Everybody… Yeahhh… this happened! Bawk!street Boys takeover in NYC to celebrate our new album DNA! @FallonTonight @jimmyfallon! 🙌🏻❤️ #BSBDNA #FallonTonight Photos: Andrew Lipovsky/NBC pic.twitter.com/SYQIjk3y1F
— Backstreet Boys (@backstreetboys) 2019年1月25日
Turn it up for "Chances" from @backstreetboys!! #FallonTonight #BSBDNA pic.twitter.com/pedIYxE20q
— Fallon Tonight (@FallonTonight) 2019年1月25日
🐥🐥🐥#BSBonFALLON🐥🐥🐥
— ソニーミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) 2019年1月25日
米人気番組"The Tonight Show Starring Jimmy Fallon"に出演した #バックストリート・ボーイズ があの名曲「Everybody (Backstreet's Back)」で司会のジミー・ファロンとスペシャルコラボ&ヒヨコ・ヴァージョン披露🎙😂
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'Chances' by Backstreet Boys in The Tonight Show. 毎回息を飲むのはBrian Littrellのパート。今回は相当調子が良かった方ではないだろうか。1番のソロが終わった瞬間、ピョンと後ろに飛んじゃったBrianの気持ち、今なら分かる。その側でほぼ不動のNick Carterの想いも。https://t.co/vPK0qDGU4H
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2019年1月26日
Backstreet Boysの映画"Show'em What You Made Of"にて、Kevin Richardsonが「ちゃんと声を直してからがいいんじゃないの」とBrian Littrellにアドバイスするシーンがある。それをBrianは半ば撥ね退けて結成20周年ツアーを決行。DVD化されているが、その出来はまぁ正直、あまり良くは無かった。→
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2019年1月26日
→その後BSBがVegas Residencyを始めた時、「Brianの声を潰すつもりなのかしら」と思ったのも事実。だけど、そのResidencyを観たStuart Crichtonが、これならイケると思った書いたのが'Don't Go Breaking My Heart'(Inrock誌 2019年2月号、Nick Carterのインタビューより)。→
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2019年1月26日
→結果BSBは再浮上し、Shawn Mendesに'Chances'を書いてもらえるまでになった。その'Chances'冒頭のソロとサビを、危ういながら徐々にモノにしつつあるBrian Littrell。何がキッカケとなって好循環が回り出すか、ホントに分からんな。それを生放送でぶつけるのが、BSB式スパルタリハビリテーション笑
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2019年1月26日
Brian Littrellの調子が悪い時は、大抵、ソロを引き取るNick Carterもグズグズになり、AJ McLeanもなんかイマイチな感じになる昨今のBSB。
だが、この日は違った。
板に立って第一声を発するまで、果たしてどんな声が出るか自分でも予測ができないBrian。あまりに調子が良かったので驚いたのか、Aメロのお尻がほんのちょっとだけ巻き気味になる。
少し戻してスタート直後。板に立つ他の4人の様子をよく見てあげてほしい。
向かって左端、ギターのアルペジオに耳を傾けながら、たった一回、深く深く頷くHowie D。
その横でうつむくNick Carterの目線。歌声に合わせてふと観客席へ、そしてそのままスタジオの奥へ、さらに天井へと吸い込まれていく。
開始直後からBrianの真横で観衆をじっと見つめ、満足げに大きく首を振る大黒柱AJ McLean。
そして向かって右端、気遣わしげにやや内側を向くKevin Richardson。ほぼ音源通りの歌声に安堵したのかそのまま耳を委ねている。
俺には見える。'Chances'という曲の初め、ギターの細い音に導かれ、それだけを頼りに、長い長い「トラック」を独走するBrianの姿が。
9小節目からはNick Carterが「伴走」。一見、涼しい顔だが、見る人が見れば凄まじい集中力と気迫、そして確かな技術で、Brianが放つ暖かいソロの雰囲気を大事に抱えて包み込む。この人は実に興味深い歌声の持ち主で、声域は明らかにBrianより低いのに、この曲みたいにやや甘めに味をつけると途端にBrianの声と区別がつかなくなる。そういう意味で、まだBrianは「走り続けている」。
そして、さぁ迎えた17小節目、逃げも隠れもできないどソロのサビ。ファルセットでごまかせるほど高くもない、現在のBrianにとっては実に歌いにくそうな音域。急勾配なのか、それとも障害物走なのか。相当しんどそうだが、まさに"like once in a life"、Ryan Tedder (OneRepublic) & Shawn Mendesの超豪華タッグに曲を書いてもらえるなんて、短い人生、そうそうあるもんじゃない。それをライブで、しかも全米屈指の人気番組でフルコーラス歌えるだなんて、アーティスト冥利に尽きるってもんでしょう。ねぇ、Brian。
第四コーナーを曲がったところで、俺には見えるよ、今にもバトンを受け取りたそうでワクワク、ウズウズしている、第二走者AJ McLeanの暖かく広い、右の手の平が。
"What are the chances?"
ねぇ、Mr. Brian Littrell。
歌うのはそんなにも辛く、苦しいことですか。
なら、なぜあなたは、歌い続けるのですか。