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海外Boyband/Manbandのニュースに簡単なコメントを添えたブログです。

<JLS> JLS、コロナ禍を経て一年半ぶりの「再復活」

 

久しぶりにmanband関連の明るいニュースだ。JLSの「再復活」。

 

ちなみに、2020年復活時の第一報はこちら。

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デビュー曲'Beat Again'と続く二作目'Everybody in Love'。この時点ではまだ新作リリースの予定はなかった様子。4人とも体がよく絞れていて、復活へ向けて入念に準備していたことがわかる。

 

これを一年半後と見比べてみよう。コロナ禍を経たグループの変化がよくわかる。

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4人とも一様に顔が丸い。"Stay Home"の影響が窺われる。

それにも増して特徴的なのは、dance routineが格段に緩やかになったことだ。

もしかしたら新曲'Eternal Love'の雰囲気に合わせただけかもしれないが、なぜか、ここからまた元のバキバキダンスに戻る気配は感じられない。

中堅から大御所になる過程で、dance routineは飾りの一つに過ぎなくなっていくことがよく分かる。どんなに激しく踊っても若いグループには勝てない。格好良かった往年のムーブも、どう足掻いたって歌と共に古くなる。

 

 

新曲の初お披露目の様子はこんな感じ。

出だしMarvinのソロに若干不安を感じつつも、ラストのコーラスの厚みに思わず声が漏れる。穏やかな曲調に合わせたのかdance routineは控えめ。

あくまで推測だが、この一年半のマーケティングの結果、この形に落ち着いたんだろう。パッと見は地味になってしまったが、グループの運営を長い目で見ると、この方針転換はそう間違っていない筈。

 

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そして新曲のMVはこちら。TemptationsJackson 5、さらにB2K (IMXかも)を引用して、米国R&B boybandの保守本流(つまりアフリカ系)を英国に手繰り寄せている。

1周、2周、・・・いや、何十周かグルグル回って新しいと言える。この辺、Anderson PaakとBruno Marsのsuper group、Silk Sonicと比べてみても楽しいかも。*1

 

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*1:Silk Sonicの源流にTemptationsらMotown勢の影響を探った記事として、Rolling Stone Japan Vol.16, November 2021のp.84からの特集を参照のこと