGrammy winner、Harry Styles (1994年生)
今年はホントにホントにお疲れ様でした、本稿の主役Zayn Malik (1993年生)
HarryのGrammy獲得により今年からmanband枠での選出となった1D。一人一人の活躍が目まぐるしく、他バンドよりニュースバリューが重くて、こちらとしては嬉しい悲鳴だ。
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今年のZaynは、パートナーGigi Hadidとの間に女の子が生まれ、それと同時期にノー・プロモーションで3rd "Nobady Is Listening"をリリース*2。本作'VIBEZ'は'Better'に続くアルバム収録曲からのシングルカットだ。
しかし幸せも長く続かず。くっついたり離れたりのGigiとも再び破局、RCAからも契約解除されてしまった*3。
ただ、これは私見だが、レーベルに関しては1Dのメンバー分布がバラバラなので、RCA(Sony系列)に切られたとしても例えばUniversal Music系列のどこかが拾ってくれるんじゃないかな。1Dのよしみで。
あるいは、mixtapeもSNS上でリリースしているみたいだから、自分でレーベル興しちゃうかも。それくらい朝飯前の如才無い人でしょう。
皆さんお気づきでしょうか、実は本日の対決テーマ、「PP」です。つまり、プロダクト・プレイスメント(Product Placement)*4。
MV中にいくつ商標が、商品が入っているのか、カウントするのも面白い。まぁ、すぐ数えられるものばかりだけど。
明日、5日めはバンド対決です。お楽しみに。