Bon Bon Boyband ! Man Man Manband !

海外Boyband/Manbandのニュースに簡単なコメントを添えたブログです。

<2020年ピックアップ Boyband vs. Manband> 5日めは'You Needed Me' by Boyzlife vs. 'Bad For Me' by Jack Duff (RoadTrip)!

今年も残すところあと2週間弱となりました。 

 

 

 

 

今週が最後の出勤日となる方も多いと思います。

 

 

 

 

年末の準備はお済みですか。

 

 

 

 

肌寒くなり、人恋しくなる季節。本日5日目は、大切な人と寄り添いたくなるそんな季節にぴったりの曲からスタートです。

 

 

 

 

先攻Manbandは、元boyband member同士がタッグを組んだ、ある意味superband。

 

 

 

 

何故か元のグループ時代よりもイキイキしてるコンビと言えば?

 

 

 

 

'You Needed Me' by Boyzlife (2020/04/03 MV 公開)


You Needed Me - Official Video

 

 

 

 

 

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Boyzlifeメモ

愛蘭系boyband2組のsuper bandであるBoyzlife。その実態は、惜しまれつつも昨年解散したBoyzoneのKeith Duffyと、昨年復活したWestlifeに唯一招聘されなかったBrian McFaddenのコンビ。元々はKeithとBrianとのトークショーから始まったのだとか。

せっかくだから2人を含む両バンドのメンバーもおさらいしましょう。

 

<Boyzone>

たまーにtweetするのみで全く表舞台に出てこなくなっちゃったMikey Graham (1972年生)

刺青愛好家で車大好きなShane Lynch (1976年生)

解散後も唯一オリジナル曲を出し続けてる、偉いぞRonan Keating (1977年生)

もう11年経ちました、あっという間の故Stephen Gately (1976年生)

そして、本日の主役の一方、後輩のBriを気に入りすぎて若干過保護気味なKeith Duffy (1974年生)

 

<Westlife>

幼なじみと結婚後、双子を含む3人きょうだいを抱えて今日も華麗にNicky Byrne (1978年生)

今年からギター始めました、フロントマンShane Filan (1978年生)

渋い、というか、若い頃の笑顔がちょっと影を潜めてしまったお髭のKian Egan (1980年生)

再結成後、メンバーで最もパワフルな歌声を聴かせてくれるMarkus Feehily (1980年生)

本日取り上げるもう一方、Westlifeの元メンバーであり、Boyzlife結成後は徐々に落ち着いてきたBrian McFadden (1980年生)

 

アイドルとしては既に一仕事終えたBriとKeith。Boyzoneのレガシーを引き継ぎつつ(Westlifeにもちょこちょこ秋波を送りつつ)、彼らがどのようにキャリアを積み増して行くのかを見届けたい。

 

 

 

 

Boyzlife 2020年ピックアップ!

*まずはBoyzoneから。なんと言っても我らが太陽、Ronan Keatingは今年も絶好調*1。今年はお子さんも生まれ、公私ますますご活躍のRonan御大は、11作めのソロアルバム"Twenty Twenty"をリリース。なんとなくこのタイトル、"The 20/20 Experience"を連想させなくもないが・・・まぁいいや。今作では御大のソロ歌唱の他、6曲のデュエットを投入し華やかな仕上がりに。シングルカットされた'One of a Kind' (with Emeli Sandé)の他にも、manband関係ではRobbie Williams (TAKE THAT)とのデュエット曲も。

アルバムのリード曲'Forever Aint Enough'のMVには現在の奥方との結婚式当時の映像が。お二人とも再婚、ということを頭に入れてこのMVを見返すとなかなか趣深い。いつも思うけど、Ronanの後頭部ってちょっとハラハラするよね・・・

Mikeyは足取り掴めず。Shaneはこのコロナ禍中に奥さんとくっついたり離れたりらしい。

*一方のWestlifeは、復活後のアルバム"Spectrum"リリース後、初のツアーとなるStadiums in the Summer Tourがそっくり一年延期。グループ活動は足踏み状態へ。復帰後のあの曲のタイトルがまさかのあのバンドのあの世界的大ヒット曲と被ってしまう*2など、災難は絶えない・・・・

そんな中、ほっこりするニュースといえば、Ben Adams (A1)がツイートしたうら若き頃の写真がちょっとした話題に。余談だが、ほとんど同時期にO-TOWN公式も同じような写真をツイートしていて、大西洋を挟んだシンクロニシティが実現した。皆キラキラしてたなぁ。

*そして本日取り上げたBoyzlife。BriとKeithはどっちもグループの2~3番手の位置だったから、あまりメロディを歌う機会もなかったし、irish boybandってそんなに踊らないから、ただ脇を固めるに過ぎない彼らは見せ場がなかった。

だから、歌って踊るBriとKeithを楽しむならまさに今!レコーディングも始めてるようだし、新年にはBoyzlifeの新曲も期待できるんじゃないですかね。 特にKeithは子育てもひと段落したので今後のプランは尽きないよなぁ。羨ましい。

   

 

 

 

続いて後攻boybandは、ロックダウン中のUKで静かに空中分解してしまったグループ、から一足お先に飛び出したイケメンのソリスト

 

 

 

 グループ時代とは真逆なサウンドがなかなか斬新!!

 

 

 

 

'Bad For Me' by Jack Duff (RoadTrip) (2020/05/21 MV 公開) 


Bad For Me - Jack Duff (Official Lyric Video)

 

 

 

 

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RoadTripメモ

抜群なルックスに加え、確かなコーラスの腕を持つ奇跡のboyband。One Directionが活動休止となった今、地元英国におけるboyband renaissanceは彼らの双肩にかかっていた・・・・筈だったが、しかし・・・・・

今回の騒動で最もダメージが大きかったのではと推察する、悲劇のギタリストAndy Fowler (1994年生)

グループを思いやり、最後までマネジメントの補助を務めたRye Beaumont (1996年生)

途中参加のbass part。Ryeと運命を共にしたSonny Robertson (1996年生)

離脱後は司会業にYouTuberに、boybandのプロデュースまでも手がけて大忙しなMikey Cobban (1999年生)

ストリートからRoadTripに加入、その直後に解散騒動の渦中へ。長髪をバッサリ切って気分も一新Harper Dark (2000年生)

大人のコワイ一面を見てしまった最年少。実は最もRyeの影響を受けているんじゃなかろうかBrooklyn Wyatt (2000年生)

そして本稿の主役。Mikeyに次ぐ離脱者であり、ソロ転向は順調な様子のJack Duff (1999年生)

 

Mikey離脱後には相当煮詰まっていたRoadTrip。なのでいっそのこと、パチンと弾けて飛び散った7つの才能が、今後どんな風に芽を出し花を咲かせるかが見ものです。

 

 

 

 

RoadTrip 2020年ピックアップ!

*まずは解散・・・・ちょっと背筋が寒くなるBrooklyn Wyattのツイートから全ては始まる(てか、この頃には既に何もかもが終わっていた)。顛末は例えばここに書いてあるからそれをお読みいただくとして*3、結局、グループは空中分解。ツアーチケット払い戻しのツイートで公式は途絶えている。

・RyeとSonnyの1996 lineは"Four Eyes and The Skyscraper"を結成。同い年とはいえこの2人が仲良かったのはちょっと意外。Boybandの高音担当と低音担当って、伝統的にそこまで仲が良いイメージがないのよね・・・・

・年少組BrooklynとHarperはRoadTrip Houseを文字通り脱出。夏までは行動を共にしていたようで、"HARPLYN"としてHarperのインスタに二人揃って登場。両者とも、まるで憑き物が取れたかのようにさっぱりしている。

・可哀想なのは一人残されたAndy・・・最年長の彼は、年少組の脱出当時はRoadTrip Houseにはおらず自己隔離していたようで、ロックダウンの生活でだいぶやつれてしまった。その後RoadTripに関する言及は一切なし。その代わり、堰を切ったかのようにtwitchにてカバー曲のライブ放送を途切れることなく発信し続けている。ちょっとどうかと思うほど曲数がハンパない。唯一の救いなのは、売れっ子HRVYとまだちゃんと繋がっているらしい(?)こと。HRVYも歌手活動に復帰したらAndyをツアーに連れて行ってあげてほしい。良き兄貴分としてきっといいアドバイスをくれるはずだから・・・まぁ、マネージャーは相変わらず「彼」なんだけど・・・

*以下は脱退組。一抜けしたMikeyはYouTuber業の傍ら、boybandイベントの司会業もこなしつつ、さらには"Let Me Know"なる新人boybandのもプロデュースするなど大活躍。Rye & Sonnyとも、Brooklynとも、おまけにJackともちゃんと繋がっていて、7人の中では一番バランスの良い人脈を保っているようだ。

*そして本日後半の主役、Jack Dufffはめでたくソロデビュー。おめでとう!!Andyよりも先にソロとして独り立ちできたのは、優秀なチームと組んでいるからかもしれないし、あるいはもっと単純に、Andyより5歳も若いせいかもしれない。

MV中ではタバコを吹かしたりオトナな一面も見せるが、その一方でフードの紐を噛んだりする幼い一面も。この両面のギャップに加え、Jackの甘いハスキーボイスがグッとくるんだよね。この場にはいなかったJackだが、'Bad For Me'がマネージャーに対するプロテストソングだと思って(思い込んで)聴くと余計に切ない。

Andyのカバー曲動画のサムネイルをつらつら眺めたり、Jackの'Bad For Me'を聴いたりして思うのは、「グループの時、もっと早くこの売れ線で曲を出せば良かったのに・・・・」ということのみ。脚注にも書いたけどやはりマネージメントがダメだった(しかし、メンバーが語り出すまで、まさかここまでダメなマネジとは思わなかったけど)。だけど、そんなダメなマネジを振り切ってまで、自分たちの進みたい道を開拓できなかった(RoadTripできなかった)のだから、グループとしての使命はそこでとっくに尽きていたのだろう。

思い詰めたようにギターを抱えて歌いまくるAndyのメンタルが若干心配だが、今回の解散騒動で小さからぬダメージを受けた年少組(Harper & Brooklyn)が、思っていたより元気に活動していて何より。UK indies boybandの新たな芽が、彼ら7人の側のどこかで必ず芽吹きますように。

 

 

 

 

今回の対決は、もちろん、"You Needed Me" vs. "Don't say you needed me"対決です!この2曲を並べて聴くとえも言われぬ味わい。過去のBoyzoneの名曲に対して、冒頭から横っ面引っ叩くJackの歌詞が何とも痛快なのです。

 

 

 

 

ただ、実はもう1つ・・・いや、2つ。対決の軸があるんです。お気づきでしょうか?

 

 

 

 

この二組の共通点、と言ってもいいかもしれない。1つ目の対決軸は、そうだな、これが分かった方はboyband検定5級です。激甘。 

 

 

 

 

もう1つの対決軸は難しいので(これが分かればboyband検定2級はクリア)、実は本記事中にヒントがあります。分かった方はコメント頂戴。頂き次第、答え合わせしましょう。

 

 

 

今日の対決は結構コッテリ味。明日はもうちょっとサラッと紹介できたらなぁ。お楽しみに。

*1:どうでもいいけど、RonanのWikipediaの本人写真、めっちゃいい笑顔な。思わず笑ってしまった。

*2:ホントは「対決」もので記事を書こうかとも一瞬考えたけど、あまりにもWestlifeが不憫すぎて断念。

*3:と思っていたら、実はまだ続きがあった。どうやら、BrooklynのツイートはマネージャーBlair Dreelan (ex-EAST 17)が彼に命じたものらしい(50:00)。ただ、RoadTrip Houseからの脱出の真の動機は分からない(46:00~)。それにしても、(あくまでも彼らの言い分では)マネジメントは最悪だったらしく、報酬がきちんと支払われないばかりか、メンバー(特にRye)からの持ち出しが多いプロジェクトに辟易していたらしい。おまけに、グループはほとんどマネージャーの怒りのはけ口として使われていたり、Andyが他所のプロデューサーの電話番号を入手したら激怒されたり(13:00)、ツアードライバーなどの雑用は実質的にRyeが行っていたり(17:00)、メンバー個人の法律相談も受けさせてもらえなかったり(18:30)、新曲をリリースしようと思ったらBlairが自分のインスタに勝手にリリースしたり(59:00)、離脱したMikeyすら何か訴えられるのではないかと怯えていたとのこと(30:00)。 最も気になった、「ここにいないメンバー」の話はあまり聞けなかった。Andyの安否を尋ねるMikeyの言葉も(53:00)Ryeが自分の銀行預金の話にすり替えてしまった。