Bon Bon Boyband ! Man Man Manband !

海外Boyband/Manbandのニュースに簡単なコメントを添えたブログです。

<2021年ピックアップ Boyband vs. Manband> 3日めは'Starlight' by Westlife vs. 'Scared of Love' by MiC LOWRY!

2021年ピックアップ、3日目の今日はboybandの基本中の基本、「あるもの」を使ったパフォーマンスにご注目。

 

 

 

先攻はmanbandから。コロナ禍は彼ら重鎮にも苦境を強いた。しかし、だからこそ、いつかは輝く一等星へ望みを託したい!

 

 

 

'Starlight' by Westlife (in BBC Strictly 2021) (2021/10/18 映像公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

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Westlifeメモ

20世紀末boyband boomの一大牽引役。今世紀初頭まで息の長い活動を続け、一度はグループとして区切りをつけたIreland出身のultra-megaband。伸びやかなバラードが持ち味だ。

向かって左から、

甲高い歌声が特徴的、スポーツマンNicky Byrne (1978年生)、

Westlifeの歌い出しの9割はこの人から、フロントマンShane Filan (1978年生)、

ハスキーボイスはますます深みを増すお髭のKian Egan (1980年生)、

歌に気持ち込め過ぎてマイクパフォーマンスが遅れがちMarkus Feehily (1980年生)

元メンバーBrian McFadden (1980年生)はKeith Duffy (Boyzone)とのユニットBoyzlifeで大忙し。ついにオリジナルの新曲も出ました。

欧州勢は2021年前半、長い沈黙を余儀なくされていた。Westlifeもそのうちの一組。だからこそ、年の瀬近くに発表された彼らの新曲はエネルギーに満ち溢れている。メンバー自身がプロデュースした12st"Wild Dreams"も手堅いセールス。

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曲調に合わせたのかもしれないが、冒頭のShaneの声が、いつものハスキーボイスよりもやや明るめになっているのが聴きどころだ。

 

 

 

長い眠りから徐々に目覚めていくmanband、その合図の狼煙が歌詞となって表現されているようで、manband watcherとしてはこの歌い出し、堪らないものがある。

 

 

 

 

さぁ、後攻boybandは、年末まとめ初登場の、こちらも4人組。

 

 

 

 

ずっと取り上げたかった実力派。なかなか機会がなかったところ、2021年は彼らのカムバックの年だった!

 

 

 

'Scared of Love' by MiC LOWRY (2021/03/29 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

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MiC LOWRYメモ

英国からやってきた、ポップス、アカペラ、何でもどんと来いの正統派boyband。ご多分に漏れずhiphopも嗜む彼らだが、本職はズバリR&B。元々は5人組だったが、コロナ禍で1人抜けて再編成、4人で仕切り直し。

バケットハットにあごヒゲ、柔らかい歌い出しのKaine Ofoeme (1994年生)

Kaineと並ぶメインボーカルと目される、頬ひげDelleile Ankrah(1995年生)

アカペラの時はギターマン、ピンクのトレーナーMichael Welch(1995年生)

本作ではサビのリードを担当、長身Ben Sharples(1996年生)

イケメンのAkia Jones(1996年生)が抜けて残る各メンバーの領分がはっきりしてきた。特にコーラスにおける音の重ね方は他の追随を許さない。半端なboybandがこの苦境で軒並み討ち死にする中、真っ当な切り込み方に世代交代への希望が見える。

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メンバーが一切出てこないOfficial Dance Videoをリリースするなど、ありそうで無かった独特な活動が注目されるMiC LOWRY。

 

 

 

 

彼らのYouTubeチャンネルには、2021年にリリースしたそんな数々の作品が詰まってるのだが、あえてこの'Scared of Love'を取り上げたのにはもちろん訳がある。

 

 

 

 

なぜなら、本日の対決テーマは「スタンドマイク・パフォーマンス」だったから。同じ4人組なはずのに、かなり趣が異なる。

 

 

 

 

Westlifeはスタンドを使った振り付けをしっかり入れていて、でも、他のメンバーの立ち位置には絶対に踏み込まない。ご丁寧にテリトリーがマルで囲ってあるし。ライブパフォーマンスの緊張感も加味したい。

 

 

 

 

一方のMiC LOWRYは、振り付けは緩く立ち位置も入れ替わる。スタンドを使った悪ふざけも垣間見えるが不思議とチームワークは崩れない。MVだから当然リップシンクだが、ライブでもこれくらいはお茶の子の力量だろう。

 

 

 

 

さて、あなたはどちらに軍配を?明日もお楽しみに。