Bon Bon Boyband ! Man Man Manband !

海外Boyband/Manbandのニュースに簡単なコメントを添えたブログです。

<Manband列伝 (ver. '22)> 1971年生

Manband的に重要人物がひしめく1971年。もはやmanbandの年と言っても言い過ぎではない。

 

🇵🇷Ricky Martin (Menudo) (1971/12/24)


Ricky Martin - Tiburones (Official Video)

コロナ禍の前と後とで、表現できたことと表現できなくなったことの境界線は明らかに動いた。このRicky MartinのMVは、「前」に許された表現が、そのまま「後」へと奇妙なシンクロを起こしており、誠に興味深い。

今や世界的なGay IconになったRicky。MV終盤の男女入り乱れるシーン、痩せた筋肉を纏う彼が踊りもせず、群衆の中にただ彷徨うだけなのが印象的である。それにしてもいい声になったよねぇ。

 

🇺🇸Michael McCary (Boyz II Men) (1971/12/16)

 

🇭🇰Edmond Leung (Big Four) (1971/11/05)

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奇妙な車みたいなシルエットのグランドピアノを弾く梁漢文(Edmond Leung)。曲調はシンプルなバラード。香港の重鎮manbandに籍を置くピアノマンは、(髪色以外)デビュー当時と外見が全く変わらず若々しい。

 

🇺🇸Chris Kirkpatrick (*NSYNC, Sureshot) (1971/10/17)


Chris Kirkpatrick Talks with JC Chasez

変な髪型のJC Chasezに鋭く切り込んでいくChris Kirkpatrick(画面上)。そういえば、JC ChasezはGary Barlow (TAKE THAT)ともリモート共演してましたね

 

🇺🇸Kevin Richardson (Backstreet Boys) (1971/10/03)


Episode 5: Kevin | BSB 23 Chromosomes

この歳にして長髪でも短髪でもイケイケで、髭面でも顎ツルツルでもマジイケで、お澄まし顔もファニーフェイスでもサマになる、なかなか希少なビジュアル担当manband memberの筆頭格。なんなら下ネタトークも泣けるコメントもどんと来いで、精神的に不安定なメンバーを複数抱えるBSBにはなくてはならない兄貴分。

ただ、コーラスになると、お声がどこかへ溶けていってしまうのはご愛敬・・・Bass partって感じじゃないのよね。どう聴いても、Baritoneのソリストタイプ。

 

🇺🇸Marty Cintron (No Mercy) (1971/09/24) 

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Marty Cintron、Dubaiにてかつてのヒットメドレーのワンマンショー。

 

🇬🇧Jimmy Constable (911, Upper Street) (1971/09/21)


‘911’s’ Jimmy Constable and ‘5ive’s’ Scott Robinson On Their Bad Boy Past

向かって中央がJimmy Constable、左端がScott Robinson (5ive)。Jimmyが「5iveよりもワルじゃなかった」と水を向けると、Scottは「他のメンバーは外でやりたい放題だったみたいだが、俺は家でプレステやってたよ。なんで俺までワルなの?」と弁明。5ive結成時からの彼女が今の奥さんということだから、説得力はありそうだ。

 

🇯🇵Takashi Kato (Tokyo Ska Paradise Orchestra, guitar) (1971/09/20)


東京スカパラダイスオーケストラ加藤隆志、茂木欣一から志磨遼平へ「NO MUSIC, NO LIFE.」メイキング特別編

 

🇯🇵Masayuki Sakamoto (V6) (1971/7/24)


V6 / スーパーパワーで乗り越えろ! アドリブ6(50th Singleより)

 

🇺🇸Mr. Dalvin (Jodeci) (1971/7/23) 

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Jodeciの秘密兵器Mr. Dalvinもこのほど再始動。2021年末までに'She Bad''And I''Love U Down'とこの'Inseparable'の計4作のMVを投下してくれた。この'Inseparable'だけタイトルになぜか"Jodeci"が冠されていてアツい。

 

🇨🇭Urs Bühler (Il Divo) (1971/7/19)


Urs BÜHLER (Il Divo) Playing Piano Los Angeles 23-9-2020

オフの日のピアノとUrs Bühler。チームメイトCarlos Marineの逝去に当たっては、Carlosの(直近の)奥さんよりも長い期間を過ごしたというUrsの弔辞が公開されている。

 

🇯🇵Eiji Furukawa (Ninja) (1971/07/11)

 

🇺🇸Bobby Leslie (Guys Next Door) (1971/07/09)


The Guys Next Door "Bobby Can't Dance" (full episode)

冒頭のブロンドがBobby Leslie。ファンの方のブログによれば、GND終了後、彼だけが公の場に姿を見せていないとのこと。

 

🇬🇧Kelvin Grant (Musical Youth, guitar) (1971/07/09)

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Kelvin Grant (向かって左)、レゲエの歌姫Tiki Jadeとのコラボ。

 

🇳🇱Bastiaan Ragas (Caught In The Act) (1971/06/30)

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Caught In The Actのオランダ組Bastiaan Ragas。本作のFan edit版MVの冒頭にはちょっと驚かされた。コロナ禍で鬱憤が溜まっているのはどの国も同じらしい。

 

🇺🇸Nathan Morris (Boyz II Men) (1971/06/18)

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玄人はだしのDIY趣味を持つNathan Morris。自宅のガレージにてHarvey社製の集塵機を紹介。「Harveyからおカネはもらってないんだけどね」と言いつつその性能を絶賛。

 

🇺🇸JoJo (Jodeci) (1971/06/10)


JoJo Hailey - Special (Official Video)

兄のK-Ciと同時期にJoJoYouTubeチャンネルを開設。動画はこのMV一つきりだが、今後の発展に期待大。Jodeciくらいの大物が伸してくるようでないと2020年代のmanband界は味気ない。

 

🇺🇸Ariel Hernández (No Mercy) (1971/06/03)


No Mercy Interview September 27, 2007

Ariel Hernándezは向かって左か中央…のどちらか。

 

🇺🇸Gabriel Hernández (No Mercy) (1971/06/03)


Making of "Morena" - No Mercy Band / Marty Cintron

Gabriel Hernándezは…左右どっちか。Hernández twinは見分けがつかない。

 

🇺🇸Joey Kibble (Take 6) (1971/05/26)

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かつてのバンドメイトMervyn Warrenと。中央のボーカリストがJoey Kibbleで、奥のキーボードがMervynかな。

 

🇹🇼Julian Chen (Xiao Hu Dui) (1971/05/19) 

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台湾のmanband小虎隊出身、陳志朋(Julian Chen)。現在は中国で活躍中。思えば、この年齢でこんなに元気なMV出してる人は本邦では見当たらない。ライブもそつなくこなしているし

 

🇯🇵Norihito Kannami (Ya-en (vocal)) (1971/05/08) 

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🇰🇷Lee Ha-neul (DJ DOC) (1971/05/03)

www.youtube.com

 

🇯🇵Tetsuya Murakami (The Gospellers) (1971/04/24)


ゴスペラーズ - ひとり / THE FIRST TAKE

村上さん(中央)と言えばやはり「ひとり」。この"The First Take"の企画はライブ一発撮り、緊張感の中にも余裕が漂う。

 

🇯🇵Kaoru Kurosawa (The Gospellers) (1971/04/03) 

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八王子ご出身の黒沢さん。思わぬところで飯窪春菜さん(ex-モーニング娘。)の名前を聞けてほっこり。

 

🇬🇧John Hendy (East 17) (1971/03/26)


East 17: "Stay Another Day" LIVE performance, Halden, Norway

East 17、往年のヒット曲'Stay Another Day'をライブで熱唱。この時のラインナップは、main vocalがTony Mortimerと交代したてのRobbie Craig、backing vocalがTerry Coldwellとスキンヘッドの John Hendy。会場の作りからして、A1のライブと同じ所かな(年は違うみたいだけど)。

 

🇰🇷Kim Min-jong (The Blue) (1971/03/23)

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🇯🇵Ryohei Odai (Junretsu) (1971/02/23) 

www.youtube.com

Manband界の異種格闘技屋、純烈のヒゲ担当小田井さん。リーダーよりも年長さん。

 

🇬🇧Gary Barlow (TAKE THAT) (1971/01/20)


Shame | The Crooner Sessions #23 | Gary Barlow | #StayHome #WithMe

コロナ禍をおうちセッションへと読み替えた先駆者、Gary Barlowの"The Crooner Sessions"シリーズ。旧友Robbie Williamsともサラッと共演。しかもこの2人の雪解けの象徴の曲である'Shame'で。ちょうどリリースからほぼ10周年の日に。

俺はずっと、Gazはマンネリズムの人だと勘違いしていたから、このシンプルな共演には正直驚いた。もっと仰々しく大々的にRobとの共演を演出するものだと予想していたから。もしかしたら、今回のセッションのずっと前から、GazはGazなりにセルフイメージを崩したかったのかもしれない。

<Manband列伝 (ver. '22)> 1970年生

🇯🇵Toshinori Kanda (Hanjuku-tai) (1970/12/27)

 

🇺🇸Delious Kennedy (All-4-One) (1970/12/21)


ALL-4-ONE 25th Anniversary Tour - Unplugged - : LIVE @ COTTON CLUB JAPAN (Jul.4,2018)

All-4-One、最近日本に来ていたんですね。フロントマンのDeliousは向かって左端。

 

🇷🇺Vladimir Politov (Na Na) (1970/12/06)

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ロシアのmanband、Na NaのメンバーVladimir Politovの近影。

 

🇯🇵Shigeru Johshima (TOKIO) (1970/11/17)


Smile Up ! Project ~リーダーが除菌剤を作ってみた~ 城島 茂

TOKIO独立後、取締役社長に就任した城島さん。彼らを模範に(紐付きであろうと)アイドル独立の動きが高まれば嬉しい。

ちなみに韓国には既にLabel SJ (SM Entertainment内のSuperJuniorのレーベル)という先例があったりする。

 

🇯🇵Hiroyuki Satoh (Hikaru-Genji) (1970/11/02)


あの、伝説スーパーアイドル・凱旋LIVE【もと光G】2017-10-07

 

🇹🇼Nicky Wu (Xiao Hu Dui) (1970/10/31)


[20160320] 吴奇隆刘诗诗婚礼 - 迎亲三分钟版 Nicky Wu Liu ShiShi Wedding Welcoming the Bride

台湾のboyband、小虎隊(Xiao Hu Dui)出身の吳奇隆(Nicky Wu)、wedding photo sessionに臨む。お相手はドラマ"Scarlet Heart"で共演した北京出身の刘诗诗(Cecilia Liu)。16歳差という年の差婚。

 

🇬🇧Tony Mortimer (East 17) (1970/10/21)


East 17's Tony Mortimer On a Possible Reunion | This Morning

一度は離脱したものの、East 17の再結成を匂わせるTony Mortimer。

 

🇯🇵Kotaro (Bakumatsu-Juku) (1970/10/06)


鼓太郎さんからのメッセージです。

グループ最年少の鼓太郎さん。

 

🇩🇪Martin Scholz (Touché) (1970/10/03) 

www.youtube.com

Martin Scholzについては下のLee Baxter (Caught In The Act) の項を参照。同い年で仲がいいのかな。曲調も似ている。

 

🇺🇸Bruce Williamson Jr. (The Temptations) (1970/09/28)


Bruce Williamson Jr. " Big Sexy"

 

🇺🇸Mark Calderon (Color Me Badd) (1970/09/27)


Singer Pushed On Stage By Bandmate: ‘I’m Done’

 

🇯🇵Kazumi Morohoshi (Hikaru-Genji) (1970/8/12) 

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かーくん50歳。ワイキキ沖でインタビュー。飛び入りゲストがBruce Shimabukuro氏(Jakeの実弟)だったり超豪華。

ニューヨークからハワイに移住した直後にコロナ禍に見舞われる。ハワイ(米国の第50州)と自らの年齢とをかけて"Hawaii 50"というコンサートを企画していたんだとか。

 

🇺🇸Eddie Garcia (Guys Next Door) (1970/08/11)


Guys Next Door - I Was Made For You

冒頭から登場するのがEddie Garcia 。

 

🇺🇸Sam Watters (Color Me Badd) (1970/07/23)


Sam Watters Honesty With Self

グループを早期に離脱したSam Watters。その後、Leona Lewis、Kelly Clarcson、Westlifeのプロデュースで名を馳せる。

 

🇺🇸Patrick J. Dancy (Guys Next Door) (1970/07/18)

 Guys Next Door唯一のアフリカ系アメリカ人Patrick J. Dancy。ブロンドヘアを披露。

 

🇬🇧Lee Baxter (Caught In The Act) (1970/07/16) 

www.youtube.com

Caught In The ActのオリジナルUKメンバーであるLee Baxter。近作はその名も'Boyband'。彼の語るところによると、元々は98°に書いた曲で、Martin Scholz (Touché)との共作なのだそう。Leeの様々な個人的体験(つい最近まで続いたストーカー被害など)を織り交ぜながら完成したMVは、本人が語るようにどこかStanley Kubrick映画の味わいも。

 

🇬🇧Jason Orange (TAKE THAT) (1970/07/10) 

www.youtube.com

メンバーも感知できないトコへと本格的に旅立ってしまったらしいJason Orange氏。Robbie WilliamsはJay追跡の為に探偵を雇いたいくらいだとか。これが数年後、冗談ではな・・・くはならないことを願う。この映像は、TT3のOdyssey Tourでも一瞬流れてました、Jayの数少ないリード曲の一つ、'Wooden Boat'。

 

🇵🇷Robi Draco Rosa (Menudo) (1970/06/26)


Draco Rosa - Que Se Joda el Dolor (Official Video)

プロデューサー業と並行して"Draco Rosa"名義で活動しているRobi Draco Rosa。かつての同僚Ricky Martinの大ヒット曲'Livin' la Vida Loca'(2000)では作詞作曲とプロデュースでGrammy nomination。時を経て2014年には、自らのアルバム"Vida"で見事Grammy獲得。江戸の仇を長崎で、みたいな話。

 

🇺🇸Jordan Knight (New Kids On The Block) (1970/05/17)


Jordan Knight - Hard & Still Sounds Good - Blockhead Ball - NKOTB Cruise 2017

一時期は調子を崩していたJordan Knightさんであったが、ここ10年ほどのグループ活動を見るにつけ、ソロよりもこっちの方が楽しそうである。後ろのファンの女性が、Jordanの蝶ネクタイを握り締めたまま手を楽しそうに鳴らしているのが何とも微笑ましい。

 

🇬🇧Lee Murray (Let Loose) (1970/05/14)


PAINT IT IN GOLD LET LOOSE

Lee Murrayは 向かって左の黒ネクタイ。

 

🇯🇵Kazuhiro Narui (Ya-en (dancer)) (1970/05/10)

 

🇵🇷Roy Rosselló (Menudo) (1970/05/01)


ROY ROSSELLÓ (MENUDO) - ECHA PA CÁ (CLIPE OFFICIAL) - JAM Produções

 

🇺🇸Ray Reyes (Menudo, Proyecto M, El Reencuentro) (1970/03/13)


Ray Reyes León en Brasil entrevistado por Jota Abussafi -Julio 2017

向かって右がRay Reyes Leon。Ricky Martinの一年先輩で、上のRoy Rossellóとは同期。RoyがMenudoの地元プエルトリコ出身なのに対し、Rayの出身は米国。生まれてすぐにプエルトリコに渡ったそうな。

 

🇯🇵Nobuhide Takagi (Ninja) (1970/03/11)


極道おとこ塾 予告編

サムネイル奥、紫色のスカジャンが高木さん。こりゃ惚れるわ。こういう凛々しいお顔のアイドルって近頃めっきり減ってしまった。

 

🇰🇷Son Ji-chang (The Blue) (1970/02/20)


The Blue - Feeling Only You(feat.Soo-young, Tiffany), 더 블루 - 너만을 느끼며

2009年The Blue再結成時の映像。このお二人、お顔が似ていてどっちがどっちかわからない。孫志昌はおそらく向かって右の黒ベストかな。

 

🇯🇵Nobutoshi Nakamura (CHA-CHA) (1970/02/09)


「あめつちのはじめ」 雲龍 UNRYU × KNOB 2019.7.28

ジャニーズ退所後はオーストラリアに渡り、現在はディジリドゥ奏者の中村さん(向かって左)。

<2021年ピックアップ Boyband vs. Manband> 2021年まとめ セットリスト

2021年Boyband vs. Manband セットリスト 

 

【前半戦】

<1st Round> (12/17)

先攻→manband

'Atlantis' by SHINee (2021/04/16 映像公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→boyband

'Born To Be Wild' by JO1 (2021/04/15 映像公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

 <2nd Round> (12/18)

先攻→boyband

'Commotion' by Bars and Melody (2021/07/09 MV公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→manband

'Motion' by Luke Hemmings (5 Seconds of Summer) (2021/07/29 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

 <3rd Round> (12/19)

先攻→manband

'Starlight' by Westlife (in BBC Strictly 2021) (2021/10/18 動画公開)

www.youtube.com

 

 

 

後攻→boyband

'Scared of Love' by MiC LOWRY (2021/03/29 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

 <4th Round> (12/20)

先攻→boyband

'Alla Ba OUFF' by Omar Rudberg (FO&O) (2021/05/07 MV公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→manband

'VIBEZ' by ZAYN (One Direction) (2021/01/09 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

 <5th Round> (12/21)

先攻→manband

'Annalie' by Hanson (2021/05/13 MV公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→boyband

'More and More' by Princes to Kings (2021/11/27 MV 公開)  

www.youtube.com

 

 

 

 

 <6th Round> (12/22)

先攻→boyband

'The Storm Center' by INTO1 (2021/08/17 MV公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→manband 

'Rose Tinted' by The Overtones (2021/06/26 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

 <7th Round> (12/23)

先攻→manband

'Leave the Door Open' by Silk Sonic (2021/03/05 MV公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→boyband

'Butter' by BTS (2021/05/24 映像公開)

www.youtube.com

 

 

【Half Time Show】(略)

 

 

 【後半戦】

 <8th Round> (12/25)

先攻→manband

'Dream on the street' by DA PUMP (2021/03/29 映像公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→boyband

'Stars' by PrettyMuch (2021/01/22 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

 <9th Round> (12/26)

先攻→boyband

'No Rest For The Good Life' by F.E.A.T.S (2021/06/14 MV公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→manband 

'Boyband' by Lee Baxter (Caught In The Act) (2021/05/21 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

 <10th Round> (12/27)

先攻→manband

'Eternal Love' by JLS (2021/09/11 MV公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→boyband 

'Love Back' by Why Don't We (2021/11/03 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

 <11th Round> (12/28)

先攻→boyband

'Rule the World' by The Wanted (2021/10/14 MV公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→manband 

'Enough Is Enough' by Gary Barlow (TAKE THAT) & Beverley Knight (2021/03/13 映像公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

 <12th Round> (12/29)

先攻→manband

'バレる!' by Creepy Nuts (2021/06/01 MV公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→boyband

'DON'T SHOOT UP THE PARTY' by BROCKHAMPTON (2021/06/03 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

 <13th Round> (12/30)

先攻→boyband

'Would You' by The Vamps (2021/04/05 MV公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→manband

'Broken Humans' by Human Nature, Guy Sebastian (2021/05/21 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

 <14th Round:大トリ> (12/31)

先攻→manband 

'Where Do You Wanna Go' by 98º (2021/07/14 MV公開)

www.youtube.com

 

 

後攻→boyband

'Toa la Noche' by CNCO (2021/08/05 MV公開)

www.youtube.com

 

<2021年ピックアップBoyband vs. Manband> 2021年総評 ~活況のアジアと癒えつつある欧米~

明けましておめでとうございます。つい昨日までまとめていた、2021年ピックアップの総評です。

以下は2021年末のセットリスト。カッコ内はグループ年数(結成年基準の数え年)です。

 

    Boyband Manband
前半戦 1st round
(12/17)
🇯🇵JO1 (2)
'Born To Be Wild'
🇰🇷SHINee (14)
'Atlantis'
2nd round
(12/18)
🇬🇧Bars and Melody (8)
'Commotion'
🇦🇺Luke Hemmings (5 Seconds of Summer) (11)
'Motion'
3rd round
(12/19)
🇬🇧MiC LOWRY (11)
'Scared of Love'
🇮🇪Westlife (24)
'Starlight'
4th round
(12/20)
🇸🇪Omar Rudberg (FO&O) (9)
'Alla Ba OUFF'
🇬🇧ZAYN (One Direction) (12)
'VIBEZ'
5th round
(12/21)
🇬🇧Princes to Kings (6)
'More and More'
🇺🇸Hanson (30)
'Annalie'
6th round
(12/22)
🇨🇳INTO1 (1)
'We Are The Future'
🇬🇧The Overtones (12)
'Rose Tinted'
7th round
(12/23)
🇰🇷BTS (9)
'Butter'
🇺🇸Silk Sonic (2)
'Leave the Door Open'
Half Time
(12/24)

Out of the BlueMarshmello x Jonas BrothersDuran Duran feat. CHAIイモ欽トリオNORD東京力車ゴールデンボンバー, NORAZO2PM, SEVENTEENDa-iCE, LeadAJ McLean (Backstreet Boys)V6, Daft Punk, McFly, AJR, On The OutsideVOYZ BOY, OWV, Emblem 3, Rak-Su, 原因は自分にある。, GENERATIONS from EXILE TRIBE, 弁当少年団Twenty One PilotsThe Driver EraマハラージャンSan Salvadorモーニング娘。

後半戦 8th round
(12/25)
🇺🇸PRETTYMUCH (6)
'Stars'
🇯🇵DA PUMP (26)
'Dream on the street'
9th round
(12/26)
🇬🇧F.E.A.T.S (2)
'No Rest For The Good Life'
🇬🇧Lee Baxter (Caught In The Act) (30)
'Boyband'
10th round
(12/27)
🇺🇸Why Don't We (6)
'Love Back'
🇬🇧JLS (16)
'Eternal Love'
11th round
(12/28)
🇬🇧The Wanted (13)
'Rule the World'
🇬🇧Gary Barlow (TAKE THAT) & Beverley Knight (32)
'Enough Is Enough'
12th round
(12/29)
🇺🇸BROCKHAMPTON (12)
'DON'T SHOOT UP THE PARTY'
🇯🇵Creepy Nuts (9)
'バレる!'
13th round
(12/30)
🇬🇧The Vamps (10)
'Would You'
🇦🇺Human Nature, Guy Sebastian (32)
'Broken Humans'
14th round
(12/31)
🇺🇸CNCO (7)
'Toa la Noche'
🇺🇸98º (26)
'Where Do You Wanna Go'

 

<出場者データ(本戦のみ。カッコ内は2020年データ。)>

全出場グループ:28 (28)

参加国:8(🇯🇵🇬🇧🇺🇸🇰🇷🇦🇺🇮🇪🇨🇳🇸🇪)(7) 

 内訳:🇯🇵3 (3)、🇬🇧11 (7)、🇺🇸7 (10)、🇰🇷2 (3)、🇦🇺2 (2)、🇮🇪1 (2)、🇨🇳1 (0)、🇸🇪1 (0)

団体:23 (21)

個人*1:5 (Luke Hemmings, Omar Rudberg, ZAYN, Lee Baxter, Gary Barlow) (7)

オリジナル:28 (25)

カバー:0 (3)

2021年リリース*2:27 (24)

2020年以前リリース:1 (Gary Barlow) (4) 

 

Manband結成年最長:Gary Barlow (TAKE THAT), Human Nature (32)

Manband結成年最短:Silk Sonic (2)

Boyband結成年最長:The Wanted (13)

Boyband結成年最短:INTO1 (1)

 

Manband最年長:Lee Baxter (Caught In The Act, 1970年生)

Manband最年少:Luke Hemmings (5 Seconds of Summer, 1996年生)

Boyband最年長:Tom Parker (The Wanted, 1988年生)

Boyband最年少:Zac Pile (Princes to Kings、2005年生)

 

<2020-2021 IN & OUT>

Manband

IN→SHINee, Luke Hemmings (5 Seconds of Summer)*3, ZAYN (One Direction)*4, Hanson, The Overtones, Silk Sonic, DA PUMP, Lee Baxter (Caught In The Act), Creepy Nuts, Human Nature, 98 Degrees

OUT→Justin Timberlake (*NSYNC), Lee Ryan (Blue), K-Ci Hailey (Jodeci), Boyzlife, SUPER JUNIOR, w-inds., Take 6, Jonas Brothers, OK Go, McFly, New Kids On The Block

Boyband

IN→ Bars and Melody, MiC LOWRY, Omar Rudberg (FO&O), INTO1, PRETTYMUCH, F.E.A.T.S, The Wanted, BROCKHAMPTON, The Vamps

OUT→NCT 127,  Jack Gilinsky (Jack & Jack), 原因は自分にある。,  Jack Duff (RoadTrip), AJR, Harry Styles (One Direction)*5, New Hope Club, Il Volo, 5 Seconds of Summer*6

 

<4年連続選出 (2018~2021)>

Manband

TAKE THAT

'Out Of Our Heads' (2018)

'Gold' by Robbie Williams (2019)

'When I Say Goodbye' by Gary Barlow (2020)

'Enough Is Enough' by Gary Barlow & Beverley Knight (2021)

 

One Direction

'On The Loose' by Niall Horan (2018)

'Two of Us' by Louis Tomlinson (2019)

'Watermelon Sugar' by Harry Styles (2020)

'VIBEZ' by ZAYN (2021)

 

5 Seconds of Summer

'Youngblood' (2018)

'Teeth' (2019)

'Wildflower' (2020)

'Motion' by Luke Hemmings (2021)

 

Boyband

BTS

'Fake Love' (2018)

'작은 것들을 위한 시 (Boy With Luv)' (2019)

'Dynamite' (2020)

'Butter' (2021)

 

CNCO

'Se Vuelve Loca' (2018)

'Me Necesita' by PRETTYMUCH & CNCO (2019)

'Honey Boo' by CNCO & Natti Natasha (2020)

'Toa la Noche' (2021)

 

Princes to Kings

'Here We Go Again' (2018)

'Break It Down' (2019)

'Us' (2020)

'More and More' (2021)

 

Why Don't We

'Talk' (2018)

'I Don't Belong In This Club' by Why Don't We & Macklemore (2019)

'Chills' (2020)

'Love Back' (2021)

 

昨年からManbandは11枠、Boybandは9枠も入れ替わった2021年。年末まとめは例年よりも対決テーマを明確にして選出・選曲しました。

 

Boyband

一発採用だったのはJO1 Omar Rudberg (FO&O) BTS PRETTYMUCHINTO1は曲やダンスの完成度が気になったけど、時限グループということもあり、今年取り上げるべきだろうと思い選びました。「アジア3枠あっという間に埋まってしまった・・・2021年もやはりアジアか・・・」と呆然としていたところ、8月にCNCOが浮上、11月にWhy Don't Weが滑り込んできたところで腹が決まる。「前半にアジア3枠、後半に米国3枠を配置して、2021年のboyband界を俯瞰してみよう」と。この6枠とも、自分の中では美味しい出番に配置しています。ちなみにOmar Rudbergはこの記事をまとめている最中に目が行き、そのまま即採用。引き続き要注目です。

最後まで迷ったのはThe WantedThe Vamps。特に後者は2019年に大変残念な思いをしたのでなんだかなぁ枠だったのですが、メンバーそれぞれを追ったビデオシリーズ"The Vamps Cherry Blossom UK Tour documentary"の出来が良かったので選出しました。映像や写真で見るととても雰囲気があるバンドなんだよね。

次点はGENERATIONS from EXILE TRIBE。アジア枠に余裕があれば選んでいたかも。曲もMVもまんまBTSなんだけど、ようやくLDHK-POPに挑戦する覚悟ができたんだなと、その心意気を買う一作。K-POP boybandで漏れてしまった良作もたくさん。でも、アジア枠は3枠までと決めてるから・・・切ない。

お休み枠はNew Hope Clubくらいかな。今年を境にmanband枠へ繰り上げたのもいくつかあるから、以下でまとめましょう。

 

Manband

こちらの本戦即採用は・・・ほぼ全枠かもしれない。特にSHINeeは絶対にトップバッター、DA PUMPは後半戦のトップバッターに即決定。どちらも、ダンスをしっかり極めつつ、歌も大事にしている稀有なバンドです。彼ら2組の活躍が無ければ2021年末まとめは無かったであろう。

98ºはMVリリース直後から大トリに決めていました。2021年は、前年と比べて米英の採用組数が逆転してしまった(2020年:🇺🇸 10組、🇬🇧 7組 → 2021年:🇺🇸 7組 、🇬🇧 11組)。大御所のJustin Timberlake (*NSYNC)Backstreet BoysNew Kids On The Blockからの新曲リリースが無く、中堅どころのJonas BrothersOmarion (B2K)もそこまでパッとしない。そんな米国組の停滞感を98ºが見事に埋めてくれた。こんな風に、数年に一度でいいから新曲出してください。98ºの皆さん、頼みますよ。

あと、この年末まとめを牽引してくれたバンドとしてはCreepy Nuts も忘れがたい。年始にCMで流れていたリリックがどうしても頭から離れず、リストに一番乗り。勇気づけられる一曲です。

次点はたくさんあり過ぎて・・・特にw-inds.は良い意味で殺気立っていて、非常にパフォーマンスの精度が高い。2021年はDA PUMPの年だったから次の年こそ。

 

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総評は表題通り。とにかくアジア、特に韓国が強かった。中国もぐいぐい来ている。日本はもう飲み込まれていて息もできない。下半期はコロナ禍がひと段落したせいか、徐々に欧米、とりわけ欧州が活気付いてきた。いい傾向だ。

欧米のboybandって個人営業が多いからだろうか、配信ライブ主体になると何故か出遅れる。一方、K-POP界隈は必ず企業(HYBEの躍進は記憶に新しい)が絡み、組織力で解決するからとにかく話が早い。SNSで矢継ぎ早に情報を発信・拡散、ファンの囲い込みに成功している。

この潮目が変わるのはいつだろう・・・そのメルクマールはおそらくBTSに生じる何らかの変化だとは思うけど、今のところ彼らは隙が無い。その流行の境目を窺っているのが、One Direction御一行と、しつこくて申し訳ないがBIGBANGだと予想する。前者は何度も噂が囁かれているが、BTSの動向次第でいつでも再結成の準備は整っているだろう。後者はほぼ全くニュースが聞こえてこないけど、それが逆に不気味で、確かにマンネがあんなことになったから動きにくかろうが、ジヨン(G DRAGON)辺りは再始動したくてモゾモゾしてるんじゃないかな。

正直、2021年の夏頃までは、「もう2021年末まとめは無理だろう」と思っていた。アジア枠はパンッパンで満員御礼なのに、欧米枠はなかなか決め手がなかったから・・・2022年は迷わずお薦めできる楽曲が増えるといいな、と思った次第。

まとめは以上です。今年もよろしく。

*1:ソロ活動含む

*2:The Vampsはシングルカットが2021年のためこちらにカウント

*3:Boyband枠からの昇格

*4:同上

*5:Manband枠へ昇格

*6:同上

<2021年ピックアップ Boyband vs. Manband> 千穐楽は'Where Do You Wanna Go' by 98º vs. 'Toa la Noche' by CNCO!

2021年ピックアップ、本日大晦日が最終日。

 

 

 

 

12/17から始まった本企画、あなたの推しはもう登場しましたか?それともまだ?

 

 

 

 

泣いても笑っても2021年はあと残りわずか。そのわずかな時間で、こちらの2組に今年を締めていただきましょう。

 

 

 

 

先攻manbandは、年末まとめ初登場にして堂々のトリ前!や〜〜〜、正直、待ちくたびれました。

 

 

 

不意の新曲リリースでファンを驚かせた大御所4人組!

 

 

 

 

'Where Do You Wanna Go' by 98º (2021/07/14 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

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98ºメモ

ヒトの体温をグループ名に冠するコーラス主体の熟練manband。前世紀末に生じた空前のboyband boomを大いに盛り上げた。往年のムッキムキな肉体美も見どころの一つ。

かつては州知事にも立候補、manband界には珍しい政治意識高めのbass singer、Justin Jeffre (1973年生)

めっちゃマッチョなリーダー、一時期なぜかMen of the Stripにも出演していた高音担当Jeff Timmons (1973年生)

90年代セックス・シンボルの一人として君臨、98ºの顔 Nick Lachey (1973年生)

偉大な兄の影に隠れがちだがリードを取ることも多い末っ子Drew Lachey (1976年生)

いつも仲良しでライブも頻繁に開催、しかし新曲をなかなかリリースしなかったベテランたち。この曲を機にアルバムなんか作ってくれた日には天にも昇る心地。

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聴くたびにいつも感心するのは98ºサウンドの暖かさ。もう、ヘソから下にジンジン来る。

 

 

 

 

寒い季節にぴったり、かつ輝きを失わないコーラスに感謝、感謝です。

 

 

 

  

さて、2021年ピックアップ、大トリはこのboyband

 

 

 

 

デビューから苦楽を共にしてきた仲間が離脱し、4人で再出発。眩しすぎる少年期をとっくに脱し、彼らが進む途とは?

 

 

 

 

'Toa la Noche' by CNCO (2021/08/05 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

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CNCOメモ

オーディション番組"La Banda"にて激戦を勝ち抜いた、ルックス・スキル・パーソナリティ全てにおいて百点満点のラテン男子たち。One Direction直系の、コーラス重視でダンス軽めのパフォーマンスは、それとは真逆のK-POP boybandたちの良きcounter partになっている。

前髪をサイドに撫で付けてクールに、チーム最年長のブロンドChristopher Vélez (1995年生)

グループ随一の肉体派、コーンロウも美しいRichard Camacho (1997年生)

ガタイの良さと繊細なボーカル、髪色は黒に戻したZabdiel De Jesús (1997年生)

Joelの脱退で存在感が増す、本作でも出番の多い末っ子Erick Brian Colón (2001年生)

そして、今年で脱退、Joel Pimentel 改めJoel DELEŌN (1999年生)

一人脱退でグループ名"CNCO" (スペイン語で"5"が由来)はどうするの?と山ほどインタビューで問われたこの一年。しっかり爛熟したビジュアルと、精緻なコーラスワークとのギャップは、まだまだファンを楽しませてくれそうだ。

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CNCOのチェックポイントの1つはファッション。ライブ映像とか観ていても、およそK-POP boybandは袖を通さないであろう歌舞いたセットアップとか粋に着こなしている。

 

 

 

 

もう1つ挙げるとするならサビのコーラス。ライブでもちゃんと全員マイクに息を通してる。K-POP boybandはソロリレーになりがちだが、CNCOはその点抜かりない。

 

 

 

ご存知の通り、K-POP隆盛の昨今、欧米系boybandは苦境に立たされている。なんとか巻き返してほしい、そのような願いを込めて、CNCOに大トリを託しました。

 

 

 

2021年ピックアップこれにて終演。良いお年を。

<2021年ピックアップ Boyband vs. Manband> 13日めは'Would You' by The Vamps vs. 'Broken Humans' by Human Nature, Guy Sebastian!

2021年ピックアップ、いよいよ大詰めの13日め。

 

 

 

 

残すところあと2日。ご紹介するboybandとmanbandもそれぞれ2組ずつ。

 

 

 

 

本日の先攻boybandは、年末まとめ初登場、他を圧倒するビジュアルセンスときめ細かなサウンドで英国のboyband sceneを牽引する4人組!

 

 

 

 

'Would You' by The Vamps (2021/04/05 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

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The Vamps メモ

BustedMcFlyから英国rock boybandの系譜を引き継ぎつつ、それらとは別格の華やかなビジュアルを誇る4 piece boyband。デビュー当時のヤンチャな溌剌さを脱ぎ捨てて、近年は独自のメロウな雰囲気がクセになる聴き心地。その影響は直系の後輩New Hope Clubにも及ぶ。

故郷での凱旋ツアーの後に結婚、メンバー唯一の所帯持ちJames Brittain-McVey (lead guitars, 1993年生)

ツアー当日に髪染めちゃう、ロンドンっ子のTristan Evans (drums, 1994年生)

待ちに待った念願のツアー、そこに集うファンたちの人生を思いやる麗しきフロントマンBrad Simpson  (vocal, 1995年生)

故郷Glasgowではお祖父ちゃんもライブに参戦、来年はDancing On Iceにも参加のConnor Ball (bass gutars, 1996年生)

コロナ禍が鎮まりつつある時期を見計らってアルバムツアーを敢行。苦しい時期をくぐり抜けた彼らの結束力は固く、結成10周年を無事に迎えられそうだ。

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本作は、2020年秋にリリースされた5th "Cherry Blossom"より4枚目のシングル・カット。

 

 

 

薄暗い、影の演出が巧みなMV。メンバーの成長に合わせて落ち着いた雰囲気へとシフトチェンジ。

 

 

 

 

後攻manbandは、こちらも影と光の演出が美しいMVを届けてくれた4人組。

 

 

 

 

地元オーストラリア出身のGuy Sebastianとのコラボ曲です。

 

 

 

 

'Broken Humans' by Human Nature, Guy Sebastian (2021/05/21 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

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Human Nature メモ

知られざるboyband原産地オーストラリア、その最古参にして途切れることなく現役続行中の4人組。歌ってよし踊ってよし、アカペラよしオールディーズよし、作曲編曲お手のものの器用な長寿バンド。

グループを支えるagressiveなbass part、その素顔は双子にかかりきりの子煩悩パパ、Toby Allen (1973年生)。

こぶしの効いたBaritoneが持ち味のPhil Burton (1974年生)。

本作にてリードを取るTenor、Andrew Tierney (1974年生)。

Guy Sebastianパートのハモリも担当、永遠の弟分Michael Tierney (1974年生)。

長らく本拠地としていた米国を去って故郷で仕切り直すベテランたち。流行に流されず、味のあるオリジナル曲を生み出し続ける。

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"Human Nature"が"Broken Human"を歌う、というのは、やはり色々示唆的なのであって。

 

 

 

米国生活を断念して故郷に引き揚げてきたことは、止むを得ない時勢であったとはいえ、少なからず彼らのキャリアに影を落とすものだったんだな・・・

 

 

 

本作は、それでも前を向くというHuman Natureの決意表明、と理解した。

 

 

 

 

以上、本日の対決テーマは「影」でした。

 

 

 

 

明日はいよいよ千穐楽。果たしてどのバンドがラストを飾るのか、お楽しみに。

<2021年ピックアップ Boyband vs. Manband> 12日めは'バレる!' by Creepy Nuts vs. 'DON'T SHOOT UP THE PARTY' by BROCKHAMPTON!

2021年ピックアップ、本日12日めは、hip-hop band同士の対決です。

 

 

 

 

先攻manbandは、本ブログ初登場、1MC-1DJのミニマルな構成でデカい世界観の2人組。

 

 

 

 

畳み掛けるリリックと端正なサウンドで時勢を斬りまくる!

 

 

 

 

'バレる!' by Creepy Nuts (2021/06/01 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

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Creepy Nuts メモ

2015年結成。一人はラッパーとして、もう一人はDJとして、いずれも頭角を表し始めていた者たちの出会いが、思いがけないフロウの奔流となって聴く者の頭の中をくすぐり続ける。

DJで世界一まで昇りつめた後、近年は俳優や執筆業にも力を入れる鬼才、DJ松永 (1990年生)

フリースタイルダンジョン」で名声を不動のものにしたR-指定(1991年生)

年始に某番組のテーマソングに起用された本作。自尊心と虚栄心の狭間で揺れ動く「天才」を見事に描いた。

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1番と2番の歌詞を対比して丁寧に分けて書いてくれているけれど、本作がコワいのは、これら2つの歌詞がほぼ同時に現実化し得るところだと思う。

 

 

 

 

「マジか・・・自分の才能が怖い・・・」なんて悦に入ってまとめたパワポで、30分後の会議にて吊し上げに遭うなんて経験無い?俺は何度もあるよ。身につまされ過ぎて泣けてしまう。

 

 

 

 

"勝ち逃げできない"のはboybandの世界も一緒なんだよね。ひとまずの処方箋は「何事も謙虚にやり過ごす」ことだろうか。

 

 

 

 

さぁ、後攻boybandは、コロナ禍もなんのその、男だらけの共同生活で曲を量産し続けるhip-hop factory!

 

 

 

 

サムネイルからして強烈・凶悪。閲覧は自己責任でお願いしますね。

 

 

 

 

【閲覧注意】

'DON'T SHOOT UP THE PARTY' by BROCKHAMPTON (2021/06/03 MV公開)

www.youtube.com

 

 

 

 

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BROCKHAMPTONメモ

Kanye West(現Ye)のファンらがオンライン上に集い結成したhip-hop集団。野郎だらけ、総勢なんと14名・・・・から色々変動あって今は何名なんだろう。リーダーKevin Abstract(1996年生)以下6名のボーカルを核として、プロデューサーやクリエイティブディレクターが脇を固めている。

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顔写真の順番は、Kevin Abstract→Matt Champion→Kevin→Joba→Kevin。モーフィングで繋いでいく顔の隙間に、誰かの皺やら、シミ・汚れやら、自傷跡やら、なんやらかんやらが花火のように咲いては散る。

 

 

 

大サビの銃声で思い出すのが、The MDNA Tour by Madonna (2012年)の'Nobody Knows Me'.ダンサーがslack lineを軽々とこなす背景にMadonnaの顔のこれまた強烈なコラージュ。

 

 

 

 

BROCKHAMPTONもこれに似ている。が、ちょっとMadonna超えたなと思わせるのは、(おそらく)全て本人たちの写真のモーフィングの筈なのに、写真によって、被害者のような、指名手配中の容疑者のような、化け物のような、落書きのような、行方不明者のような、アニメキャラクターのような・・・・様々な「顔」が出現するところ。

 

 

 

 

それでいて、音楽がそれほどhip-hop寄りでもなく、最近の彼らの傾向かpops要素多めにしてくれているのでとても聴きやすい。意外にスルメ曲。

 

 

 

 

以上、本日の対決テーマは「顔」でした。明日もお楽しみに。