本日12/24は毎年恒例、Boyband / Manbandの詰め合わせ。
2023年を沸かせた、忘れられない名作たちをご紹介しましょう。
その前に、前半戦をおさらい。
今年のboybandは、昨年からガラッと出場者が変わりました。
(カッコ内はグループ年数(結成年基準の数え年))
毎年恒例、クリスマスイブの逐次更新。
実はこの詰め合わせこそ隠れた力作揃いだったりするので、最後までコメント付けたいな。それではレツゴー。
'無限シニシズム' by 原因は自分にある。 (2023/01/28 MV公開)
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杢代さん合流後の(おそらく)第一作目。
この7人が、7人で活動してくれていること自体、夢のようだ。
杢代さん繋がりで春海四方さん(一世風靡セピア)とのインタビューも実現。
'前略、道の上より'がレコ大の企画賞を獲ったりして、風はスタダに、EBiDANに吹いている。
杢代さん主役の'放課後ギュッと'もよかった。
'全力キング' by 古川貴之 (from THE PINBALLS, MARSBERG SUBWAY SYSTEM) (2023/04/05 audio MV公開)
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趣味のジョギングをしている中で、イヤホンからこの曲が流れてくると気分がアガる。
ストーリーは山場を迎え、次の戦隊シリーズも発表されたし、今こそ歌詞の意味が解き明かされる時かも。
'Live Again ft. Halo Maud' by The Chemical Brothers (2023/07/19 MV公開)
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そんな「キングオージャー」と同じ、180°LED背景のバーチャルプロダクションを採用したのがこちらのMV。
蝶の夢ならぬタコの夢。
主人公が「ハッ」と起き上がるタイミングと音楽との合わせ方が絶妙だ。
'だってめぐり逢えたんだ' by 純烈 (2023/09/04 MV公開)
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舞台はガラッと変わってスーパー銭湯アイドル純烈。
新メンバーも迎えて意気揚々、今年も難なく紅白出場。
友井さん!
'握手をしよう~世界の国からこんにちは~' by 東京力車 (2023/07/19 MV公開)
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そんな純烈のMVにも登場した3人組。
先輩方曰く、「昔の純烈を見てるようで笑ろてまう元気者」とのこと。
毎作恒例のオマケ付き。
'ヴーカ・ヴーカ〜恋の筋肉〜' by BOYS AND MEN (2023/12/14 MV公開)
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肉体派、といえばこちらも。
昨年は彼らの弟分、祭nine.が解散。
ボイメン周りがやや寂しくなってきたところ、1年ぶりのカムバックとなった。
老舗だけあって、ちょっと前に流行ったサウンドであったとしても聴かせる説得力が違う。メンバーの筋肉も眼福だ。
東京力車も、本当はこちらの路線に行きたいんだろうな・・・
'Past Life' by Princes to Kings (2023/03/10 MV公開)
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BOYS AND MENの次はPrinces to Kings。旧ジャニーズのグループとグループ名が似ている、英国出身の兄弟2人組。本ブログでは定期的に取り上げています。
弟のZac、すっかり大きくなって、兄のFinnと背格好が変わらなくなっちゃった。
'This' by OK Go (2023/07/22 MV公開)
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久しぶりのOK Go。
メイキングまで味わうのが彼らの作品に対する正しい鑑賞スタイル。
残念なのは、彼らは寡作なんだよな・・・前作の4th "Hungry Ghosts"からまもなく10年!
'木にしない' by SUSHIBOYS (2023/04/25 MV公開)
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マスゲームっぽい絵作りにOK Goの'I Won't Let You Down'を思い出した、と書いたら怒られそうだけれども、歌の中身は極めて真摯、そして紳士。体がとてもキレイ。
青い四角形がみんな同じ大きさ、というところに、2人の一貫したメッセージを感じる。ライブ映像でも律儀に同じ色の四角形を召喚。
男性なので、この曲と映像で伝えたいことの表裏いずれも伝わるけれど、女性が見たらどういう感想が飛び出すか、ちょっと興味はある。
'Yeah!めっちゃストレス' by ゴールデンボンバー (2022/12/25 MV公開)
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あ、去年公開だったか、これ。
すんごい批評性の高い作品だと思ったので、1年後の本詰め合わせにもご登場いただいた。
歌詞。前半のオネエさん達の愚痴と、後半の意味不明な歌詞と、それぞれのドラマを交互に配置して、前者の意味の無さを浮き彫りに。
そして曲。BPMが上がるとアイリッシュというよりコサックなような。地球儀が歪んで回り始める。
'パLIFE!パLIKE!パLOUGH!パLOVE!' by パンダドラゴン (2023/08/30 MV公開)
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今年のboyband新人賞。振付師の槙田さんのインタビュー映像を見なければ気付かなかった。
THE SUPER FRUITの時も書いたけど、boybandの歴史って、girlsgroupとの相乗効果ミルフィーユ。それを重ねて重ねて重ねまくった結果、フェミニンというか、ビヨンドフェミニンな子達が跳ねまくっている。
目下、彼らの使命はただ一つ。この代表曲を超える会新の一曲で世間の度肝を抜くことだ。
'New Kidz on the Block' by ZEROBASEONE (2023/07/22 映像公開)
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俺の推しはゴヌクさん。彼のようなゴツめの野心家が、K-POP boybandの狭苦しいフォーマットの中に嬉々として潜り込んでいる姿を見てニヤニヤしてしまう。早いとこ脱出して、彼の真価を見せてほしい。
'Superman' by Nick Carter (Backstreet Boys) (2023/08/25 MV公開)
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'笑うピエロ' by OverTone (2023/06/01 MV公開)
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俺、これ男と男の歌だと思うんだけどなぁ。
そういう意味ではこのアニメMVは(良い意味で)ミスリードだ。
'Seven (feat. Latto)' by 정국 (Jung Kook) (BTS) (2023/07/14 MV公開)
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こちらのnote ('BTS、救済の文学')を興味深く読んだ。
'Conversation' by Union J (2023/06/23 MV公開)
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こ、これを令和の世にリリースするのか・・・ま、彼らに元号は関係ないけど。
'ETA' by NewJeans (2023/07/25 Perfomance Ver. 公開)
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以下、紫パートです。今年はヨジャグルがめちゃんこ強かった・・・
'ちゅ、多様性。' by ano (2023/03/03 動画公開)
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今年の台風の目。彼女のことを何となく敬遠している人にこそ観てほしい。
絶対、後悔はさせない。
両耳飾りの麻雀牌を振り飛ばし、サビのオフビートを厚底ブーツで蹴飛ばして歌い切る彼女は正真正銘の歌姫だ。紅白出場も納得の人選。
MVのダンスは確かに楽しいが、このFIRST TAKE、渾身の一発撮りに比しては、あまりにもあのちゃんの魅力を伝えきれなさすぎた。
歌い終わった後の済まし顔、なんと小憎らしいことよ笑
'イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム' by BiS (2023/06/28 MV公開)
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BiS第三期。大幅なメンバーチェンジを経て、身長も、体格も、芸歴も、もちろん個性もバラバラな6人が集まった。
廃墟で歌い踊る様はまるで雨乞いの巫女のよう。
あと、BiSの元レーベルメイトとして、どうしても、どうしてもこのバンドの名前だけは書き残しておきたかった。
BOYSGROUP。
権利関係がよく分からなかったからリンクしか貼れないけど、メンバーの個性も、アルバムもとても良かっただけに残念。とても残念だった、ということを2023年末に書くことくらいは許してほしい。
'風の向きが変わって' by MONO NO AWARE (2023/07/07 MV公開)
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yurinasiaさん率いるjABBKLABのダンス動画でこの曲とバンドを知る。
身に沁みる歌詞と映像。
このMVもまたちょっとミスリードなところがあって、興味のある方は音だけ聴いてみてほしい。
'TRUMAN' by 礼賛 (2023/01/18 MV公開)
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天才だ。
"The Truman Show"が下敷きになっているけど、ところどころTraumaとかかっているのも上手い。
自分の肌を引っ掻いて傷を作ってそれが作品になっている凄み。
'Cheeky Cheeky' by Kawaguchi Yurina × ガンバレルーヤ (2023/02/13 Dance Oractice Fix Ver.公開)
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素敵なMVとどちらにしようか迷ったが、振付が楽しいこちらをチョイス。
よしこさんは令和の山田邦子になるかもしれない。
'Idol' performanced by Avantgardey (2023/09/20 映像公開)
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ニッポンの明るいオンネン。
Bメロのカットの仕方といい、モノマネ王座決定戦の正当なる後継者だ。
だからなのか、メチャ個性的なんだけど、オリジナルとしての評価がし難い・・・
'ロマンティック 浮かれモード' by 藤本美貴 (2002/09/04 リリース)
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最後はこの方の曲を。
ハロプロ25周年に合わせて、過去作MVが一挙公開。
きっと各方面のいろんな人が努力・協力してくれたお陰なのだろう。ありがたい限りだ。
以上、コメント漏れはご容赦。
明日から本戦に戻ります。
アジア対決(その2)から、後半戦スタートです。お楽しみに。