ぼんやりしていたらJLSが新曲引っ提げて再復活していた。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) October 1, 2021
確か2020年の2月に一度復活していて、その後コロナで冬眠を余儀なくされたからおよそ一年半。よくぞ乗り切った。昨年と同じく'Beat Again'からリスタート。
英国はもうマスクしてない!本邦とはえらい違いだ。https://t.co/MS6LACrQw6
新曲の脱力感もなかなかいいんじゃないでしょうか。カツラ被ったら誰が誰だか(特にMarvin)分からなくなるのはご愛嬌。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) October 1, 2021
みんな等しく歳を重ねて、ひと頃の(もっさりしていた)Backstreet Boysを見るような感じ。https://t.co/fYSjGQb5s9
久しぶりにmanband関連の明るいニュースだ。JLSの「再復活」。
ちなみに、2020年復活時の第一報はこちら。
デビュー曲'Beat Again'と続く二作目'Everybody in Love'。この時点ではまだ新作リリースの予定はなかった様子。4人とも体がよく絞れていて、復活へ向けて入念に準備していたことがわかる。
これを一年半後と見比べてみよう。コロナ禍を経たグループの変化がよくわかる。
4人とも一様に顔が丸い。"Stay Home"の影響が窺われる。
それにも増して特徴的なのは、dance routineが格段に緩やかになったことだ。
もしかしたら新曲'Eternal Love'の雰囲気に合わせただけかもしれないが、なぜか、ここからまた元のバキバキダンスに戻る気配は感じられない。
中堅から大御所になる過程で、dance routineは飾りの一つに過ぎなくなっていくことがよく分かる。どんなに激しく踊っても若いグループには勝てない。格好良かった往年のムーブも、どう足掻いたって歌と共に古くなる。
新曲の初お披露目の様子はこんな感じ。
出だしMarvinのソロに若干不安を感じつつも、ラストのコーラスの厚みに思わず声が漏れる。穏やかな曲調に合わせたのかdance routineは控えめ。
あくまで推測だが、この一年半のマーケティングの結果、この形に落ち着いたんだろう。パッと見は地味になってしまったが、グループの運営を長い目で見ると、この方針転換はそう間違っていない筈。
そして新曲のMVはこちら。Temptations、Jackson 5、さらにB2K (IMXかも)を引用して、米国R&B boybandの保守本流(つまりアフリカ系)を英国に手繰り寄せている。
1周、2周、・・・いや、何十周かグルグル回って新しいと言える。この辺、Anderson PaakとBruno Marsのsuper group、Silk Sonicと比べてみても楽しいかも。*1