Bon Bon Boyband ! Man Man Manband !

海外Boyband/Manbandのニュースに簡単なコメントを添えたブログです。

<2020年ピックアップ Boyband vs. Manband> 前半戦最終日!7日めはプレイボーイ対決!'DoU' by w-inds. vs. 'Watermelon Sugar' by Harry Styles (One Direction)!

クリスマスも目前に迫っております。

 

 

 

 

日に日に寒さも厳しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

 

本日23日は前半戦最終日。17日から昨日まで、2020年どうしても聴き逃せない12組をピックアップしましたが、対決としては本日の2組でいったん中休みです。

 

 

 

先攻manbandは、今年、悲喜こもごもを味わい、それでも前を向いて進むjapanese manband。

 

 

 

'DoU' by w-inds. (2020/01/05 MV 公開)


DoU(MUSIC VIDEO Full ver.)/ w-inds.

 

 

 

  

 

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w-inds.メモ

DA PUMPをはじめ数々の重鎮manbandを輩出してきたライジングプロダクション。その数ある猛者たちの中でも、自己プロデュース力にかけては彼らの右に出るものはいない!

グループを"w-inds.さん"呼びする不思議ツイートと、超絶ダンス技巧の動画ツイートを交互にリリース、SNSの魔術師千葉涼平 (1985年生)

歌・ダンス・ルックス・作詞作曲何でもござれのsuper artist、第三子誕生おめでとうございます!橘慶太 (1985年生)

ラップと役者を見事に両立、しかし惜しまれつつ今年で勇退となった緒方龍一 (1985年生) 

去るメンバーを惜しむ本作'DoU'。そのアナグラム"DUo"を選んだ2人の旅は続く。

 

 

 

 

w-inds.2020年ピックアップ!

w-inds.のシングルリリースは新年一発めの本作'DoU'からスタート。女性を口説く橘さんを主役にしたMVを一通り堪能した後は、イヤホンかヘッドホンを装着して、ご本人の解説動画をぜひご覧いただきたい。*1 面白かったんだ、これが。'DoU'を作曲者自らが丸裸にしてしまうクールかつ熱のこもった名解説。トラックを一つ一つ解剖していき、ボーッと聴いてたら聴き逃してしまいそうな音を余さずほじくり出していく。全部通して聴いて欲しいけど、あえての聴きどころと俺のコメントは以下。

・「だいぶチャラい歌詞」であることはご本人も認めてしまってる(28:15)。オモロい。

・曲のジャンルは「尚更ジャンルレス」だそうだが(31:00)、俺の耳には王道中の王道、絶品R&Bにしか聴こえない。

・サビで誰もが気になるあの二拍三連リードシンセも解説(32:00)。ご本人もお気に入りなんだそう。異国情緒溢れるサウンドは、どうやって作ったか覚えておらず、もう再現できないんだって。

・サラッと「Trapが流行ってた時ね」と曰うコメント(40:30)とか聞くにつけ、もう次の流行を見つめているのがわかる。

・しかしやはり一番コメントすべきはここでしょう。あのお方から「有料級過ぎるオンラインサロン!!」とのコメントに、「じゃあ、今日来てるみんなの分を、輝くんから頂いちゃおうかな♡みんなの分払ってくれるかな?」なんてソフトなミュージックギャングっぷり(49:20)。

この解説聴いちゃうと、'DoU'聴きながらいろんな音、ついつい探しちゃうんだよね。

*上記の通り、今年半ばに緒方さんが脱退。'DoU'は来るべき"duo"のアナグラムだったのだろうか…そう思うと一層切ない。20周年を目前にしての離脱は本人が一番辛いだろう。俺も経験があるから分かる症状だけど、直近のインタビュー動画を拝見すると、結構しんどそうなのが画面越しに伝わる。色々緊張を強いられる芸能生活だったのかなぁ。ご本人にとって、せめてステージの上だけは楽しかったら良かったのだけど。ゆっくり休養をとって、気が向いたらまたちょろっと姿を見せてくれると、ファンとして嬉しい限りだ。

*残された2人の前にはまだグループを続ける道が伸びていた。脱退後初のシングル'Beautiful Now'では、これまでラップの担当が多かった千葉さんの美声が楽しめる。公式YouTubeチャンネルでは「ゆるんずTV」なる2人語りのダイジェスト版がアップされ、なぜか橘さんに恐縮至極な千葉さんと、合うようでなかなか合わない目線、噛み合うようでなかなか噛み合わない2人のトークが面白い。

このままずっと2人で活動するのか、それとも・・・?

 

 

 

 

さて、前半戦最後、後攻boybandは、今年も再結成が噂されました。あの5人組から選ぶなら、やはりこの方でしょう。

 

 

 

この年末まとめ記事では初の登場となります。余裕綽々の全米1位獲得!!

 

 

 

  

'Watermelon Sugar' by Harry Styles (One Direction) (2020/05/19 MV公開) 


Harry Styles - Watermelon Sugar (Official Video)

 

 

 

 

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One Directionメモ

かつて「1Dの前に1Dなし、1Dの後にも1Dなし」と囁かれ、boyband史に燦然と輝く名を残したOne Direction。・・・だけど、今の10代に"One Directionって知ってる?"って聞いたとしても、うっかりするとロクな答えが返ってこない気が。何故なら、1Dがグループとして築いてきたサウンドって、2019年現在のpop musicからはキレイに拭い去られちゃっているからなんだよなぁ。

しかしグループ活動停止後、休まずエンタメ最前線で活躍している5人にとっては、内心そんな過去などハナにもかけてないだろう。

師匠Simon CowellのSycoレーベルからの離脱が話題となったLouis Tomlinson (1991年生)

昨年までの鬱積を晴らすかのような傑作、そろそろ結実しそう?Liam Payne (1993年生)

ツアーが終わって一息ついて、2020年以降の布石も抜かりないNiall Horan (1993年生)

男性も女性も一緒くたに彼のトリコ、本稿の主役Harry Styles (1994年生)

4人とは距離を置きつつ活動、恋人Gigi Hadidとの間で今年、第一子を授かったZayn Malik (1993年生)

 

2020年は4人揃ってアルバム関係にカタがつき、いよいよ再結成か、と誰もが予測した矢先のコロナ禍。これも予測の範囲内だったのかな?ジリジリと互いの間を詰めつつある距離感から目が離せない。

 

 

 

 

One Direction 2020年ピックアップ!

*まずは毎年恒例、2020年のリリースを5人分、まとめて振り返りましょう(Wikipediaより)。

 Louis Tomlinson: 昨年リリースのアルバム"Walls"から表題作'Walls'をリリース。今年はこの一曲でフィニッシュ。セールスは伸びなかったようで、そのことがSyco離脱のきっかけになったのかな、なんて個人的には推測している。そういえば、今年は壁ならぬモノリスが世界中で出現した奇妙な年だったな・・・

 Liam Payne: 昨年の"LP1"で出し切ったLiamは、レゲエ調のクリスマスソング'Naughty List' (with Dixie D’Amelio)をリリース。Liamも一曲のみ。

 Niall Horan: 'No Judgement''Black and White'の2曲。これらは昨年の"Heartbreak Whether"からのシングルカット。そうか、以上の御三方、2020年はアルバムツアーに出るはずが、予定がすっかり空いてしまったんだな。Niallは他に、Danny Jones、Tom Fletcher(以上McFly)、Olly Murs、James Arthurらと共に、'Shine a Light'をオンラインライブ収録。

 Zayn Malik: 主役は後回しで次はZayn。彼も今年は'Better'一曲・・・・不穏なMVのモチーフ(盗聴?)にちょっとゾクっとくる。

 Harry Styles: 以上の4人に比してHarryはだいぶ頑張った。こちらも昨年のアルバム"Fine Line"から、'Falling'、プロモーショナルシングルからの再リリース'Watermelon Sugar'、そして'Golden'の3曲。

*以上のように、1Dのメンバーは今年は踊り場状態。そんな中、Harry Stylesだけは、というか本作'Watermelon Sugar'だけは大人気。あれ、去年の曲だったよな・・・と思い昨年のブログを確認すると、確かに曲はアルバムリリースから間もなくシングルカットされているが、こちらはあくまでプロモ用。中身は変えずに4曲めの正式シングルカットになったそうな。こういうこと、UKではよくあるんでしょうか。

Wikipediaによると、MVの撮影は今年の1/30に完了したものの、その後のコロナ禍でリリースが順延、あわやお蔵入りか、というところまできたらしい。MV冒頭のメッセージはそのことを意識した断り書き。このレトロな雰囲気の名作MVがリリースされなかったら、もしかしたらこれが唯一の映像作品になっていたかもしれない。危ないところだった・・・・2020年末から思えば、ある意味、世界一贅沢なMVだよね。

そういう、楽曲及びMVの複雑なリリース事情もあってか、英国では最高位4位に終わった一方、米国では見事1位を獲得。1D関連では'Pillowtalk' by ZAYN (2016年)に次いで2人め。Zaynの場合は1D脱退直後だったからご祝儀効果もあるだろうけど、本作についてはHarryのソロ歌手としての力量が認められたんだろう。

*快挙はまだ続く。本作がGrammy 2021 "Best Pop Solo Performance"部門にノミネート。正直、受賞は'Say So' by Doja Catか、それとも大統領選で大活躍したTaylor Swiftの'Cardigan'だと思うけど、ノミネート自体が1Dでも未経験、5人の中では初となる快挙。授賞式のレッドカーペットをどんな出立ちで歩くのか、今から楽しみである(コロナが終息していればの話だが・・・)他にも、アルバム"Fine Line"は"Best Pop Vocal Album"部門、また、'Adore You'は"Best Music Video"部門にノミネート。いずれも対抗馬が超強力なぶん、まぁ、受賞は厳しいだろうな・・・・

 

  

 

 

 

たった一人の絶世の美女にフラれてしまうプレイボーイ。男のスイカも女のスイカもペロリとたいらげるプレイボーイ。あなたの軍配はどちらへ? 

 

 

 

本稿をまとめながら気がついたが、ゴールデンカップル同士にお子さんが生まれた対決、としてもいい(ま、Harryじゃないんだけど)。

 

 

 

明日のクリスマスイブは対決中休みのHalf Time。はたして何が飛び出すのか?お楽しみに。

*1:関係ないけど、YouTubeチャンネル"橘屋"のご本人写真橘ケンチさん(EXILE, EXILE THE SECOND)みたいだよね。髪型が特に似ている。