今週で仕事納めという方も多いはず。週の初めの今日、張り切って参りましょう。
Boyband vs. Manband 歌合戦6日目の対決テーマは'鏡'。MVで用いられる'鏡'のモチーフにご注目。
先攻Boybandは、アジアを飛び越え今や世界的大スター。
Pop musicを超えたメッセージをぜひ、ご自身の目と耳でご堪能いただきたい。
'DAM' by SB19 (2025/08/01 日本語字幕付きMV公開)
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SB19 メモ
2018年結成。BGYOと共に母国Philippinesを代表するP-POP の担い手。K-POPの直撃世代、BIGBANGのド派手さとBTSの切実さを持ち合わせながら、言葉を磨きダンスを修め、独自のアプローチでP-POP の地平を切り拓いている。
リードソロを担当、財宝を独り占めしちゃう金髪の王子は最年長のJosh (1993年生)
本作のコンセプトはズバリ(貯水池としての)「ダム」であると説明、SB19のリーダーPablo(1994年生)
大サビ直前に美しいファルセットパートを決めてくれる鏡の中の貴公子Stell(1995年生)
ソロ名義Felipとしての活動も順調、本作では大剣を振るbass singer Ken(1997年生)
本作ではコンタクトレンズで賢者の白眼を表現、マンネJustin (1998年生)
THE FIRST TAKE版のライブ映像も素晴らしい。両端で向かい合うKENとStellのオクターヴユニゾンも見事だし、一瞬のコーラスもバチっと決まって、とにかく音を外さない!大袈裟なくらい盛り上がるオケがまだ物足りないくらいの緊張感が心地よく、狭い録音スタジオからも地平線が見えてきそうだ。
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2025年、鏡を使ったMVといえば彼らのカムバック作も特筆すべき。
後攻Manbandは、古くて新しいアプローチで世界中をアッと言わせたヒットメーカー達!
'Love' by OK Go (2025/04/11 MV公開)
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OK GOメモ
予想外な角度から攻めたMVが、毎回世界中でバズりまくりのUS Indierock band。寡作な彼らは例年ファンをヤキモキさせるが、ついに2025年、新譜"And the Adjacent Possible"を提げて地球へ帰還。熟してますます磨かれたスタイリッシュさを見せつけてくれる。
若いsingersongwriterとの共演で嬉しそうにドラムを叩くDan Konopka (1974年生)
本作MVのディレクションも担当、人生山あり谷ありのフロントマンDamian Kulash (1975年生)
"Blender"についてDamianとスレ違い、メガネのTim Nordwind (1979年生)
Acoustic versionの"Love"と"This Too Shall Pass"で見事なファルセットコーラスを決めるギタリストAndrew Ross (1979年生)
鏡のようで鏡でない、という正反対のアプローチは、Michel Gondryのお手本があるが、そんなの'All Is Not Lost'でとっくに履修済み。最新鋭のロボットアームと限りある予算で挑む温故知新の万華鏡は彼らにしか到達し得ない新境地。それこそtons of technology and scienceの結晶だ。
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ラストの抱擁シーンと続々出てくるスタッフにちょっと白けてしまう、という人にはぜひこちらのメイキングを見てほしい。63枚の鏡、29のロボットに、当日は39回のリテイク!思わず抱き合いたくもなってくる。ま、ワンコの時(120回超え!)と比べれば39回なんて許容範囲。そんな彼らがタフすぎる。
過去を超えようと自らを映す鏡を打ち破るか。
過去を引き受けて鏡に自らを曝け出すのか。
対照的な二組の競演、いかがだったでしょうか。
明日は前半戦最終日、ついにあのbandの登場です!お楽しみに。