Bon Bon Boyband ! Man Man Manband !

海外Boyband/Manbandのニュースに簡単なコメントを添えたブログです。

<PrettyMuch> PrettyMuchに見る、米国産boybandと国歌斉唱

もう一度見直したら、まぁ…それほど悪くないな。むしろ彼らの場合はオルガン抜きで、純粋なアカペラの方がよかったかもしれない。いつもとチューニングが違ったのかも。

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向かって左、Nick Maraが冒頭、中央のBrandon Arreageの歌い出しを二度見するのが印象的。こういうときは仲間を全面的に信頼して、気持ちよく歌に心を委ねる(フリをする)のも技術のウチかもね。その点、右端の長髪Austin Porterはさすが最年長。よく分かっている。頼りになるね。

コメント欄はまぁ(「彼」を巡って)賛否両論だけど、ちょっとくらい外しても「これはウチのアレンジだから!」と開き直るくらいの度胸が欲しい。下の数多ある国歌斉唱動画を見ると分かるように、この曲のアカペラアレンジはホントにバラエティに富んでいる。腕とキモチをもっと磨いてくれ!必ずお呼びがかかるであろう次のチャンスに期待。

あまり関係ないが、5人並ぶとZion Kuwonu(向かって右から2人目)が頭1つデカイんだな。脚が長い。もう少し小さい人かと勝手に想像していたので意外。

1989年、シンプルだが力強いTake 6。途中まで続くユニゾンコーラスが全くブレないのがすごい。

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上と同じアレンジかな。これが後のboybandにとって、基本かつお手本になる。

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1996年のアトランタオリンピック開会式にて。Boyz II Menによる国歌斉唱は2:15~。途中、BassパートのMichael McCaryにメロディが託されている点が興味深い。アレンジが凝っていて、いかにもBIIMらしい意匠が随所に散りばめられている。

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2013年の3人になったBIIM。アレンジはほぼ上と同じなんだろう。中央のNathan Morrisが、欠けたBassパートを見事に埋める。途中途中で歓声が入るけど、これ、現場で聴いてたら気持ちが溢れちゃってもう辛抱タマランだろうなぁ。完奏前に既に大盛り上がり。

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上より後かな?途中で花火が打ち上がっても動じない集中力。これ、花火無くても十分盛り上がるはずだよなぁ。せっかく丁寧に歌い上げているのに、ラストがちょっと勿体無い。

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Boyz II Menの良きライバル、All 4 Oneも。こっちは素朴なアレンジだけど、途中で4人のソロが入るのが他のバンドには見られない特色と言えるだろう。PAの調整上そうなっただけだと思うけど、他の動画よりBass(おそらくAlfred Nevarezか)がよく聞こえて耳に心地よい。

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R&B manbandとしては忘れちゃならないJodeciより、K-Ci & JoJoのHailey brothers.舞台は他の動画と一風変わって、何と1991年Mike Tysonの対Donovan Ruddock戦。1991年は同じカードで2試合あって、いずれもMikeが勝っている。

K-Ci & JoJoの場合は、兄K-Ci(向かって右)が太く力強いbaritone、弟JoJo(向かって左)が繊細で精緻なtenorだから、だいたいこんな感じのアレンジかな…と予想して聴いているとまさにその通り。ただ、後半ちょっと予想の斜め上に行くのはさすがJodeciの屋台骨。

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上記と直接の関係はないが、Mike Tysonもmanbandとの関わりが深い。彼はあのBobby Brown (New Edition) とも親交があった。

Bobbyの著書"Every Little Step"によれば、1990年Mike Tysonの対Buster Douglas戦(東京ドーム)で無敗のMikeが初めてKO負けを喫したのは、ちょうどその時日本でツアー真っ最中だったBobbyがMikeを朝までパーティーに付き合わせたせいだ、と述懐している。 オイオイ。

nkotbからはJordan Knight。この頃(2000年代?)のJordanはほんと、声といい体格といい顔つきといい、Robbie Williams (TAKE THAT)そっくり。少し太めということは、もしかしたらnkotb再結成前後かもしれない。彼なりの試練を潜って今尚歌い続けてくれていることに感謝する他ない。

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かたやBackstreet Boys。1993年というから、結成年にしてこの出来。やっぱり将来のmegabandは基礎が全然違う。

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それから5年後、既に人気沸騰中、向かう所敵なしのBSB。歓声がものすごい。

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なぜかオケがついた2002年のSuper Bowl。 Howie Dの美しい長髪と歌い出しが堪能できる。華々しいオケのせいで、メンバーによるコーラスの意味があんまりないのが寂しい。

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2008年、4人のBSB。アレンジが1998年以前に戻ったのが分かる。Brian Littrelの調子がまだいい頃だ。Nick Carterも絶好調。ラスト、2人に挟まれたHowie Dの満足げな表情が印象的。

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*NSYNCは2000年のワールドシリーズと2002年のソルトレイクシティオリンピック開会式で、2回も国歌を披露している。なぜ彼らがこの大舞台を委ねられたのか。動画を観れば明らかである。もう、初っ端のJC Chasezからして凡百のアーティストとは風格が違う。

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2回とも、どちらも観客が多いこともあるが、曲の後半で自然と歓声が湧き上がってくる。その気持ち分かるなぁ。今回聴き比べた結果、俺は彼らのアレンジとコーラスが一番好き。てか、JCに惚れ直した。

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こちらは初々しいHanson。1997年のワールドシリーズより。長男Issacが17歳、次男Taylorが14歳、三男Zacが12歳。なぜか珍しいドラムつき。最後のタカ?ワシ?は何かの象徴なのかな。

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Hansonはホントいろんなところで国歌歌っている。これは2014年のGrammys on the hill ceremonyの開会式にて。このバージョンではTaylorが最高音なのかな。

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これはいつ頃なんだろう。念のため、向かって右から長男Issacが17歳、次男Taylorが14歳、三男Zac。さすがに若い頃とはアレンジをちょっと変えてきている。でも、お兄ちゃんが歌い出しなのは変わらないみたい。

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98°からはNick Lachey。ソロだとアレンジもへったくれもないから、どうしてもストレートに歌わざるを得ないけど、そんな中でもNickは(特に後半部分で)自分らしさを存分に発揮して観客を湧かしている。さすが。

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「楽器を持つ系」manbandで目を引いたのはcountry music manbandのRascal Flatts。左からギター担当Joe Don RooneyリードボーカルGary LeVox,ベース担当Jay DeMarcus.アレンジ面白いし、何より貫禄あるなぁ。1999年結成と、manbandとしては比較的後発だが、メンバー全員アラフォーだからかもしれない。楽器持つ系なのにアカペラで真っ向勝負。お見事。

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2009年結成のBig Time Rushは瑞々しいアレンジ。自分たちの売りがどのサウンドにあるのかよく熟知した上で、力強いコーラスを披露している。これだけスタジアムを響かせてくれると好感度が上がっちゃう。

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つい先日のIn Real Life版国歌斉唱。2017年結成仕立てホヤホヤのboyband。やや頼りないが、ちゃんと盛り上がっているし良い出来なのでは。

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In Real Lifeは、上の動画でも歌っているNick Carter (Backstreet Boys)、それにEmma Bunton (Spice Girls)とTimbaland (Justin Timberlakeのプロデュースでも有名)がジャッジを務めたリアリティショー"Boy Band"から生まれたboyband。ちゃんと生き残っており頼もしい限り。少しでも長く活動を続けて欲しい。

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