Bon Bon Boyband ! Man Man Manband !

海外Boyband/Manbandのニュースに簡単なコメントを添えたブログです。

<*NSYNC> Justin Timberlake、"Hindsight"をあの手この手で大宣伝

<TAKE THAT> Robbie Williams、X-FactorにてUnitedVibeに…

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収録がHelloween当日だったため、Simon Cowellに扮するRob。Robがこのカッコするとだいぶ(体型的に)スマートに見える。

前週に敗退したLMA Choirのケースと異なり、United VibeにはVlogでのコメントなし。mentorじゃなかったからかな。

<NORD> NORD、釣堀対決!大物狙いは果たして…

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team21歳 vs. teamちょーがんばるよ。
この「敗者はお漬物のみ」がまともに実行されるのが恐ろしい所。やっぱゲームはこうでなくちゃね。

途中まで接戦だが、意外な人物が形勢を一気にひっくり返すことに。

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気づいたら続編のアップロード。食べ物の恨みは何とやらで、左3人はかなり飢えている。目がギラギラ。

 

島太星、たまたま勝者側だったからいいものの、逆だったらちょっとどうなるのか想像がつかんな…

<One Direction> Liam Payne、Lennon StellaらとX-Factorでパフォーマンス

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どうやらLou Tomlinsonとの絡みは無かったみたい。ちと惜しい。
 

この時のjudgeにRobbie Williamsの姿はない(代役はNile Rodgers)。南米ツアー中とのこと。確かに、1D memberの再会にRobが立ち会ってもなぁ、という気がするし、割合タイミングよく日程が組まれている。

<INTERSECTION> INTERSECTION、'Falling'リリース

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海外育ちの彼らにとっては100%フィクションであろうMV。イケメン4人が日本の学生生活をエンジョイ。 

1番の歌割りは、
線路沿いのカフェでデートするKazuma  Mitchell、
スケートボードを自作中のCaelan Moriarty、
仲間とはしゃぐMika Hashizume、そして
サビのメロディが今回MVの目玉、制服姿&袴姿!の William Aoyama
カッコよすぎてヨダレが出そうですな。

今回のMVでやっとKazumaとWilliamの見分け方を会得した。
Kazumaは韓流にいそうな比較的シュッとしたお顔。
Williamは彫りが深くてエキゾチックなお顔。
気づけば4人の中で最も対照的な見た目の2人だった。

日本語のキャブションは、あってもいいし、別になくてもいいかな。

少し贅沢を言わせてもらうと、ファルセッターが1人は欲しいかな…みんな声低めだもんね。コーラスで高音パートがいない4人組というメンバー構成は、現Boyzoneと一緒。

ま、曲が書ける才能の方が、コーラスの幅よりもずっとずっと大事である。特に長く続くmanbandを目指すなら。そういう意味でもWilliam Aoyamaに期待大。

良い記事でした。4人の個性がよく分かる。

qetic.jp

<Backstreet Boys> Backstreet Boys、今年2曲めの新曲'Chances'リリース

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BSB初のフォーマルスーツ姿でのMV。AJ McLeanはMV作製も担当。

 

旅立ちを予感させるが、彼ら5人はほとんど動かず、駅舎内に留まり続けるのもなかなか含みがある。

 

1番のBrian LittrellとNick Carter、歌の継ぎ目が一瞬分からなかった。この2人の声の相性はやはり抜群。違和感を全く感じさせない。2番のAJ McLeanの深く熱い声が曲の勢いをさらに加速させる。本格再始動の予感。

 

「文化系のためのヒップホップ入門」のp.181、そして続編「文化系のためのヒップホップ入門2」のp.46~やp.123~には、最近の米国ヒットチャートの傾向分析が書かれている。目から鱗なので、ぜひ読んでみてください。本作'Chances'も、上物(メロディ)はぐねぐね変化する一方、イントロのギターリフからほぼ全くコードが変わらない点で、完全にその傾向に沿っている。このサウンドを5人再結成時の"In a World like This"から採用してくれていたらなぁ…ちょっと遅かった気もするが、大御所manbandとしては方向転換の早い方なんだろう。古参のファンを唸らせる程にメロディアスでもあるし、バランス感覚に優れている。

 

2:05~ Howie Dのソロで、「ホント世話焼かせやがって…」という彼の(嬉しそうな)ため息が聴こえたのは俺だけだろうか。Brian Littrellは特に高音領域においてHowieにおんぶに抱っこだったので、Howieの負担もそれ相応にキツかっただろう。ご苦労お察しします。

 

歌い継ぎ型manbandの代表格であるBackstreet Boysでは、誰がリードを取るかが非常に重要。そこで曲全体のカラーが決まる。Brian Littrellが完全復活したところで、ソロ3枚をふんだんに活用、BSBのかつてあった姿を懐かしみ、これからあるべき姿を予告する本作。

 

ちょうど良い機会なので、BSBのdiscographyから、

どのメンバーがリード(歌い出しのソロ)を取ったか」

を並べてみよう。なお曲順と発表年はWikipediaの記載を参考にした。

 

<1995年>

"We've Got It Goin' On"  Brian Littrell

"I'll Never Break Your Heart" AJ McLean(セリフは多分Kevin Richardson)

<1996年>

"Get Down (You're the One for Me)" Nick Carter

"Quit Playing Games (with My Heart)" Brian Littrell

<1997年>

"Anywhere for You" Brian Littrell

"Everybody (Backstreet's Back)" Brian Littrell

"As Long as You Love Me" Nick Carter

<1998年>

"All I Have to Give" Nick Carter

<1999年>

"I Want It That Way" Brian Littrell

"Larger than Life" Brian Littrell

"Show Me the Meaning of Being Lonely" Brian Littrell

<2000年>

"The One" AJ McLean

"Shape of My Heart" Brian Littrell

<2001年>

"The Call" AJ McLean

"More than That" Brian Littrell

"Drowning" Brian Littrell

<2005年>

"Incomplete" AJ McLean

"Just Want You to Know" Nick Carter

"Crawling Back to You" Brian Littrell

<2006年>

"I Still..."  Brian Littrell

<2007年>

"Inconsolable" Nick Carter

"Helpless When She Smiles" AJ McLean

<2009年>

"Straight Through My Heart" Brian Littrell

"Bigger" Brian Littrell

<2013年>

"In a World like This" AJ McLean

"Show 'Em (What You're Made Of)" AJ McLean

<2018年>

"Don't Go Breaking My Heart" Nick Carter

"Chances" Brian Littrell←New !!

 

計 28曲中

Brian Littrell 15曲

AJ McLean 7曲

Nick Carter 6曲

 

こうまとめてみると、

 

・意外にもフロントマン3人が満遍なくリードを回している。しかし他2人の担当曲数を足してもBrianには及ばない。

 

・「めくってもめくっても歌い出しがBrian」の状況は、初期よりもむしろ中期(1999年以降)が多い。多分これ、2000年以降、Nickの調子がどんどん悪くなって行ったのと無関係じゃないんだろう。

 

・シングル発表年のみでカウントした場合、2年連続でBrianがリードを取らなかったことは無い。もし'Chances'のリリースが2018年内に無かったとしたら、2013年、2018年と2年連続でBrianのリード曲が無かったことになる。そう考えると本作'Chances'はギリギリ間に合った印象。

 

・AJの初リード曲は1995年だったのね。この記事は一部訂正します。

 

・Nickの声がバリトン寄りに変わっていったので、明るく軽い声のBrianはやっぱり貴重。彼が引っ張っていく方が近年の流行りにも乗ってる気がする。AJやHowieの負担も軽くなる。

<The Overtones> The Overtones、ニューアルバム"The Overtones"を豪華に自作解説

スーツ姿の4人による優雅な"track by track"解説。早速観てみよう。

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<7. Love Really Hurts Without You>

トラックの順番とは関係ないのか、いきなり中盤、トラック7(iTunes ver.)より解説スタート。同郷のアフリカ系歌手Billy Ocean、1976年のヒット曲のカバー。俺が聴き取れた範囲(以下同様)では、1番ソロがMark FranksとMike Crawshaw、2番ソロがDarren EverestとLachie Chapman。 Markが"one of my favorite tracks"と言う理由は、自身が初っ端のリードを務めることもあるんだろう。コーラスグループって得てしてそういうもの。

Darren Everest曰くこの曲の醍醐味は、悲しい失恋の曲にもかかわらず、感情が盛り上がって最後は楽しくなるところだそうな。

 

<2. You To Me Are Everything>

Londonで2番目に大きい規模のワインセラーとやらにご招待。1番はBuckingham Palaceとのこと。凄いな。
この曲を初めて聴いた時、イントロのコーラスで大きな花束を抱える4人の姿が目に浮かんだ。このインタビューで腑に落ちる。そうか。この音圧の花束はTimmy Matleyへの手向けだったのか。"You 'Timmy' Are Everything." こちらも同郷、R&B グループThe Real Thingの1976年作品をカバー。
1番ソロはMike CrawshawとDarren Everest、2番ソロはLachie ChapmanとMark Franks.

<3. Save The Last Dance For Me>

Mike Crawshawがしみじみ語る所によれば、この曲はTimmy Matleyがアレンジに関わった最後の曲だとのこと。

ソロはDarren Everest、Mike Crawshaw、Lachie Chapman、Mark Franksの順。このアルバム通して驚いたのは、Darrenのcat voice ! この人、Timmyの裏に隠れていて気づかなかったけど、ファルセットからテナーまで満遍ない猫っぷりたるや!Howie D (Backstreet Boys)ほどカツンとせず、Chris Kirkpatrick (*NSYNC)ほどネットリもしない、程よい混ざり具合でコーラスしてるから普段は分からないが、ひとたびソロを取れば俄然そのセクシーな魅力が炸裂する。他のグループではなかなか聴けないという意味でも一聴の価値あり。

あのBen E. Kingも在籍していたThe Drifters、1960年の名曲をカバー。越路吹雪さんの「ラストダンスは私に」でも有名ですね。

 

<9. Rockin' Robin>

なんだかねぇ、Lachie Chapmanがリード取るとなぜか安心する。余計なこと考えずに素直に楽しめる。他の3人も当然に巧者なんだけど、Lachieの場合、前に出た時の安定感が段違いだと思う。あくまで個人の感想ですが。案の定、歌詞の発音に不安が残るメンバーが一人、二人…舌、回んないよねぇ。

R&B シンガーBobby Day、1958年リリースの大ヒット曲をカバー。あのMichael Jacksonもカバーしたんだそうな。Michaelかわえぇなぁ。

 

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<5. Teardrops>

この曲もイントロの音圧が物凄い。吹き飛ばされそうになる。夫婦デュオWomack & Womackの1988年ヒット曲をゴージャスにカバー。

1番ソロはLachie ChapmanとMike Crawshaw、2番ソロはLachie ChapmanとMark Franks、ブリッジもLachie.Darren Everestはコーラスの屋根。しかし意外なことに、解説によればこの曲を7年も推してきたのはDarrenとMike(いわゆるEverest Music組)とのこと。細かい事情までは聞き取れないが収録まで紆余曲折あったのではないかと推測。

 

<8. By My Side>

ピアノ伴奏に合わせLachie Chapmanの渋みボイスが静かに滑り出す楽曲。OTのオリジナル。解説ではRamziの話が出てくるようだがちょっと聞き取れなかった。Ramziは手術があったから、コラボはお流れになったのかな。次回に期待。

 

<1. I Say a Little Prayer>

先日亡くなったAretha Franklin(このビデオのArethaめっちゃイイ!)のカバー。この曲みたいなオシャレな雰囲気ってOTの十八番。変拍子を途中で挟む構成もアクセントになってる。凡百のmanbandではなかなかこうサラッと聴かせることはできない。好きだなぁ。このアルバムで一番好きかもしれない。Lachie Chapmanのリードも安定。コーラス3人の声が聴き分けられるのも嬉しい。

Lachie ChapmanとDarren Everestのサシ対談を観ていると、なんか緊張しちゃうの俺だけ?この2人の間にはなぜかちょっとした距離感を感じる。例えるならChris KirkpatrickとLance Bass (*NSYNC)との間に感じるような(あっちはもっとあからさまだが)。高音使いと低音担当との間に漂う、ある種独特な空気感。

 

<11. Goodbye>

俺も初め聴いた時驚いたよ。サビまで聴いてやっと気づいたけど…まさかSpice GirlsをOTがカバーするなんて!Spice Girlsは4人になって最後の曲、一方のOTは4人になって最初の曲。

Mike Crawshawのコメントに、"Boyzone !"、"TAKE THAT !"とヤジを飛ばすMark Franks. Boyzoneは分からんが、少なくともTTはガールズグループのカバーなんてやったこと無いはず。

1番ソロはMike Crawshaw(原曲Emma Bunton)、Darren Everest(原曲Mel B)、1番コーラス部分のソロはMikeとDarrenで分担(原曲Mel C)。

2番ソロはLachie Chapman(原曲Emma Bunton)、Mark Franks(原曲Mel B)、2番コーラス部分のソロはMarkだけかな(原曲Mel C)? Lachieのパート、原曲と違って性別が入れ替わっているのに気づきました (girl → boy, she → he)?

ブリッジはカットしちゃったみたい(原曲Victoria)。なるほど。

最後のLachieのコメント通り、このカバーにはTimmy Matleyへの惜別の念が込められている。その想い、確かに受け止めました。

 

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<6. My Girl>

残り4曲。往年の名曲、本ブログの読者の方ならお馴染み?'My Girl' by The Temptationsを、いたって爽やか〜にカバー。歌い出しのDarren Everestの声でもうノックアウト。参りました。もうどうにでもして〜笑。この厚みがあるもクールな感じ、Ramziの影響がちょっとあるのかも。

1番ソロはDarren EverestとLachie Chapman、2番ソロはMike CrawshawとLachie Chapman、3番ソロはMark FranksとLachie Chapman。この曲の名物'My Girl~'の追っかけは、一発目Lachie Chapman、二発目Mark Franks、三発目Darren Everest & Mike Crawshaw.ゴージャスにして爽やかなコーラスはさすがの一言。聴けば分かるさとでも言いたげにコメントも短め。

 

<4. Stand Up> 

OTのオリジナル。みんな立ち上がっちゃう笑。これも安定のLachie Chapmanリード。シングルカットしないのかなぁ。

 

<12. Love Is In The Air

Australiaのシンガー、John Paul Youngの1977年ヒット曲をカバー。Lachie Chapmanのリード。Mike Crawshaw、映画"Strictly Ballroom"への想いを語るの図。なぜか外野からめっちゃ野次られちゃうという。

 

<10. Will You Still Love Me Tomorrow> 

ソロ順。イントロはLachie Chapman、1番はMark Franks、Darren Everest、Mike Crawshaw、Lachie Chapman.最後に登場、Timmy Matleyで〆。Darrenの部分もTimmyかも知れない。

アフリカ系アメリカ人女性4人組、The Shirellesの1960年作品先輩グループであるHuman Natureも最近カバーしてました。この2組のカバー選曲、マジ勉強になる。

 

アルバム構成としてはよく練られていて、Timmyが「参加」したこの曲の後に"Goodbye"、そして最後は4人で華やかに"Love Is In The Air". 悼む気持ちも大事にしたいが、いつまでも故人の影を引きずっている訳にはいかない。4人の覚悟を見た思いがする。

 

上にも書いたが、個人的な収穫としてはDarren Everestの猫っ声!この人カッコいい!これからも注目していきたい。Timmy Matleyの影に隠れていて気づかなかったが、彼が形作るコーラスの屋根は高く広く色鮮やか。やっぱりmanbandの高音担当はこれくらい「異質」でなければ務まらない。もちろんソロも安定感あるし、今後も期待大。