We had A LOT of fun shooting our 'Out Of Our Heads' video 😜😂 Hope you enjoy x https://t.co/809L7WxAtx #OOOH pic.twitter.com/xbk63DcmmN
— Take That (@takethat) 2018年11月2日
RT 'Out Of Our Heads' by TAKE THAT、ようやくMV解禁。今までに無いハッチャケぶりは、ロシアンアバンギャルドを思わせる。アニメーションの部分は、ちょっと懐かしいバザールでござーる、てか。佐藤雅彦の名作が四半世紀後にまさかの英国で蘇る。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年11月2日
クビだけGary Barlowとか、まさに佐藤雅彦のフジテレビのキャンペーン。覚えてる人は覚えてる。日本の昔のCMなんてTAKE THAT、よく知ってるな。またはその更に元ネタをご存知と言うべきか。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年11月2日
冒頭、巨大な丸い球がパカっと開く。その中央、小さい蝶番かと思ったら黒ずくめのTT3。こういう「でっかい虚像とちっこい実像」のモチーフはTT3ならでは。III(2015年)のアルバムジャケットを思い出す。
こちらの動画でMoMAの学芸員さんがお話しされているのは最初期のRussian Avant-Gardeについて。ロシア革命以降の社会の大変革がRussian Avant-Gardeを引き起こしたという説明は、もしかしたら'Out Of Our Heads'のMVにもまんま応用できるかもしれない。つまりTT3も、EU離脱後の大混乱を予測した結果、ちょうど100年前の歴史を参照しない訳にはいかなかった、という解釈が成立するかも。
幾何学模様のバック、一見してケバケバしい色彩、メガホンから飛び出す歌詞などが、時空を超えた2つの表現に共通する。黒ずくめのTT3は歴史の黒子を意味するのだろうか。それとも単にグリーンバックだったから?でも、ゴージャスな衣装がトレードマークだった彼らにしては、今作の地味すぎる格好はかなりレアだよね。
バザールでござーると言えば。
Wikipediaによると、このCMの放映は1994年夏とのこと。 TAKE THATのNobody Else Tour日本公演が1995年だから、彼らが目にしている可能性は限りなく低いけど、'Out Of Our Heads'のMVの1:45から始まるアニメーションの色合い(特に背景)がなんか似ているよね(←こじつけ?)。
さすがに四半世紀も経つとフジテレビのCMもあまり残っていない。
Christopher Lloydの頭が時計みたいにグリグリ回転するバージョンもあったはずなんだけど見つからなかった。今回のGazはまさにソレ。
「佐藤雅彦全仕事」、何回か引越ししてるうちに処分してしまった。惜しい。こんなMVが出ると知ってたら取っておいたのに。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年11月2日
今作で確信したのは、
TT3は何が何でも日本に来るであろう、
ということ。こんなのあまり趣味ではないけど、本ブログで「予言」します。
TAKE THATは必ず日本に来ます。
なぜなら、おそらく自身初と思われるアニメーションを使ったMVのキッチュなテイストが、あまりにもJapanese fan artにソックリだったから。アニメーション冒頭のラインダンスとかね。こんなの他の国のfan artではなかなかお目にかかれないでしょう。
TT3は日本のファンをめっちゃ意識して今作をリリースしたと思われる。俺は絵が下手だから無理だけど、絵描きthatterの皆様は力作を次々投下されては如何でしょうか。彼ら間違いなく見ているよ。