https://www.amazon.co.jp/MY-NAME-KENZO-DVD/dp/B076F1VR7D
"My Name Is KENZO"における、一度観れば目に焼き付いて忘れられない感動的な氏のダンスと、映像作品全体から漂うそこはかとない「ダサさ」との乖離に頭を抱えてしまう。う〜ん…
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年7月11日
あのDVDを視聴するまで、自分の中では「ダサかった」という表現は単なるレトリックだったんだけど、案外そうでもなく、意外と彼らはダサいんだ、と思うことにした。カッコいいことを真剣に突き詰めて濃縮して作品に落とし込んでいくと、途端にダサくなってしまう。そういうmanband.
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年7月11日
これってmanband界全体で見ても結構普遍的な問題。若い頃のノリのまま30台、40台に突入しちゃうと、すべからくダサくなる。Backstreet Boysはそこに抗ってる感じ。TAKE THATは長いことダサさをネタにしてきたけど、Jason Orangeというビジュアル巨頭が抜けてからダサさがシャレにならなくなっている。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年7月11日
nkotbはそこのところ完全に諦めきっていて、ダサくてもなんでもいいから昔から支持してくれるファンの囲い込みに必死である、と。これも活動歴の長さと豊かなfan baseのなせるワザ。並みのmanbandには、この開き直りはマネできない。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年7月11日
"My Name Is KENZO"に関しては、とりあえずブランドロゴ入りシャツを捨てるとこから始めて下さい、と申し上げたい。あなた自身がブランド、ジャンルなんでしょ、と。言ってることと着てるモノがまるで噛み合ってなくて、もはやギャグなんだよな。至極勿体ない。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年7月11日
ダンスに関しては最早何も言えない。ただただ見惚れてしまった。特に"Rain of Pain"は絶品。ISSAの歌世界をあれだけストイックかつ繊細に加飾できるのは、もしかしたらKENZOだけかもしれない。鳥肌が止まらない。故になぁ…
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年7月11日
"Rain of Pain"のダンスは、このteaserでもチラッと出てくる。黒のライダースジャケットがカッコいい。面立ちがシンプルなだけに、あまりゴテゴテと色を重ねない方がいい気がする。
DVDの自己紹介インタビューよりもさらに深いとこを聞いている名インタビュー。特に9:10~はニヤニヤしてしまう。「今はどうなの?それこそもう大変なんじゃないの?」って思っちゃう。そして、「彼女」がKENZOにつけた「注文」にご注目。そうそう、これが彼の中で熟し、「U.S.A.」の一連のダンスで花開いて「ダサカッコよく」なったんだ。さすがヒットメーカーの大先輩の言うことは一味違う。DA PUMPにとってもまさに大恩人。
冒頭で触れているHuman beatboxとのコラボもよかったなぁ。
「ダンス愛がハンパじゃないんで、そこだけ知ってもらえばいいのかな。」…では、足りないんだろうなぁ。KENZO自身も知らないKENZOが、まだ眠っている予感。
"My Name Is KENZO"に2枚目があるとしたら、四の五の言わず名のある監督さんに全てを委ねて作り上げて欲しい。もうホントお願いしますマジで。あと俺の個人的好みから言えば、もう少し体のラインが見える衣装だといいなぁ。ダボダボは彼の流儀かもしれないが、ダンサーとしてのカラダをもっと見たい。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年7月11日
あと官能性がカケラもなかったのは気になった。そういうの出すの俺のシュミじゃないっす、って感じかもしれないが、ファンとすればそういうのこそ覗いてみたい。お年頃でしょうに。ストイック過ぎるのかなぁ。グループだとISSAがエロスを全部背負ってるから、KENZOソロだとそこがゴッソリ抜けちゃう。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年7月11日
ずいぶん前に観た"Pina"で、Pina Bausch門下の男性のダンサーが花柄のスカート穿いて川の中で踊るシーンがあったけど、アレめちゃカッコよかったし、見ようによってはエロスも感じられた。俺にとってはあれが準拠枠。やっぱりキモは衣装と演出なのかね。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年7月11日
花柄スカートの男性のダンスは、このトレーラーには入ってなかった。
それにしてもPina Bausch門下の男性ダンサー陣はみんな、めちゃめちゃ男前。イイ女はイイ男を引き寄せる。
MadonnaのMDMA Tour、初っ端"Girls Gone Wild"でピンヒール👠履いて踊り狂う男性ダンサー陣。あれも大層エロかった。メイキングでMadonna御大も彼らを絶賛してたしね。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年7月12日
このMVのピンヒールダンス、ほぼそのままMDMA Tourで採用されている。上のMVではかなりgay artな感じだけど、MDMA TourのDVDで観ると振り付けはそのままで、gayな感じはかなり脱色されて誰でも楽しめる普遍性を獲得している。これも演出の妙か。
これはちょっとえっちすぎるかな…でも、こういう要素、DA PUMPにも欲しいよね…え、要らない?