MV of manband対決、motor bus編。"3000 Miles" by Emblem 3 vs. "One Thing" by One Direction vs. "When You See You Love Me" by Human Nature. 色んなバスの乗り方。E3:自分達の旅と主人公の旅の重ね合わせ。HN:Andrewをフューチャーした映像の作り。しかしここはノリに乗った1Dが最高。マジで。
— じょっき体入@蝦蟇 (@Guamman8) 2018年8月1日
Emblem 3は2013年デビュー、2015年事実上の解散、という短命なmanband。だが、そのルックスといい他のbandにはない良さがある。
www.youtube.comソロ順は、ひげピアスギターのDrew Chadwick、窓をぼんやり眺めるキャップのKeaton Stromberg(弟)、そしてサビはタンクトップのWesley Stromberg(兄)。ハスキーなメンバーが多い印象
さぁ、ご登場頂きましょう。1D初期の代表曲。ここでもバスが大活躍。ロンドン名物Double-decker Bus。
このMVの見所は何と言っても後半、Liam Payneのone thingがOne Thingしちゃってるとこだよな…多分、ロケバスの中でうたた寝して、気づいたら撮影、あっという間に本番だったんだろう。男子にはよくあることなのです、ハイ。ピッタピタの衣装が悪い、衣装が。
冗談はさておき、俺が1Dを「声」のグループだと気づいたのは下のacoustic versionから。みんな必死に歌にしがみついていて、そこから各人の「声」がどうしようもなくにじみ出ている。立ち方歌い方マイクの握り方、それに口の開け方をじっくり観察していくと、メンバー1人1人の喉や舌の形、呼吸の仕方まで伝わるかのよう。3分間、迫真のコーラスドキュメント。他のグループには無いものを彼らは持っていた。
ソロ順は、坊ちゃんヘアが今や懐かしいLiam Payne、首元までボタンを留めた白シャツ眩しいHarry Styles、そんな彼と盛んにアイコンタクトを取っているZayn Malik、2番のソロを中央で神妙に歌い出すカーディガン超かわいいNiall Horan、そして半袖ボーダーシャツの最年長Louis Tomlinson。
これ、聴き始めの頃は分からなかったけど、ざっくり言って、向かって左2人が地声高音チーム、右3人が地声低音チームで、かつ5人のうち中央3人がブリッジで残るテクニック班で固められている、というラインナップ。なるほど。
コーラス部分は…おそらくだけど、HarryとZaynがメロディで、Louisが上ハモり(?)、LiamとNiallが下ハモり(又はどっちかが上ハモり?)かな。美しい上のハモりが誰かイマイチ分からない。Liamは2番でも繊細なファルセットコーラスを見事にキメており、八面六臂の大活躍。いい意味でスリリングなセッション。One Directionって、初期はbusばっかり乗ってるなぁ。
一方のHuman Natureは乗合バス。終点はガソリンスタンドか。この曲はAndrew Tierney曲なので、もう一方のフロントマンPhil BurtonはギターでAndrewの美声をバックアップ。
Wikipediaによればこの曲、同郷のグループSavage GardenのDarren Hayes(vo.)らの曲で、しかもカバーソングとのこと。この曲を収めた4枚目のアルバム"Walk The Tightrope"(すごい切羽詰まったタイトル)を最後にboyband期を脱したHNは、次の5枚目"Reach Out: The Motown Record"から名曲カバー街道まっしぐらとなる。その分岐点となる曲、と考えるといささか感慨深い。